メタラーのヘッドホンブログ

うちも含めレビュアーなんてクソですよクソ。

強烈に簡易レビュー

久しぶりに店頭試聴レポと雑記 Technics EAH-AZ100とDITA Mecha

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最近色々なやる気の低下やにより更新が滞っており申し訳ありません。本当昨年から職場が変わって収入面では有利になったものの、余暇的な時間がかなり減って割と疲弊しながらも、やっと少し慣れてきた感じです(苦笑)
写真は年末に大洗から苫小牧までフェリーで旅行した時の写真です。ここ数年フェリーでの旅行にハマっています。フェリーでの移動は移動中自体がレジャーとなり、非日常感のある大海原の景色を眺めながらゆったりと過ごせておススメです。

せっかくEAH-AZ100を試聴してきたので、久しぶりに試聴した感想のレポを書きたいと思います。てか前はイベントがあるごとに必ずこういう記事を書いていたのに、前回やったのが3年前だったことに自分でも驚いています。もう書き方も忘れてるわ、、、w

毎回のことですが、あくまで試聴、しかも短時間かつイベント会場の騒音下での試聴ということで、基本的にアテにならない物と思って見てください。
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Technics EAH-AZ100 参考価格 3万9600円  販売サイト 
端的に言えば「ノイキャンは100点、音質はAZ80の延長線のものを期待するとかなり?」って印象でした。音の傾向としてはAZ80とはかなり別物でAZ80みたいなスッキリ伸びやかな高音域みたいな音を期待するとかなり裏切られる印象です。AZ80より大分低音域が強くなり、全体的に力感のハッキリとした音になり、全体的にノリの良い音になっている印象でした。ただ、低音域を増やしたのは良いものの、全体的な解像度はAZ80より劣っている印象が強くスピード感のある音源では低音域の分離性能に限界を感じましたし、何よりAZ80で非常に好印象だった高音域の非常に明瞭で抜けの良い透き通った気持ち良さが無くなっていて、少し曇った音になっている印象だったのが残念でしたね。
勿論この試聴機は出したばかりでエージングも足りていないと思いますし、試聴という短時間のチェックであまり確定的なことを言うべきではないことは理解しているのですが、それでもAZ80は出たばかりの試聴機でももっと明瞭な綺麗な音を出していたので、聴けば聴くほど「んーー期待していた方向とかなり違う」と首を傾げてしまいました。ノイズキャンセルの性能は素晴らしく、それだけで欲しいと思えるくらいの静寂さを感じられましたし、音もあくまでAZ80との比較での話であり同価格帯で特別悪いとも思わないのですが、少し事前情報で期待値を上げすぎたかなというのは本音です。AZ80の正当進化みたいな音を期待しているのですあれば、無試聴で買うのはやめておいたほうがいいと思います。



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DITA  Mecha 参考価格 15万8千円 販売サイト 
DITAのダイナミック1発構成イヤホンの新作ですね。最近のDItaはデザインが高級路線で落ち着いた色合いのものが多い印象でしたが、今回の製品は結構奇抜な露骨に金属金属している筐体となっています。音の印象としては「かなりクセは強いけど、個性が気に入ればとても良い」という印象でした。音の傾向としては金属的なわかりやすいドンシャリ傾向で、良い意味で昔のオーディオテクニカのチタンを筐体に使ったイヤホンやヘッドホンのような音をソリッドに輪郭を際立たせた上で、高音域のシンバル帯域に金属的な響きによるシャリつく感じが乗る感じを、現代の高解像度にまとめたような音。ハッキリいってドンシャリ傾向強めだし、金属的でピーキーな音が乗るため刺さりとか気にする人には合わないだろうし人はしっかり選ぶイヤホンだと思いますが、最近はクセの少ない万能タイプな鳴り方の高級機が多い中、こういう尖った個性を持った音は個人的にはかなり好印象でした。スラッシュメタルとかを頭振りながら聴きたい人におススメしたい、ご機嫌な疾走感を演出してくれるイヤホンだと思います。たけーけど市場価格が落ち着いてきたら欲しいかも。

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https://twipla.jp/events/642085
最近はツイッターでの告知のみでブログのほうで告知はしておりませんでしたが、オフ会のほうは継続開催をしています。昨年末もNICEHCK、ダルマオーディオ、Oriolus Japan、HIFIMAN JAPAN様等の協力を得て、試聴機盛りだくさんなオフ会をやりました。長く継続して開催しているおかげで安定して来場者も集めることができるようになり、協力してくださる企業も増えて有難い限りなのですが、会場費が年々高騰していて「大人1000円、学生500円」という価格での開催が今まで以上にギリギリとなってきています。また、年始に受けたストーカーまがいの行為やそのほかにも非常識な行為をする人が増えていることからも、今後も継続開催はしていく予定ですが、色々やり方は変えなくちゃいけないかなと思っているところです。まぁ私がSNSで好戦的なのがいけないのですが、でも許せないことは許せないと言わなきゃ気が済まない性格はそうそう直らなくてね(苦笑)

ちなみに4月のヘッドホン祭の日にはメーカーからの要望がありオフ会を開催予定です。現状でもStarry Audioの新作は置けるかもという話になっていますし、そのほかにも既に数件お話を頂いていますので、興味がある方はチェックして頂けたら幸いです。

毎年言っている気がしますが、今年はあくまで趣味のブログであるという原点に返って、もっと気楽に更新できるブログとしてやっていけたらと思っています。

雑記 最近の良かったイヤホンいくつか紹介〈PR〉

最近月に3~4回くらいしかブログの更新が出来ていないことが多く、でもレビューしなくちゃいけない製品は溜まっているし色々テンパってる日々です。

レビューなんて書いててもやる気が出ないので、久しぶりにクソみたいな雑記を書いて気を紛らわそうと思います。職場のストレスもあり、色々溜まってるのよ。てか夏にはコロナになってオフ会中止したり、イベントも仕事と被って行けなかったり、次回のヘッドホン祭も行けないしでやってらんねーのよw
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雑記で雑談的な話だけ書いてもアレだと思うので、レビュー予定の今手持ちにある製品でいくつか良かったものを先出しで簡単に載せようかなと思います。
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TRN BA16 34,350円 販売サイト
同社のBA15がとても良かったのでこれも期待していましたが、今回も非常に良いですね。前作よりも音の情報量が多いものの音に余裕がある感じがして、特に高音域の伸びやかさはかなりポイント高いですし、良い意味でBAを沢山積んでるイヤホンっぽくないとても素直な音がポイント高いです。
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ARTTI T10 約1万円 販売サイト
全く知らないところから依頼が来て、でも平面駆動ってことなんで「大丈夫か?」と思って受けたけど結構良かったです。というか付属していたケーブルをまとめるバンドがLETSHUOERの物だったから、LETSHUOERの関連かOEM系っぽいですね。それなら外さないのも納得
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イベントやってる日以外に独自にオフ会やってみようかなって
次私が参加出来そうなポータブルオーディオ系の大きなイベントは12月のポタフェスになりそうなので、11月に独自に何かやろうか少し考えています。名付けて「イベントの日に予定入って参加できないから、イベントのほうが来い作戦」です。やるとしたら11月くらいになるかな。流石にヘッドホン祭やポタフェスの日に合わせてやっているオフ会と比べて人を集めるハードルはかなり高いので少し悩み中です。
相変わらずオーディオって変な勘違い野郎が多いなって
ちょっとツィッターでも音楽の芸術性がどーだ、芸術性の高い音楽を聴けだの、こんな音楽作る奴は芸術家じゃないだの、クソしょーもない話題が流れてきたので少し反応しましたけど、何でオーディオ系ってこういう変な拗らせ方する人が多いんでしょうかね?仮にお前の聴いてる音楽が芸術性の高い素晴らしい物であったとしても、それは世の中で腐るほど多くの人が評価してきた作品だから「名作」とされているので、お前が探してきたわけではない。当然その素晴らしい作品を作ったわけでもない。ただ名作を消費者として楽しんでいるだけで、何で偉そうな態度をとれるのかマジ謎です。オーディオ系本当多いよね、こういうの
ポータブルオーディオのバブルも終わって、色々淘汰されるメーカーが増えそうですね
未だにアホみたいな価格の製品を出すメーカーもありますけど、そういうのも持て囃されることもなく、極一部の富裕層を狙ってほんの少し売れればいいよみたいな製品が増えてきてる印象です。高級DAPとかも数年前だったらどのメーカーでも発売日に沢山の人が買ってお祭りみたいになりましたけど、最近は一部のメーカー以外は「発売してたんだ」くらいの話題性で終わりますし、ポータブルオーディオの市場も小さくなったし、バブルも終わったんだなぁととても感じています。
でもね、私の印象としては「今までがおかしかったんだよ」というのが本音ですし、今の低価格なTWSのイヤホンでもかなりまともな音で音楽が聴けるようになり、多くの人が2~3万のTWSのイヤホンを買って満足している現状も、有線のイヤホンが活気づいてほしいという気持ちは無くは無いのものの、正直当然の流れなのかなーとも思っていますね。
最近本当にハズレのイヤホンって減ったよね。むしろ露骨なハズレって最高級イヤホンばっかりな気がする
最近のちょっとした悩みでもあるのですが、最近のイヤホンって本当にハズレが少なくてレビューも大体及第点以上の80点以上を付けることが多くて少し困っていますw別に忖度しているつもりはなく、本当にパっと聴きで「まぁフツーかな」くらいに思う製品はあるものの「うわ、これは音悪いわ」って思う製品ってほぼ無くて、どれも価格相応なちゃんとした音が鳴るものが本当に増えている印象です。
むしろ、最近「音悪っ」て思う製品は高確率で最高級とされる20万円を超えて来るイヤホン群で、ここらへんは価格を上げるためにドライバを色々積むもんだから、音にまとまりが無いバランスの悪い物が結構ある印象です。「高級機を悪く言うのは貧乏からの僻みだろ」みたいに言われることが多いんですが、別に高級機だって良い音鳴る製品も沢山知ってるけど、マジヒドイやつは本当ヒドイんですもの、、、w

完全な見切り発車で書き始めたらから本当に何のまとまりも無い文章で申し訳ありませんが、こういう駄文を気ままに書くとちょっとやる気が出るんですよねwまたレビュー近々掲載しようと思います。

JAPAEAR製品群の簡易レビュー

https://twipla.jp/events/552310
ヘッドホン祭お疲れ様でした。うちも最後の中野でのヘッドホン祭ということもあって、せっかくだからと大規模なオフ会を開催したりしたので結構大変だったのですが、何だかんだで100名以上の方に参加して頂き個人的にも思い出の残るイベントとなりました。大変だったけどね!w

そして、オフ会の際に色々なメーカーから製品を借りていて、その中でJAPAEARさんも快くイヤホンを貸してくれたので、どうせなら返却前に簡易的なレビュー書いてもいい?って話をしたので今回簡単なレビューを掲載しようと思います。ちなみにJAPAEARさんには「4、5日借りていい?」って聞いて書いてます。今日7日目ですけどね!マジゴメン!(笑

ヘッドホン祭とオフ会に関しての記事はまた別途書きますのでお待ちくださいね
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JEG-Aurora 6BAMAX  参考価格11万1100円 販売URL
JAPAEARが音造りをして、G4さんがODM的な形で作っている製品群ですね。音は今回レビューする中では一番万人ウケするバランスの良い音だと思います。JAPAEAR製品は良くも悪くもドンシャリ傾向が強めな製品が多い印象があり、好きな人と苦手な人が大きく分かれる印象があるのですが、このイヤホンは高音域の煌びやかな主張が強めな音色はJAPAEARらしさがありますけど、それ以外は低音域の主張もそこまで強くなく、音の分離も良く非常に聴きやすい音のバランスになっていると思います。個人的にはかなり好感を持てますけど、JAPAEARらしさを感じたいのであれば他のイヤホンのほうが面白いかな。
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JEG-999-5BA幻 参考価格10万1750円 販売URL
うん、個人的には「これこそがJAPAEAR」って感じの音ですw
かなりハッキリとしたドンシャリ傾向で非常に明るくハッキリとした音色です。パッと聴きの時点でもJEG-Aurora 6BAMAXと比べて全体的に音が明るく、それでいて少しトゲがあるピーキーな音を鳴らします。はっきり言って自然な音とは全然思わないのですが、とても楽しい音なんですよね。オーディオマニア的には自然な音を目指したイヤホンとかを高評価しないと「あいつはわかってない」みたいに言われがちなんですけど、私はハッキリ言って自然な音よりも何よりも「外出先でいかに楽しく音楽を聴けるか」が一番大切だと思っているので、こういう音の楽しさに極振りしたような音造りのイヤホンは全然アリだと思うんですよね。高音域のキラキラ感、低音域の厚み、全体的な分離の良さ、ピーキーな粗さはあるものの全体的にシャープでハッキリとした明るい音造り。個人的に「JAPAEARらしい音造り」が詰まっているイヤホンだと思います。万人ウケする音では無いと思うけど、こういう尖った音造りは嫌いじゃないです。
JAPAEARらしい音造りのイヤホンを体験したい人は、是非これを試してほしいですね。
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JEG-SAKURAGAI-3BA 参考価格8万5500円 販売URL
さて、ここまで割と褒めてきたので少し落としに行こうと思うのですがw 
いやぁ、このイヤホンのデザインは正直「何でそうなった?」と最初に出てきたときに思いましたね。いや、フェイスプレートに綺麗な貝を使うのはいいと思いますよ?この無理やり作ったようなハートマーク、おっさん的には付けててしんどいですし、このデザインが若い女の子にウけるかと言われたら間違いなくNOだと思うんですけど、まぁ私みたいなおっさんの感性で言ってるのでね、、、w
音はJEG-Aurora 6BAMAXを全体的に大人しくしたような感じで、悪くは無いんですけど全体的に上の2機種より音の輪郭が少し甘めなのが少し気になりますね。別に悪くは無いけど、個人的には差額が2万程度なので、それなら上の「JEG-999-5BA幻」か「JEG-Aurora 6BAMAX」をおススメしますね。
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JAPAEAR SYOUGEKI(プロトタイプ)
JAPAEARのワイヤレスイヤホンの試作機ですね。あまりのダサさにツイッターで「クソダセェ!」ってツイートしたら、メーカーのアカウントから「話題にしてくれてありがとう!」みたいに言われてすげー気まずかったのを覚えています(笑)
見た目は汎用の中華ワイヤレスイヤホンなのですが、ドライバを変えてチューニングも全然違うので全く別物とのこと。音は「良くも悪くもJAPAEAR」を極めたような、振り切ったドンシャリ音。非常に派手で低音域の音圧がかなり強めですが、音の分離はそこそこ良いので、ある程度誇張されたノリの良い音でロックとかを聴くには結構アリかなーという印象でした。すげーダサいけど(笑)

そんな感じで、色々更新をサボっていたのでリハビリ的に簡易レビューの記事を書いてみました。JAPAEARさんは好き勝手書いても笑ってOKしてくれる会社さんなんで、こういう少しトゲも含めた記事も書きやすくて助かります。何つーかさ、当たり障りの無い記事って書こうと思えば書けるんですけど、結局それって「思っている本音を隠す」ことであるので、私は記事として魅力が半減すると思うんですよね。でも、メーカーの人ってそういう記事を求めるところが多くて、何というか、こういう遊び心がわかってくれるところが増えてくれたらいいなぁなんてボヤきを最後に入れてリハビリの簡易レビューの記事を終了したいと思います。

ヘッドホン祭、オフ会の記事はまた後日出しますので、それも暇あったら読んでね~。



ポタフェス2022冬レポ(投稿記事)

ポタフェスに関しての投稿記事です。今回はレビューブログを始めようか悩んでいた?kazki君の相談にのっていたときに「じゃあ、試しにうちのブログで投稿レビューとかしてみる?」って話をしたところ、やりたいと言ってくれたので載せています。こんなクソブログで投稿記事書きたいなんて酔狂な人も居たもんだと思いますが(笑)ポタフェスの試聴レポの記事は私も数日前に挙げたので、そちらと対比しながら音の感想の違いとかを見てみると面白いかもしれません。
ここから以下が投稿記事となります。
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はじめまして、kazkiと申します。私のTwitterをご存知の方もご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、今回はヤンネM8さんのブログに、ポタフェスでいろいろな製品の試聴をした感想文のまとめを寄稿させていただく形となっています。目新しいものだけを書くわけではなく、個人的に興味を持った製品の試聴の感想を書かせていただきました。拙い文章ではありますが、ご興味のある方はどうぞお付き合いください。この試聴レビューではメーカーさんのブース別に書く形でレビューを進めていきたいと思います。では早速はじめていきましょう。
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日本ディックスさんのブース 
COREIRイヤーピース

音が全体的に少し派手目に出る印象で、ピーク感が少しきつめにでるかもしれない。それはイヤホンや上流などにもよると思いますが、サ行などが刺さると感じる方もいるかもしれないです。イヤピのサイズは全体的に大きめで、他社製のMサイズがCOREIRのMSサイズといったところです。イヤピの質感はSoftearsのUCイヤーピースに似ています。個人的にはかなり好印象だったので、発売されたら購入予定です。

Miyuki(新発売のケーブル)

音全体が一段階グレードアップする感じがして、クール寄りの音色だと思いました。透き通るようなクリアな音だったと記憶しています。4.4mmプラグの造りはすごく良いですが、私が試したMMCXは相性の問題もあり少し緩めだったので、くるくる回りやすかったです。

日本ディックスさんのブースは今回のポタフェスでは、個人的には一番興味があって楽しませていただきました。展示されている製品も、G4さんのイヤホンなど、普段はなかなか聴けないようなものもあったり、色々な種類のノベルティを配布されていたりなど、すごく良かったです。個人的にはもうあと5分ほど試聴時間が欲しかったところですが。
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Acoustic Effectさんのブース

YSM-01/OFC

個人的には悪くないのではないかと思いました。ピーク感が少しきつく、合わない人もいるかもしれないと思ったのと、上の音が少し強めに出ている。癖があるので聴きやすい音ではないですが、好きな人は好きな音なのではないかと思いました。

YSM-01

こちらの方が01/OFCよりも癖が少なく、聴きやすい音です。音の質感も前者と比べると滑らかで、ボーカルが近いというわけではないですが声の質感は結構丁寧な方かと思います。特にピアノの音の響かせ方は非常に上品で綺麗でした。

YSM-03/R

基本的には無印01と似ている傾向かと思い、01の方が聴きやすい音で癖が少ないと思います。こちらは少し上がシャリついている感じがしないでもなかったので、そこらへんが少し好みがわかれるところかと思いました。
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Madoo(Acoustune)さんのブース

Typ512

装着感、遮音性は並。全体的に音がシャリシャリしていて、解像度の高さがあまり感じられない。低音が少し強めの音が好きな人は、こういったイヤホンも悪くないのではないかと思う。音の質感は、私はあまり好みではなかったですね。正直前作の711が「???」となる音だったのでこちらはマシに聴こえました。

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ADVさんのブース

ADV Turbo

メーカーの方曰く、価格は20万円前後とのことでした。上の音域の金属的な響きをする音が、個人的にはちょっと嫌な響き方をしていました。上の仕上げが少し雑に感じたので、わざとらしさも感じた。とはいえ、複数ドライバが積んであるのに音の繋がりはすごく良かった印象なので、そういったストロングポイントもあるかと思います。個人的には同価格帯だとHIFIMANのSvanarが特に好みなので、Turboを買うならSvanarを買おうかな、となります。

ラプソディオ R2Alpha

遠くで鳴っている音を家の中からすこしだけ聴いているような音。いわゆる風呂場サウンドですらない感じでした。16万円あたりの価格という事なので、十分に地雷である条件を満たしているのではないでしょうか。
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HIFIMANさんのブース

Svanar

これは今回のポタフェスでの試聴は二度目でした。以前、少しきっかけがあり聴かせていただける機会があったのでその時以来の数週間ぶりに聴きました。文句なく素晴らしい音質です。全域、過不足なく鳴りますが、下が結構強めに出ています。下が強めな音ながらも、ボーカルは埋もれないどころかしっかり主張してくるので吐息などもハッキリ聴けますし、上の伸びと抜け、量感もちょうどよく特に文句が出ない、素晴らしい音かと思います。イヤピに関しては変える前提ですが、筐体の形という意味での装着感はかなり悪くないのではないかと、私の耳ではそう感じました。個人的な好みにあてはめると、もっと声の主張が強くても良いですが、ここまでいい音だと文句が出ません。final A8000に音の傾向としては少し似ているのではないかと思います。個人的にはA8000よりもこちらのイヤホンの方が好みです。上をもっと伸ばしてあげると良いのではないかと思うので、個人的におすすめのイヤピはスパイラルドット++などです。

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オンソさんのブース

オンソさんのブースでは、新しいMMCXケーブルの試作品を試聴させていただきました。オンソさんの製品は今まで使ったことが無かったので初めてになりますね。画像右下のMMCX(3.5)のケーブルを試させていただきました。音の傾向はニュートラルで、特に余計な味付けをすることなく、イヤホンのポテンシャルを引き出して素の性能を伸ばしてくれるイメージです。銀メッキなどが施されているわけではないですが、上の伸びがすごく良い印象があります。取り回しも非常にしなやかです。価格は8000円前後を予定されているとのことなので、発売されたら購入してみようかと思います。
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THIE AUDIOさんのブース

Oracle MkⅡ

個人的には価格なりの価値もあまり感じることができなかった機種。理解に苦しむ音と言ったら言い過ぎかもしれないが、特に魅力を感じなかった。ただドライバがたくさん積んであって、音全体がごちゃっとしている印象しか残りませんでした。

Prestige

こちらの方は、それなりにまとまりの良い音だったと思います。ESTが4つも入っていて、良くここまで仕上げたな、という感じの音です。傾向は弱ドンシャリといった感じでしょうか。私的には、約18万円のお金を払おうという気にさせてくれる音ではないです。でも装着感はいいですし、見た目もそこそこ良いとは思いました。

試聴させていただいた製品の簡潔な感想は以上となります。いかがだったでしょうか。個人的に、自分は文を書くことが苦手ではないが得意でもない程度の認識です。実際大したことない文しか書かないので読みづらいと感じた方もいるかと思います。長々とした感想に付き合っていただき、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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