メタラーのヘッドホンブログ

うちも含めレビュアーなんてクソですよクソ。

胡散臭いオーディオ

NASによって音質って変わる? ~IODATA Rockdisk nextとBuffallo LS-X2.0TLJの音質比較~

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今ネットワークオーディオが流行り、LANケーブルだとか今までオーディオ機材として見られていなかったものにも「オーディオグレード」なんていう製品がちょいちょい入ってきたりしていますが。最近とうとうバッファローがオーディオ用のNASなんていう物を出したりして、とうとう「NASの音質」なんてところも語られるようになってきました。
ですが、正直オーディオ用のNASなんて今のところほんの一部でしか売っていないし、やはり「オーディオ用」となると値段も一気に跳ね上がる。そして何より個人的にバッファローのオーディオ用は、オーディオ用の癖にでかいファンがついてるのが許せない!wということで、違う物を買ってみました。

rockdisk NextというNASキットです。何故これを選んだかというと、かないまる氏がHPで音質が良いと紹介されているとのことをtwitterの方から教えてもらい、値段もお手頃だし試してみるか!となったわけです。
かないまる氏のHPはこちら 何故音が良いかというところから、設定の仕方等まで丁寧に解説されています。
Rockdisk Nextのメーカー販売サイトはこちら

比較するNASはBuffalloのLS-X2.0TLJです。
比較するためにLANケーブルや電源タップは同一の物を使用しました、がHDDは別の物が載っています。HDDの音質比較という物は試したことが無いのでよくわかりませんが、そこの影響が加味されている可能性は否定出来ませんので、その点はご了承ください。
再生するNWPはpioneerのN-50です。

んで、試してみた結果ですが、これが予想以上に違う。
どこが違うかというと一番わかりやすいのは、rockdisk Nextのほうが音の重心が引くく、しっかりと腰の据わった音が出ます、LS-X2.0TLJのほうが全体的に音が軽め。ただ重心が低くなるというと、高域が損なわれるようなイメージを持たれることが多い気もしますが、そういうことも一切無く、全体的な解像度も上がり。予想以上の変化でした。
ちなみに、このrockdisk nextは知り合いの方とも一緒に購入し、この間そちらの方のお宅にお邪魔した際にQNAPのNASキットと比較をしましたが、そちらの方も予想以上の音の違いに驚かれていました。

ただpioneerのN-50にて使用する場合は問題が多少あります。 
LS-X2.0TLJで聴く場合は一時停止がちゃんと効くのですが、rockdisk nextの場合は効きません。一時停止ボタンを押してもそのまま再生が続きます。。。
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あとN-50を使用している人ならわかると思うのですが、N-50の場合アプリが不出来でアルファベットの一番下のZとかまでたどり着くまでに多少面倒があるのですが、LS-X2.0TLJだと、このように整頓してくれるため、選曲が楽なのですが、こういう画面もrockdisk nextでは出ません。惜しい。。。

しかし、これはあくまでN-50を使用している人の場合、知り合いの方の家でlinnのDSを使用して試聴した際は一時停止はちゃんと機能しましたし、コントロールソフトの出来が良いため、アルファベットの整頓とかの機能も不必要です。

ということでN-50 使いの場合は、今回比較した2機種では利便性を考慮するならLS-X2.0TLJ、音質のみで考えるならrockdisk nextをお勧めします。linnのDS等の場合はrockdisk nextを手放しでお勧め出来るのですがね。
自分はNWPを新調する時まではLS-X2.0TLJで頑張ろうと思います。音はrockdisk nextのほうが良かっただけに歯痒い。。。。。

結論、NASによっての音質の違いは結構出る!

レゾナンスチップを貼って見ました

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レゾナンスチップのワールド(RC-WD)です。ハードオフで閉店してオーディオショップからの流れ品が未開封で1050円と安かったため、試してみることにしました。
張り付けた場所は
1、アンプ(X-PM1)のボリューム 
2、DAC (DAC-9)の天板
3、NAS(LS-X2.0TLJ)の前面真ん中らへん
4、NWP(N-50)の前面の真ん中らへん
5、CDP(XL-V1-N)のトレイ部分
6、電源タップ(自作)の真ん中らへんに
です。
音質的には。。。正直そこまで激変という感じではありませんが、多少変わったような気がします。
全体的に音に奥行きが出て、音に深みが出たような"気がします"
ただこのアクセは聴いた後外して 変化量を確かめる事が出来ないため、ちょっと評価に困りますね。いやもう1個レゾナンスチップを買って貼りなおせばいいんですけど、それは勿体ないので。
ただオーディオアクセとしてはかなり安い部類の製品ですし、試しに遊んでみるのも悪くない製品だと思います。
とりあえず私は変わったような気はしましたよw
 

コンセントの音質比較

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オヤイデにて メッキの試作として作ったらしいタップシャーシが、4200円と安かったため購入し、壁コンセントをいくつか購入し比較してみることにしました。
壁コンセントは名工社のME8502(オヤイデ等で3675円
電源タップのインレットはフルテックのFI10G(千石電商にて1400円くらい

コンセントは
PAD CRYO-L2(ダイナミックオーディオトレードセンターの中古にて4500円
フルテック FPXCU(御茶ノ水のオーディオユニオンにて中古を2480円
アメリカン電機 7110G(秋葉原のガード下にて新品を487円
です。

まず最初にPAD CRYO-L2です。
こちらはレビトンの5362-Aを弄った物のようで、定価は13800円となかなか良いお値段します。音的には音の出だしからすぐに感じるのは音が深いことです。音場がググっと奥行きが出て、音の抑揚などが物凄く良く感じられるようになります。「おお、コンセントでここまで変わるか!」と思える音です。よく言われる「音楽的な音」みたいに言われるのは、こういう音なんだろうなぁ、なんて聴きながら勝手に納得してしまったりしましたw
ですが、これはこれで悪いところもありまして、音に奥行が出たかわりに、音源によっては違和感を感じたり、音域によっては、これはちょっと自然な音じゃないような。。。と感じる場面が多々あります。具体的に言えば、明らかにデスメタル等の音源を聴いてる時に、ギターの音がやけに奥行のある音場で聴こえてきたり、もっと普通の音で良いのに。。。なんて思ったりすることも。ここらへんはエージングで改善されたら良いなぁ、なんて思って今のところは様子を見ています。少なくとも言えることは癖の無いコンセントでは無いですね、良くも悪くも癖があるコンセントだと思います。
5/9日追記
「このコンセントは付属のコンセントプレートをつけないと本来の音が出ないよ」というレビューを見かけたので、壁コンとして使ってみることにしました。全体的な音の傾向はそこまで変わらないのですが、音のレンジが広くなり、不自然な感じも大分減り、なかなか良い印象です。壁コンをCryo-L2、タップをアメリカン電機7110GDという構成がとても今の環境と相性が良くハマりそうです。

次に フルテック FPXCUです
こちらは新品ですと定価4980円の実売3980円とかですかね 。音としては、はっきり言いますが自分としては大分期待外れでした。まず音場が物凄く平坦、PAD CRYO-L2を聴いた後だからというのもあるでしょうが、それにしても平坦、今までスピーカーの存在を感じさせない音をしていた物が、突然「ああ、スピーカーのあの位置からすべての楽器の音が鳴っている!」と感じさせられる、奥行とかも全然感じられない音になってしまいました。そして全体的に押し出しが強く、全音域が変に押し出しの強い音で向かってくるため、音の抑揚なども感じにくいですね。音自体もレンジが狭くなったように感じ、特に高音域の伸びが損なわれる感じ、残念ながら戦力外になりそうです。

最後にアメリカン電機 7110GDです。
新品で478円と安く、アマゾンからでも送料はとられるとはいえ同じくらいの金額で買える等、入手性が良い上に安いプラグです。ただ音は驚きました。私の好みから言えばFPXCUよりは圧倒的にこちらのほうが上です。音場はPAD CRYO-L2のような、物凄く奥行きを感じられるというほどではありませんが、自然な音でCryo-L2とFPXCUの中間のような音場。全体的にモニターライクな音で、特筆するほど「ここが美しい!」みたいな音が出るわけでは無いのですが、過不足なく淡々とした音を鳴らしてくれる感じ。ちょっと低音域の押し出しが全体の中で強めかな?と思うところもあるのですが、他は気になるところが無く、変な言い方ですが「違和感が無く、安心して聴いてられる音」ですかね。癖が無いのでオールジャンルに合わせるなら、この3つのコンセントの中では一番だと思います。ですが、逆に言えばCRYO-L2のような「何だこの音は!」みたいに聴いてて感動を覚えるような音では出ません、あくまで良くも悪くも「普通」の音を出してくれます。

うーーん試した結果として、一長一短がありすぎてどのコンセントを使うか悩む結果になってしまいました。また買い足すかなぁ (汗
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あと聴いてて意外だったのは、今まで使っていたCopper Colourの50ドルで輸入した電源タップ、これの音が結構健闘していたんだなということです。音的にはアメリカン電機 7110Gに似ていて、あまり癖が無い音、でも7110Gよりもう少し音に広がりがあるかな?そして少し高域寄りですかね、正直安く済ませるならこれで良いと思います。50ドルで完成品が買えますし、変な音もそんなにしないのは好印象ですね。

秋のヘッドホン祭2012に行ってきました1、試聴レポ

秋のヘッドホン祭2012に行ってきました。前回までは休憩スペースで話をしてばかりで殆どブースを回ってなかったため、今回は結構しっかりと回ってきました。2日開催になったおかげで、人も分散され込み具合も前回ほどでは無く良かったです(前回は本当にブース回るの嫌になる人ごみでしたのでw)
会場で声をかけてくださった方々、本当にありがとうございました。

以下は試聴のレポです。いつも言ってるように、所詮試聴で、エージングや、その場の環境によって印象がガラっと変わる事も多いので、あまりアテにならないものと思って見てください。そもそも音の好みなんて人それぞれですから、あくまで、私個人の感想+所詮試聴と思って見て頂ければ幸いです。
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iriver AK100です。なかなか良かったです。駆動力は今一つでしたが、全体的にとても綺麗な音で解像度も高そうでした。レスポンスも良かったですし、かなり人気が出るのではないかなと。
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 Hifiman HM-901です。なかなか良かったです。操作がわかりにくくちょっと悩みましたが、レスポンス自体は良かったので、慣れればそこまで苦にはならなそう。AK100よりも駆動力があり、全体的に迫力のある音でした。でも10万かー・・・
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音茶楽のFlat4-楓と試作品イヤホンです。左がflat4-楓で右が試作品です。楓のほうは、面白い音とは思いますけど、7万はちょっと正直・・・試作イヤホンはまだ全然完成に近い物では無いらしいので、とくにコメントは無しで
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ZionoteのUbiquoシリーズとEXSシリーズです。Ubiquoは新型のようですが、うーん・・・EXSも左のケーブル脱着式のほうに期待してたのですが、正直うーーん。EXSの右の赤いイヤホンはなかなか良かったです。
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ヤマハのHPH-PRO500です。感想としては、これが5万はちょっと無いです。全体的に音が篭ってて、正直何が何やら・・・
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ULTRASONEのsignature DJです。signature PROよりも音の密度が下がって、全体的に明るい音調かな?なかなか良かったです。実売がもう少し下がれば欲しいなぁ、なんて(良し悪しじゃなく単純に私にお金が無いだけ)
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ULTRASONE IQとtioです。IQは正直あまり好みでは無かったですが、Tioは金属筐体らしい荒っぽい音でなかなか好きでした。
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オーディオテクニカのATH-ESW11LTDです。なかなか良かったと思います。ESW10JPNは正直あまり好みではなかったのですが、こちらはESW9の正当進化のような音で、ESW9で気になった高域の曇りとかもとれていて、なかなかにレベルの高い音だなと感じました。限定じゃなくて普通のラインナップにこういう機種を持ってきてほしいなぁ・・・
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ゼンハイザーのIE800です。低音が大分強めで、低音自体が緩めなためメタルを聴くにはちょっと厳しいイメージ、でも高音域もちゃんと出てるし、音場も広くジャンルによってはなかなか楽しめそうなイヤホン、IE80よりIE8のほうが好きだった!という方はこのイヤホンも気に入るんじゃないかなと
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FOSTEXのTH-600です。TH900は全体的に優しい音に感じましたけど、こちらは攻撃的な音、全体的に高音域の良い意味での荒っぽさが目立つ感じ、ただハウジングの黒い塗装がかなり剥げて銀色になってる部分があったり、まだ試作段階なのかなーと

とりあえず試聴レポはこんな感じで終了です。長くなったので、購入した物などは2のほうで他、ポタフェスや音展等を含めて雑記として書きます。
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