
Muse HiFi M4という現在129ドルで購入することができるBluetoothレシーバーアンプのレビューです。
今回はHIFIGOからのレビュー依頼ですのでHIFIGOの販売サイトも併記していますが、価格的にはAmzonから買ってもほぼ変わらないので、基本的にamazonから買うといいと思います。
販売サイトは Amazonはこちら HIFIGOはこちら

良い点
・ES9038Q2Mを積んでいながら129ドルと安い。
・地味に曲送り、曲戻しボタンが独立してあるのが便利
・音は良い意味で非常に普通、余計な強調感が無くどんな音源でもしっかり良い音を鳴らす。
・見た目が無駄にカッコいい
・3.5mm、4.4mm、2.5mmの端子が全部使える
・USB TYPE Cが2口あり、充電用と機材接続用が分かれているのが良い。
・駆動力がそこそこある。鳴らしにくいイヤホンでも結構問題無く聴ける。
悪い点
・少しカマボコっぽい傾向があり、もう少し音のレンジが広いとよりよかった。
・海外輸入のBluetooth製品なので自己責任で



1、良い意味でとても普通な音がとても良い。少しカマボコ傾向で、もう少し音のレンジが広いとより良いと感じるが、高、低音域ともに変な強調感が無いので落ち着いた音が聴ける。
音はなかなか良いです。129ドルという価格を考えたらかなり良くできていると思います。音の傾向は少しカマボコ傾向です。個人的に小型のBluetoothレシーバーはFiio BTR7を愛用していてBTR7の音は気に入っているのですが、BTR7は良くも悪くもドンシャリ傾向の強めな派手な音です。それに対してMuse HiFi M4は非常に落ち着いた少し高音域、低音域の刺激をおとなしめに再生してくれる感じで、だからといって音に曇りがあるわけではない、自然で落ち着いた音になっています。高音域のピーキーさが苦手な人はこういう落ち着いた音はかなり良いと思いますが、私みたいなピーキーな刺さりがむしろ好物と思う人には落ち着き過ぎている感もあります。BTR7とは対局って感じの、良い意味で普通の音ですので使い分けとしては非常に優秀ですね。



2、駆動力がしっかりとしていて幅広いイヤホンに使える。サイドボタンに曲送り、曲戻しのボタンが独立してあるのが便利。USBが給電用と通信用で分かれているのもポイントが高い。
音の前述しているようになかなか良いですし、駆動力も悪くいないので多BA系の駆動力が必要なイヤホンもしっかり鳴らしてくれます。USBが2口あって給電専用と接続専用に分かれているのが便利ですね。他のレシーバーアンプでもUSB接続時はバッテリーの充電をしないように制御してくれる製品もあるのですが、このように物理的に分かれているほうが安心感があります。
また、地味に便利なのがサイドパネルに音量調節ボタンと、曲送りと曲戻しボタンがあることです。1ボタンで曲戻し、停止、曲送りが全部できますよ!みたいなボタンがある製品は多いのですが、2クリック次の曲、3クリックで前の曲みたいなのだと正直面倒くさくなって「じゃあスマホで選曲するよ」ってなりがちなので、曲戻し、曲送りが独立したボタンとしてあるのは非常に良いですね。「あ、4曲戻りたい」みたいな時も、この製品ならいちいちスマホを出さないで完結出来ます。



おススメ度 86点
3、非常に使い勝手の良いBluetoothレシーバーアンプで、見た目のカッコよく、音もクセが無く使いやすい。音に個性は少ないが、それはこの製品の魅力でもある。
音はなかなか良いです。少し落ち着いた音で音の荒っぽさを抑えた落ち着いた音ですが、音が曇ったりせず伸びやかな綺麗な音が鳴ってくれます。私みたいにドンシャリ傾向の音が好みの人からすると少し落ち着きすぎにな音に感じる面もあるのですが、基本的にはクセの少ない聴きやすい音と捉えて良いと思います。
見た目のカッコいいですし、地味に曲送り、曲戻りのボタンが使い勝手が良いので、気軽に使えるBluetoothアンプ系の製品としてはかなり魅力的だと思いますね。私はBTR7のノリが良いドンシャリ音も大好きですが、こういう少し落ち着いたクセの少ない音もかなり魅力的ですね。とりあえず鞄に常備するポータブルオーディオ製品が1つ増えました(チリツモで最近通勤用の鞄が重くてたまりませんw)