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TINHIFI C3MKⅡという現在39ドルで販売されているダイナミック一発構成イヤホンのレビューです。今回はgoodsound audio storeさんからのレビュー依頼です。

仕事で完全に病み気味でこのブログ史上最悪レベルの更新ペースとなっています。5ちゃんには「ヤンネはもうオフ会にしか興味ない」とか言われてると教えてもらったときは笑いましたが、あながち否定できない悲しさ、、、w一記事にかかる時間は他のブロガーさんと比べて明らかに少ない人なので、その利点を生かしてもう少し更新したいのですが、、、難しいところです。
販売サイトはこちら 

要約
「おススメ度85点。ダイナミック1発だがハイブリッドみたいな音。分かりやすいTINHIFIらしいドンシャリ、でもそのノリの良さがとても良い」
良い点
・全体的にTINHIFIらしいドンシャリで、荒っぽい音ではあるが音の輪郭がハッキリしていて楽しい
・全体的に音の分離が優れている
・スピード感のある音源と相性が良い
・装着感が軽く付け心地が良い
悪い点 
・わかりやすいドンシャリで自然な音ではない
・ドンシャリが強めで一部帯域を目立たせていることから、音の情報量をある程度間引いているような情報量の少なさを感じる。
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音質評価 85点
1、非常にわかりやすいノリの良いドンシャリ。でもこの軽快なわかりやすいノリの良い音がTINHIFIらしくて良い

音は正直価格破壊だの、なんちゃらキラーだの大騒ぎするほどの物ではありません。良い意味でも、悪い意味でもわかりやすいTINHIFIの音で、ドンシャリのわかりやすい元気でノリの良い音。かつ少し荒っぽさの目立つ音です。音の傾向として低音域をそこまで強調しないタイプで高音域と低音域を同じくらい強調するタイプのドンシャリなため、脚色された音ではあるものの、そこまで聴き疲れしやすさとかは無いのが良いですね。
低価格で変に帯域バランスを整えた製品が最近多いですが、個人的にそういう音はボロが出やすい音だと思っているので、低価格帯はこういうわかりやすい音の傾向がしっかりついている製品のほうが私は好きです。
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音のバランス
高音域 □□□□
中音域 □□□
低音域 □□□□
2、音の傾向は軽く低音域に寄った強めのドンシャリ。全体的に音の輪郭を少し強調したようなハッキリとした音が特徴。

音の傾向は低音域に少し寄った、良くも悪くも一聴してわかるドンシャリ。音場は広くも狭くも無く。
高音域
高音域はかなり明るく煌びやかなハッキリとした音ですが、ハイブリッドにありがちな音の刺さりが強調される感じは無いので、そこは流石ダイナミック1発だなと。ただ高音域の目立ち方はハイブリッドみたいな鳴り方で結構わかりやすく目立ちます。
中音域
中音域は少し凹みますが音の分離が良いので埋もれるとかは無いです。ボーカル帯域は特筆する良さがあるわけではないでが、変なクセも無く普通に聴きやすい音。
低音域
低音域は音の輪郭を強調したカッチリとした音。良くも悪くも音の輪郭の強調感はあり、重低音はそこそこ敢えて切っている感じがあるのでEDMとかだと低音の量感の割に軽さを感じるかも。全体的にスピード感のある音でスラッシュメタルとかを聴くのに楽しい質感の音ですね。
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おススメ度 85点
3、「低価格イヤホンはこんくらいわかりやすい音でいいのよ」と言いたくなる、良くも悪くもTINHIFIらしいドンシャリのノリの良い音が心地よい。

全体的に良くできたイヤホンだと思います。最近は50ドル以下の有線イヤホンはTWSの台頭であまり売れなく製品も減っている中で、こういう分かりやすくノリが良い元気な音で「メーカーの音造り」をわかりやすく表してくれているのが好感です。ドンシャリって言うと毛嫌いする人も少なくないですけど、本当はそういいながら学生時代こういう音で聞いていただろ?私は学生時代こういう音大好きだったぞ?何ならおっさんになった今も結構好きだぞ!(笑)