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Binary Acoustics Chopinという現在199ドルで販売されている1D3BA構成のハイブリッドイヤホンです。今回はHIFIGOからのレビュー依頼です。どうやら今回のはGizaudioというレビューサイトとのコラボ製品みたいですね。Binary Acousticsというと大分前にEP-1とかのイヤホンを出していて、その時の印象もとても良かったので今回のも期待して楽しみにしていました。でも最近全然音沙汰無かったメーカーなので、まだ現存してたんだなと思ったのは内緒ですw
販売サイト HIFIGOはこちら Amazonはこちら
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良い点
・良い意味でとても普通の音。サッパリとした寒色系の音で、それでいて派手にならずに落ち着いた解像度の高い音になっているのが好印象。
・ハイブリッドにありがちな高音域が主張しすぎたりする疲れやすい音ではなく、明瞭でありながら音のピーキーさが無いのが良い。
・音の輪郭がハッキリとしているものの、輪郭の強調感が無いのが、とても自然な本来の高解像度って感じで良い
・購入時点で付属のケーブルが3.5mmか4.4mmか選べる。プラグ交換式が今の流行りですが、音質的にはやっぱり変えられないのほうが有利
・デザインが良い。最近のゴテゴテ、派手派手しいイヤホンが多い市場の中で「ショパン」なんて製品名をつけるだけあって、とても上品で主張の少ないデザインが良い
悪い点
・わかりやすい寒色系の音で、帯域バランスも整っているので、面白味の無い音と捉える人も居そう。
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音質評価 92点
1、音はとても良い。サッパリとして寒色系の解像度の高い音で、解像度は高いものの高音域にピーキーさが無くとても聴きやすい「純粋な高解像度」を楽しめる。

音は非常に良いです。同社の過去製品もサッパリとした解像度の高い音の製品が多かったのですが、今回のイヤホンもその傾向は変わらず、とてもスッキリ、サッパリとした寒色系の歯切れの良い音を鳴らします。こういうハイブリッド構成で、音の輪郭がハッキリとした高解像度な音のイヤホンとなると、高音域がピーキーで主張が強かったり、音の輪郭を強調した派手な音になっている物が多いのですが、このイヤホンは音の刺激の面は強調せず、純粋に各帯域の音の粒だちを良くしたような「純粋な高解像度」な音を楽しめるのが非常に良いですね。よくパっと聴きだと解像度高く感じるけど、よく聴いたらイコライザで音の輪郭派手にしただけみたいな音のイヤホンありません?そういう高解像度?なイヤホンに嫌気がさしてる人にかなりおススメできますね。
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音のバランス
高音域 □□□□
中音域 □□□■
低音域 □□□□
2、良い意味で個々の帯域の主張が強く無く、満遍なく音が鳴ってくれるのがとても良い。高音域のピーキーさも、音の輪郭の強調感も無いので聴いていて疲れないのも◎

音のバランスは比較的フラット、厳密には少し低音域寄りかな?音場は広くも狭くも無く、寒色的な音なのもあり少しだけ狭めにも感じますが狭すぎて聴きにくい感じは無いです。
高音域は非常にスッキリ、サッパリとしたハギレの良い音を鳴らしてくれ、明瞭でありながら音のピーキーさが無いのがとても良いです。高音域は非常にサラッとサッパリした鳴り方で、明瞭ではあるものの耳につくピーキーさが無いのが非常に良いです。ドラムのシンバル音もしっかりと明瞭ではありつつも変な強調がされず淡々と鳴ってくれるので、耳につく感じが無く聴きやすいです。
中音域は自然な音像の大きさで、抜けの良い聴きやすい音を鳴らします。ボーカル帯域の表現力はそこそこ良くて、自然な音像の大きさと、自然な音色で、伸びやかな音を鳴らします。こういう解像度の高い全体的淡々と鳴らすイヤホンは、ボーカル帯域の鳴り方が不自然になりがちですが、このイヤホンは非常に自然で、良い意味で「普通の音」を高いレベルで鳴らしてくれる感じです。
低音域は非常に分離が良くスッキリとしたスピード感のある音を鳴らしてくれます。重低音域の響くような音は控えめで、バスドラムやベースの音をサッパリと分離良い音で鳴らしてくれます。重低音域は量感こそ控えめではあるものの、しっかりと再現はしてくれていますので、ロック音源でも音の重みが足りないとか、そういうことは無いのが良いですね。分離が良くねそれでいて音の輪郭を強調しない、とてもハギレの良いスピード感のある音がメタル聴きとしてはとても印象が良いです。
相性の良い音源は、ロック、スラッシュメタル、オーケストラ、軽快なアニソン等、基本的にはスッキリとした自然な音なので、スピード感のあ音源や生楽器系の音源と相性が良いと思います。
相性の悪い音源は、全体的に締まった寒色系の音であることから、ジャズ、バラード、EDM、ドゥームメタル等、ドゥーンと沈み込むような低音域の力感を求める音源では少し物足りなさを感じると思いますし、ウッドベースのような膨らみのある低音域を鳴らす楽器の表現は苦手かなと思います。
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おススメ度 93点
3、サッパリとした高解像度な音のイヤホンを探している人におススメしたい逸品。こういう純粋な高解像度で攻めて来るイヤホンって同価格帯だと意外と少ないし結構貴重かも。

音は非常に良かったですし、良い意味でBinary Acousticsの過去のイヤホンと音造りは変わってなくてとても好感が持てました。1D3BA構成という派手な音造りになりそうな構成でありながら、非常に自然でスッキリとした自然な音にまとめてきてるのが好印象ですね。全体的にER-4Sとか好きなタイプの人に合いそうな印象です。特に低音域のサッパリとしたスピード感のある音はかなり質感は近いと思います。ER-4Sの質感の低音域をそのまま量感を増やしたような感じでとても良き。

最近好印象なイヤホンのレビューが続いているから、提灯レビュアー感がマシマシで困っているのですが、よく感じた物を悪くいうのもそれはそれで嘘なので、困ったものですw
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