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Luxury & Precision W4とW4EXのレビューです。今回は代理店のサイラスさんからのレビュー依頼です。ツイッターでLuxury & Precision W4買ったよーって報告をしていたらDMでレビューの依頼を貰いまして、、、「いやもう持ってるけど!?」となったので、じゃあせっかくなのでW4EXを貸してもらって比較レビューって形にしようかなと受けた感じです。

ちなみに何気にLuxury & PrecisionのこのスティックタイプのDACは個人的に結構好きで初代のW1も持っていましたし(知人に譲ってしまいましたが)現在もW2とW4を個人的に所持しています。せっかくあるのでW2も合わせて比較レビューしていきます。

ちなみに価格は
Luxury & Precision W4が74,900円
Luxury & Precision W4EXが52,800円
です。代理店からの依頼記事で言うことじゃないけど第一印象で「クソたけぇ」と思ったのは本音です(笑)

ちなみに今回はうちのブログ読者限定で代理店の直販サイラスダイレクトで使える10%の割引クーポンを頂いています。
クーポンコード:CTCKNF27PAFQ
※クーポン対象(W4 / W4EX)
有効期間:2023年9月20日(0:00) - 2024年3月31日(23:59)まで
こちらで購入すると特典として保障が2年間に延長されるので、基本的にこちらがお得だと思います。あまりショップとかでも安くなる製品ではないですしね。この機会に是非
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注目ポイント
・独自開発のDACチップ搭載(W4はLP5108、W4EXはLP5108EX)
→一般的なDACチップではなく独自の物を採用しています。ESSやAKMといった今主戦軸に居るDACチップも勿論良いのですが「独自チップ」というのはオタク心をくすぐられますw
・音のチューニングが2種類から選べる。広がりのある音で特にボーカルが際立つ楽曲に最適な「TUNE:01」、主に交響曲など複雑な曲目に最適な精巧なサウンドを実現する「TUNE:02」とのこと。
→どちらも良い音なのですが、TUNE:01のフワッと広がりのある音場が好きなので基本的にはTUNE:1の音を基本としてレビューを書きます。

良い点
・音はとても良い。最近のオーディオ製品に多い解像度は高いけど冷たい感じのする音ではなく、高い解像度がありつつ適度に広がりのある、とても華やかでかつ落ち着いて聴ける音。良い意味で凄く「オーディオ屋が作っているDACだな」と感じる。
・何より手軽。スマホにUSBで繋ぐだけでこれだけの音質が手に入る。しかもUSBのバスパワー駆動とは思えないくらい駆動力もしっかりしている。
・見た目がカッコいい。画面が斜めになっているデザインは好みが分かれると思うが、金属のしっかりとした筐体でとても質感が良い。
・4.4mmと3.5mmに対応。最近はこの2種類に対応している製品が増えているけど、やっぱりこの大きさで2種類に対応してくれるのは便利。
・SPDIFのデジタル出力が可能。ポータブルDACや据え置きの機材とも組み合わせられる。
悪い点
・値段なりの価値はあると思うが、まぁお世辞にも安いとは言えない価格。
・W4EXのメタリックな青色がとてもカッコいい。何で下位機種のW4EXにこんなにカッコいい色使ったの?という個人的な不満(笑
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1、自然な音の広がりが気持ちよい、解像度の高さがありつつもピーキーさの無い、とても華やかな聴きやすい音が印象的。
音は高いだけあってなかなか良いです。正直W4とW4EXの差は比較して聴くと少しW4のほうがより高音域の抜けが良く全体的に少し解像度も高めに感じますがW4EXもかなり良い音ですし、音の傾向としてはW4とかなり似ています。
こういうスティックタイプのDACアンプ系の製品はUSBのバスパワーで駆動するため、どうしても駆動力が不足している製品が多く、その弊害として低音域の量感が軽かったり、高音域が伸び切らずピーキーな音になってしまう製品が結構多い印象なのですが、このW4は流石に大型ヘッドホンを余裕で鳴らせるとかまでは行かないものの、イヤホンであれば基本的には相当鳴らしにくい物でなければ十分余裕のある音で鳴らしてくれます。特に高音域がしっかりと解像度の高い音でありつつも、ピーキーさが無くとても伸びやかな抜けの良い音で鳴ってくれるのが非常にポイント高かったです。良い意味でガジェット屋が作ってるいるのではなく「オーディオ屋が作ってる音だな」と感じられる、非常に聴きどころのわかっている音造りになっています。
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2、W4、W4EX、W2の比較
基本的にどちらも高音域の華やかさに特徴のある、伸びやかな音造りで基本的な音造りは似ています。
W4が音場が広く、とても伸びやかでスッキリとした音が鳴る印象でW4EXは少しW4EXより中音域が強めに出てくる感じで、ボーカルが主体のとなるバラードとかはW4EXのほうが聴きごたえがあるかもなという感じ。
どちらも良い音だと思いますが、個人的にはW4のほうが良い意味で「唯一無二」な音が鳴ってくれる印象があるので、価格差はそれなりにありますが基本的にはW4をおススメします。W4の高音域の抜けの良い透き通った音と、全体的にフワッと広がるような音場の広さは聴いていて本当に気持ちが良いです。
ついでに個人的に所有していたW2も比較で聴いてみました。これはDACチップにCirrus LogicのCS43198を積んでいる製品です。音としてはW4EXに近く少しボーカルが前に出て来る感じで、全体的に音がカッチリとした引き締まった鳴り方をする印象です。ただ、W4やW4EXと比べると高音域に少しピーキーさがありW4のような圧倒的な音の伸びやかさみたいなのは無いですね。でもその代わりに音の輪郭がハッキリとしているのでスピード感のある音源の疾走感は一番あります。
でも、やっぱりW4が一番好きだなw
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3、駆動力は結構しっかりしている。大型ヘッドホンが余裕で鳴るとまでは言わないが、ヘッドホンでもかなり健闘してくれる。
丁度最近買ったFianlのSONOROUS VIIIがあったので無謀と思いつつ繋いでみたのですが、意外とちゃんとした音が鳴ります。勿論「据え置きの高級ヘッドホンアンプに匹敵する駆動力!」なんてことは流石に無いのですが、しっかりと低音域の量感に不足感は無いですし、何より駆動力が足りてないときにおきがちな音のレンジが狭くなるような感じがなく、イヤホンを繋いで聴いたときと同様に、高音域のとても伸びやかでスッキリとした綺麗な音がヘッドホンでも感じることができます。極端に鳴らしにくいヘッドホンとかでなければ、及第点くらいに鳴らしてくれるだけの実力はありそうな気がしますね。USBのバスパワー駆動でよくこんだけちゃんと鳴らせるなw
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おススメ度 85点
4、非常に高価ではあるが、高音域の華やかでありながらピーキーさの無い伸びやかな音が非常に好印象で、唯一無二の魅力がしっかりとある音が鳴るので、頑張って買ってみる価値はある。いや高いけどねw

音はとても良かったですし、何よりこういう華やかな音でありながら、自然な広がりがあって、ピーキーさも無い、良い意味で「落ち着いたオーディオ屋の機材らしい音」をしっかり鳴らしてくれるのはかなりポイントが高かったです。
正直「この音で74,900円は安い!」とは流石に言いませんw実際それに見合う価値はちゃんとあるとは思っていますが、それでも他社製品群と比べてやっぱり「高いなぁ」という印象は拭えません。でも予算にある程度余裕を持たせられるのであれば、間違いなく選択肢に入れていい非常に魅力的な音が鳴る製品だと思います。

この大きさでこれだけ本格的な音が出るのはスゲェよw