


KZ AS16という現在13,888円で販売されている8BAイヤホンのレビューです。
特徴等
・8BA構成
・2pinリケーブル対応
・2pinリケーブル対応
・シェルはプラスチッキーではあるが質感は悪くない。
・ケーブルは4芯のものが付属するが、ケーブル自体は柔らかく取り回しが良い
・遮音性、音漏れ防止は一般的なカナルより若干良い印象。音抜け穴などは無いので比較的優秀
・ケーブルは4芯のものが付属するが、ケーブル自体は柔らかく取り回しが良い
・遮音性、音漏れ防止は一般的なカナルより若干良い印象。音抜け穴などは無いので比較的優秀
音質評価 89点
・音質はなかなか良い、13,888円という価格であれば満足度も高いであろう。
・音の大まかな印象は「CCA C16をスッキリとした明るく全体的にソリッドな音にした製品という印象、CCA C16も良くできたイヤホンであったが全体的に音の分離が良くハッキリとした音になったグレードアップ版という印象。全体的な音の質感はCCA 16にかなり似ている」
・音のバランスは少し低音域寄り
・音場は広くも狭くもなくといった印象
・CCA C16の濃さを少なくして、派手な音造りにしたイヤホンという印象。全体的にはCCA C16のアップグレード版と言える進化モデルだと思っているが、音の輪郭に若干の強調感がありC16より不自然な音に感じる人も居るかもしれない。
・高音域は明るくスッキリとした音を鳴らしてくれる。CCA C16も曇りの無い音を鳴らしていたがKZ AS16はもっと鮮やかで伸びやかな音を鳴らしてくれる印象。そのかわりCCA C16よりも音の派手さは増している印象で、ドラムのシンバル音などの主張は強くC16より聴き疲れはしやすい印象であるが、個人的には高音域はこのくらい鮮やかなほうが自然に感じるほうである。
・中音域は特に癖の無い聴きやすい音を鳴らす。ボーカル帯域の音を広げることみなく自然な音の量感、広がりで再生してくれることが好印象であるが、味付けの少ない音であるのでボーカル帯域に特別光るものがあるかというと、特にそういう印象は無い、良くも悪くも普通の音を、違和感の無い音で再生してくれる印象である。
・低音域は非常にハッキリとした分離の良い音を鳴らす。しっかり重低音まで再現された重みのある音を鳴らしてくれるのだが、8BAの割には音に厚みは無く低音域の強調感は少ない、良い意味で2~3BAくらいのイヤホンにありそうな低音域の質感で癖が少なく、かつ力感のある音を鳴らしてくれる。ただし音の分離には少し強調感があり、イコライザをオフでもイコライザで強調したように少し音の輪郭がハッキリしすぎる印象がある。
・音の分離はとても良く、過度な分離を要求するテクニカルデスメタルでも音数の多さに対応してくれるが、前述したように少し輪郭に強調感のある音だからこそという印象もある。(CryptopsyのShag Harbour's Visitorにて確認)
・相性の良い音源はデスメタル、デスラッシュ、スラッシュメタル、ハードロック、POPSなど、良い意味で2~3BAに多いスッキリとした明瞭とした音造りでありつつ、力感のある低音域を再現してくれるので、スピード感を求める音源や、ガツンと重みのある低音を求める音源と相性が良い。
・相性の悪い音源は、バラード、フォークソング、クラシックなどだろうか、全体的に音の輪郭が派手に出る傾向があるので、ゆったりとした音源では少し派手に鳴りすぎる印象がある。
・音の大まかな印象は「CCA C16をスッキリとした明るく全体的にソリッドな音にした製品という印象、CCA C16も良くできたイヤホンであったが全体的に音の分離が良くハッキリとした音になったグレードアップ版という印象。全体的な音の質感はCCA 16にかなり似ている」
・音のバランスは少し低音域寄り
・音場は広くも狭くもなくといった印象
・CCA C16の濃さを少なくして、派手な音造りにしたイヤホンという印象。全体的にはCCA C16のアップグレード版と言える進化モデルだと思っているが、音の輪郭に若干の強調感がありC16より不自然な音に感じる人も居るかもしれない。
・高音域は明るくスッキリとした音を鳴らしてくれる。CCA C16も曇りの無い音を鳴らしていたがKZ AS16はもっと鮮やかで伸びやかな音を鳴らしてくれる印象。そのかわりCCA C16よりも音の派手さは増している印象で、ドラムのシンバル音などの主張は強くC16より聴き疲れはしやすい印象であるが、個人的には高音域はこのくらい鮮やかなほうが自然に感じるほうである。
・中音域は特に癖の無い聴きやすい音を鳴らす。ボーカル帯域の音を広げることみなく自然な音の量感、広がりで再生してくれることが好印象であるが、味付けの少ない音であるのでボーカル帯域に特別光るものがあるかというと、特にそういう印象は無い、良くも悪くも普通の音を、違和感の無い音で再生してくれる印象である。
・低音域は非常にハッキリとした分離の良い音を鳴らす。しっかり重低音まで再現された重みのある音を鳴らしてくれるのだが、8BAの割には音に厚みは無く低音域の強調感は少ない、良い意味で2~3BAくらいのイヤホンにありそうな低音域の質感で癖が少なく、かつ力感のある音を鳴らしてくれる。ただし音の分離には少し強調感があり、イコライザをオフでもイコライザで強調したように少し音の輪郭がハッキリしすぎる印象がある。
・音の分離はとても良く、過度な分離を要求するテクニカルデスメタルでも音数の多さに対応してくれるが、前述したように少し輪郭に強調感のある音だからこそという印象もある。(CryptopsyのShag Harbour's Visitorにて確認)
・相性の良い音源はデスメタル、デスラッシュ、スラッシュメタル、ハードロック、POPSなど、良い意味で2~3BAに多いスッキリとした明瞭とした音造りでありつつ、力感のある低音域を再現してくれるので、スピード感を求める音源や、ガツンと重みのある低音を求める音源と相性が良い。
・相性の悪い音源は、バラード、フォークソング、クラシックなどだろうか、全体的に音の輪郭が派手に出る傾向があるので、ゆったりとした音源では少し派手に鳴りすぎる印象がある。

高音域□□□□■
中音域□□□□
低音域□□□□□
オススメ度88点
・個人的にはCCA C16のアップグレード版に感じられ非常に印象は良かったのだが、もう少し音の輪郭に自然さがあれば良かったなという思いからこの点数。低価格の多BA系としては文句なしに出来の良いイヤホンであるが、最近のKZ製品は出来の良いものが多いだけに、このくらいの点数とした。・良い意味で8BAらしからぬスッキリとした音を鳴らしてくれるイヤホンで、音の濃さという面ではCCA C16のほうが感じられるため、ここの好みで選ぶと良いかもしれない。
・スッキリとした音でありつつ、力感のある低音域を鳴らすイヤホンを探されている人におススメしたいイヤホン。
KZはこちらのブログのおかげでKZ AS06を知り、サブでたまに使ってます。
3000-4000円とは思えないほどまとまりの良い音で、B級グルメ的な楽しさがありました。
ありがとうございます!