


Kinboofi KBF4746という現在の6800円にて販売されているケーブルのレビューです。初のケーブルレビューなので試行錯誤中です、何か要望があればコメント等で教えて頂ければ幸いです。ちょくちょく出てて来る〇クラスというのはAクラスが最高、最低がEクラスくらいで考えています。
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特徴等
・16芯
・線材は銀メッキ+高純度銅線のハイブリッド
・柔らかさのグレードはAクラス。16芯ではあるがケーブル自体は非常に柔らかく取り回しが良い。
・タッチノイズの多さはBクラス。ケーブルが柔らかいのでタッチノイズは16芯の割にはかなり少ないほうだが、耳掛け以外で使うには多少気になるだろう。
・イヤーフックは無し、ケーブル自体が柔らかいので耳掛けの場合も全く問題なく快適に使える。
音質傾向
・音質傾向は高音域のハイハット音等の主張が強めになるが、全体のバランスを極端には変えずに上手く明るい音で鳴らしてくれる印象。
・全体的に音の傾向を明るくハッキリとした音にしてくれる傾向にあり、少し篭りが気になるイヤホンやもっと明るい音で鳴らしてほしい印象のあるイヤホンと相性が良いが、音の暗さを味として楽しむようなイヤホンでは少しイメージが崩れたり、元々派手な傾向の音のイヤホンでは少し派手にしすぎる印象がある。
・一番印象的な音域は高音域のドラムのハイハット部分で、シャリシャリとした音が結構強めに協調される印象があるのだが、あまり伸びは優れていな印象があり曲によっては少し高音域が神経質に感じる場面がある。元々高音域を上手く抜けの良い音で表現してくれるイヤホンとは相性が良いのだが、少し刺さりが強調されてしまう抜けの悪いイヤホンでは元々の性格を余計に強く出してしまう印象がある。

相性の良さそうな傾向のイヤホン
・先にも述べたが、全体的に標準ケーブル時よりももって明るい音にしたいという思うイヤホンと相性が良く感じる。元々の音が篭り気味に感じたり、暗い音に感じるようなものはこのケーブルを組み合わせてあげると上手く明るい傾向に持ってきてくれると思うが、少し全体的に派手な音にし過ぎる傾向もあるように思われる。
相性が良かったイヤホン
〇TENHZ P4 PRO・・・元々の暗めな音の傾向をガラッと明るいものに変えてくれる。元々の性格が気に入っていた人には合わないだろうが、個人的にはこちらのほうが好印象
〇NICEHCK HK6・・・全体的に解像度が底上げされ、スッキリとした傾向の音になり1音1音が追いやすくなる。
〇UE900・・・音のゴチャッとした感じが無くなり、分離の良い明るい音になるが、UE900の独特の中低音域の厚みが少し薄まるので好みは分かれそう
相性が悪かったイヤホン
〇LZ-A5・・・元々派手な傾向の音なのもあり、ケーブルによって余計派手な音になってしまう印象、高音域のハイハットの主張が流石にしつこいと感じるようになった。
〇KBF MK4・・・標準ケーブルより高音域の伸びが無いように感じ、高、低の音がハッキリと別れた少し違和感のある音になった。これに関しては標準のケーブルが優秀であるといったほうが良いかも。
リケーブルは音を良くするというより変化させる意味合いが強いと思っているので、評判良いケーブル買っても合わないことがあるので参考になります。