




BGVP DMGという現在15,000円にて販売されている4BA2D構成のイヤホンです。今回はL.Sオーディオさんからになります(DMのやり取りをしてる感じだと、日本語でやり取りが可能ですし気さくで感じ良いお店で好印象)
販売サイトはこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら
特徴等
・4BA2D構成でダイナミックドライバにはグラフェンとチタン振動版を採用
・帯域分割は4Way
・アルミ筐体
・4BA2D構成でダイナミックドライバにはグラフェンとチタン振動版を採用
・帯域分割は4Way
・アルミ筐体
・MMCXでのリケーブルに対応
・黒(標準)、金(低音強調)、銀(高音強調)の3種類のノズルにより音質の調整が可能。黒の部分は本体色と同じ色になるため、青筐体のものを購入すると青になる。
・装着感はなかなか良い、4BA2Dという構成でありながら筐体は比較的小さく耳の収まりが良い
・黒(標準)、金(低音強調)、銀(高音強調)の3種類のノズルにより音質の調整が可能。黒の部分は本体色と同じ色になるため、青筐体のものを購入すると青になる。
・装着感はなかなか良い、4BA2Dという構成でありながら筐体は比較的小さく耳の収まりが良い
・遮音性は一般的なカナルの平均クラス、一般的な音量であれば音漏れ等は殆ど気にしなくて良いだろう。
音質評価 □□□□□ 91点
・音はかなり良い4BA2Dとかなり無理な構成をしている割に出音は非常に素直
・フィルタはフィルタが薄い順に銀(高音強調)、黒(標準)、金(低音強調)となっているが、個人的には金(低音強調)が一番好印象だったため、金フィルタの音を中心に書く
・フィルタはフィルタが薄い順に銀(高音強調)、黒(標準)、金(低音強調)となっているが、個人的には金(低音強調)が一番好印象だったため、金フィルタの音を中心に書く
金フィルタ(低音強調)
音の大まかな印象は「金フィルタより高音域の刺激が強くなり、音場が少し狭く全体的に鋭利な音になった印象。高音域のキラキラという主張が強くなり、メロディックデスメタルのようなキラキラとして高音域がアクセントになる音源はより楽しく聴けるようになるのだが少し聴き疲れはしやすくなる印象」
・音の傾向は軽く高音域寄りのドンシャリ
・高音域はキラキラとした主張の強い明瞭な音を鳴らす。煌びやかで非常に楽しい音ではあるのだが、金フィルタと比べて少し聴き疲れしやすい印象を受ける。
・中音域は金フィルタより少し凹む。ボーカルの質感は特に変わらないのだがボーカルが半歩後ろで歌っているような印象になる。
・低音域は金フィルタより鋭利で音のエッジが際立つ音が鳴る。スラッシュメタルのような音源は疾走感がより強く得られて非常に楽しくなるが、金フィルタのような音の重厚な印象は少し減って軽快なノリの良い音になる。
・相性の良い音源はスラッシュメタル、メロディックデスメタル、POPSなど
・相性の悪い音源はクラシック、合唱作品など
銀フィルタ(高音強調)
・音の大まかな印象は「非常に立体的な低音域を鳴らす情報量の多い音。ガツンと響く低音域が印象的ながら、質感は雑にならない非常に細かく粒立ちの良い音を鳴らしてくれるところが好印象。」
・低音強調フィルタは大抵のイヤホンだと音が籠ってしまい良い印象を持たないのだが、このイヤホンの場合は高音域の音量だけを上手く抑えてくれて非常に聴きやすい音になる、音のバランス的にも低音強調フィルタを付けた時が一番整っているように思う。また不思議なことに音場もこの金フィルタが一番広く感じられる。
・低音強調フィルタは大抵のイヤホンだと音が籠ってしまい良い印象を持たないのだが、このイヤホンの場合は高音域の音量だけを上手く抑えてくれて非常に聴きやすい音になる、音のバランス的にも低音強調フィルタを付けた時が一番整っているように思う。また不思議なことに音場もこの金フィルタが一番広く感じられる。
・音の傾向は軽く低音寄り
・音場は少し広め、適度に広がりのある音を鳴らしてくれ窮屈さを感じさせない
・音場は少し広め、適度に広がりのある音を鳴らしてくれ窮屈さを感じさせない
・高音域はスッキリとした伸びやかで嫌味の無い音を鳴らす。それなりに主張はしっかりとある音であるが耳への刺激は少なく、明瞭でありながらスッと伸びていく聴きやすい音は嫌味が無く非常に自然で聴きやすい音になっている。この音の伸びの良さのおかげでロック、メタルといった音源だけでなくクラシック等の生楽器系の音源にも相性が良い。
・中音域は特に凹むことなく、自然な音を鳴らす。ボーカルは余裕のある伸びやかな音を鳴らし、音の余韻までしっかりと再現してくれそうな聴きやい音を鳴らしてくれる。音自体に癖は感じられないが、ボーカルの音像は少し大きめかも
・低音域は情報量が多いながらも非常に分離の良い解像感の高い音を鳴らしてくれる。低音域は重低音までしっかりと感じられる帯域の広さを持ち合わせており、質の良い低音が高い密度と分離を持った状態で耳に押し寄せてくる、この情報量の多さの低音をきちんと分離の良い状態で耳に届かせてくれるイヤホンは珍しく、かなり上質な低音域であると感じる。
・音の分離はかなり良くでかなり音の分離を要求するテクニカルデスメタル音源でも全く問題なく音が分離して再生され、密度の高い低音域が物凄い音数となって耳に押し寄せてくる(Cryptopsy two pound torchにて確認)
・相性の良い音源は、デスメタル、ハードロック、POPS、アニソン系など、基本的に何でも卒なく鳴らしてくれるタイプなので音源は基本的に選ばないが、低音域の質感の良さが非常に魅力的なので低音域にアクセントのある音源とはより相性が良い。
・相性の悪い音源はあまり思い浮かばないほど上手く鳴らしてくれるのだが、強いて挙げるならバラード、オーケストラ等だろうか。オーケストラはこの構成のイヤホンとしてはかなり自然な音を鳴らしてくれて好印象だったのだが、多少音の分離が強すぎて逆に違和感を持つところがあるかもしれない。
黒フィルタ(標準)音の大まかな印象は「金フィルタより高音域の刺激が強くなり、音場が少し狭く全体的に鋭利な音になった印象。高音域のキラキラという主張が強くなり、メロディックデスメタルのようなキラキラとして高音域がアクセントになる音源はより楽しく聴けるようになるのだが少し聴き疲れはしやすくなる印象」
・音の傾向は軽く高音域寄りのドンシャリ
・高音域はキラキラとした主張の強い明瞭な音を鳴らす。煌びやかで非常に楽しい音ではあるのだが、金フィルタと比べて少し聴き疲れしやすい印象を受ける。
・中音域は金フィルタより少し凹む。ボーカルの質感は特に変わらないのだがボーカルが半歩後ろで歌っているような印象になる。
・低音域は金フィルタより鋭利で音のエッジが際立つ音が鳴る。スラッシュメタルのような音源は疾走感がより強く得られて非常に楽しくなるが、金フィルタのような音の重厚な印象は少し減って軽快なノリの良い音になる。
・相性の良い音源はスラッシュメタル、メロディックデスメタル、POPSなど
・相性の悪い音源はクラシック、合唱作品など
銀フィルタ(高音強調)
・音の大まかな印象は「圧倒的に高音域の主張の強い音になり、高音域のキラキラとした音で「今BAドライバが活躍しています!」と言わんばかりの主張の音になってしまい、帯域ごとの分離やバランスが少しわざとらしく感じる」
・音の傾向は高音域寄り・高音域はかなり派手な音が鳴る。耳につくほど刺激の強い音がガンガン鳴るわけではないのだが、キラキラとした高音域の主張がかなり強く「今高音域のBAドライバが頑張ってます!」と言わんばかりの主張をしてくるので、少しバランスとして崩れ気味な印象を持つ。
・中音域はそれなりに凹む。ボーカルが2歩遠くで歌っているような印象になる。
・低音域は黒フィルタとあまり変わらず。
・相性の良い音源はメロディックデスメタル、パワーメタル等
・相性の悪い音源は、クラシック、EDMなど

音のバランス
金フィルタ(低音強調)
金フィルタ(低音強調)
高音域□□□□
中音域□□□□
低音域□□□□■
黒フィルタ(標準)
黒フィルタ(標準)
高音域□□□□□
中音域□□□□
低音域□□□□
銀フィルタ(高音強調)
銀フィルタ(高音強調)
高音域□□□□□
中音域□□□
低音域□□□□
オススメ度□□□□□ 92点
・音質は非常によく、情報量が多く分離の良い音のイヤホンが欲しい人には手放しで勧められる名機といっていいだろう。4BA2Dでダイナミックはグラフェンとチタン振動版なんて、これだけイロモノっぽい構成のイヤホンでも当たりな音が出てきたりするから最近のイヤホンはイマイチわからん、、、w
・4BA2Dという構成のおかげか、非常に情報量の多い濃い音になっているが、その濃さが嫌味にならない秀でた分離の良さがあるため非常に自然で聴きやすい音になっている。
・情報量ね密度感の高いイヤホン、低音域の重厚感を求める人、少し派手な音のイヤホンが好きな人にお勧めしたい名機。
・情報量ね密度感の高いイヤホン、低音域の重厚感を求める人、少し派手な音のイヤホンが好きな人にお勧めしたい名機。
Ie800やakt8ieなどに匹敵する音質が3万とちょっとで購入できてオススメです
ノズル交換ができて好みの音に変更できることもメリットの一つですが