


LEAR LUF-Kaleido (萬花筒)という2BA1D構成のハイブリッドイヤホンです。現在1,699香港ドル(24,000円くらい)で販売されています。
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特徴等
・2BA1D構成でダイナミックには7mmのPET振動版のものを採用
・MMCXリケーブル可能
・筐体はなかなか奇麗、フェイスプレートのキラキラとしたデザインもなかなか鮮やかでLEARは正直造りは悪いイメージがあっただけにかなり改善した印象
・装着感はなかなか良い、長時間使用していても問題はないだろう
・音漏れ、遮音性は一般的なカナルと同等で良くも悪くもなくといった印象
音質評価 □□□□■ 60点
・音は低音にガッツのあるLEARらしい音でなかなか良いのだが、全体的に暗めな音で高音域にもう少し鮮やかさが欲しい印象もある
・音の大まかな印象は「ダイナミックドライバの力感が生きておりアタック感の強い力感のある低音域が特徴的な音、オールドロック、ポップスといった音源は重厚感があり聴きごたえのある力強い音を鳴らしてくれるが、高音域は少し暗めな印象で低音域の多い場面では曇りも感じるのが残念」
・音の傾向は低音寄り
・音場は広くも狭くもなく平均的
・高音域は刺さりの無い聴きやすい音を鳴らす。音の伸びはなかなか良く綺麗な音を鳴らしてくれるのだが、ドラムのハイハット音やキーボードのキラキラとした音の主張は控えめで高音域好きとしては物足りなさがある。また、基本的には問題無いのだが、デスメタル音源など低音域が多い音源では所々高音域に曇りを感じる場面があるのが残念。
・中音域は特に凹むことも無く自然な音を鳴らしてくれる。低音域の量感が多く、中音域は量的には少なめなのだと思うのだがドライバ配置のおかげか、ボーカルが遠くで聴こえることはない。ボーカルの質は余計な味付けが無く自然な音を鳴らしてくれる印象で、良くも悪くも淡々とした音を鳴らしてくれる。
・中音域は特に凹むことも無く自然な音を鳴らしてくれる。低音域の量感が多く、中音域は量的には少なめなのだと思うのだがドライバ配置のおかげか、ボーカルが遠くで聴こえることはない。ボーカルの質は余計な味付けが無く自然な音を鳴らしてくれる印象で、良くも悪くも淡々とした音を鳴らしてくれる。
・低音域はかなり重厚感のあるしっかりとした音を鳴らしてくれる。ベースやバスドラムの音がかなり力強く耳に響き、イヤホンらしからぬ力感のある音を鳴らしてくれておりなかなか好印象なのだが、音の分離はそこまで良くなく、ハードロック、スラッシュメタル等は問題無いのだがテクニカルデスメタルのような音源では音の被りが気になってしまうのが残念。
・相性の良い音源は、ジャーマンメタル、ハードロック、オールドロックなど、ミドルテンポでノリ良く聞けるロック音源などと非常に相性が良く、ダイナミックならではの力感を感じられ楽しく聞くことができる。
・相性の悪い音源はテクニカルデスメタル、クラシック、メロディックデスメタルなど、高音域にアクセントのある音源や生楽器系の音源では高音域に不満を持つことが多くありそうに思う
音のバランス
高音域□□□■
中音域□□□□
低音域□□□□□
オススメ度□□□■ 55点
・力感のある低音域は流石LEARという印象で他のハイブリッドイヤホンではなかなか感じられない重厚感のある音が聴け好印象だったのだが、高音域の曇り感が残念だったためこの点数、とても惜しいイヤホンという印象
・シェルの作りはかなり向上しており、フェイスプレートのデザインはとても目を引く綺麗なデザインであり、こういった制度は本当に良くなったなと感じる(初期のは音は良かったけど大分雑だったのでw)
・シェルの作りはかなり向上しており、フェイスプレートのデザインはとても目を引く綺麗なデザインであり、こういった制度は本当に良くなったなと感じる(初期のは音は良かったけど大分雑だったのでw)
・ハードロック、オールドロックといった音源を聴くのであればなかなか良い選択肢になるイヤホンではある。AC/DCのような音源は音源の独特な雰囲気をより一層引き立ててくれ非常に楽しく聴くことができるため力感のある音が欲しい方に試してほしいイヤホン。