


KZ ZS6がHCKのレビューです。いつも通りの合言葉「METAL」を伝えて頂ければマイクなし35ドル、マイク有り36ドル、マイク無しアップグレードケーブル付き41ドル、マイクありアップグレードケーブル付き42ドルにて購入可能です。
販売サイトはこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら 割引方法はこちら
特徴等
・2BA2Dのハイブリット構成
・金属筐体を採用
・装着感は良好、耳への収まりが良く長時間の使用も問題なさそう(Campfire audioのデザインって良く出来てるんだなぁと、、、w)
・写真の通りかなり大きなベント穴が設けられており音漏れはかなり多く外での使用はかなり注意が必要
・写真の通りかなり大きなベント穴が設けられており音漏れはかなり多く外での使用はかなり注意が必要
音質評価 □□□□ 90点
・音質はかなり良い、50ドル以下のイヤホンとしては文句なく素晴らしいと言って良い圧倒的な音質。
・音の大まかな印象は「非常に派手な音造りで良くも悪くも1音1音がかなりハッキリと再生されるイヤホン。2BA2Dを積んでる影響もあり個々の帯域の分離がバラバラすぎる印象はあるが、これだけドライバを積んでゴチャッとした音にならず明瞭な音を鳴らすのはかなり好印象」
・音の大まかな印象は「非常に派手な音造りで良くも悪くも1音1音がかなりハッキリと再生されるイヤホン。2BA2Dを積んでる影響もあり個々の帯域の分離がバラバラすぎる印象はあるが、これだけドライバを積んでゴチャッとした音にならず明瞭な音を鳴らすのはかなり好印象」
・音の傾向はドンシャリでかなり派手な音、良くも悪くも本来の音にDAPのイコライザでプリセットされている「ロック」を選択した時のような味付けの強い音。
・音場は特に広くも無く狭くもなくといった印象、かなりしっかりとした開口部を設けているため音の抜け自体は良いのだが音自体はかなり硬質なこともあってか音場はそこまで広くは感じない。
・解像度が非常に高く、音の細部のアクセントをしっかりと感じさせてくれるのだが、帯域ごとに音がハッキリと分かれている印象があり、ダイナミックやBA1発のイヤホンに慣れていると音の繋がりに違和感を感じる面もあると思う。
・音場は特に広くも無く狭くもなくといった印象、かなりしっかりとした開口部を設けているため音の抜け自体は良いのだが音自体はかなり硬質なこともあってか音場はそこまで広くは感じない。
・解像度が非常に高く、音の細部のアクセントをしっかりと感じさせてくれるのだが、帯域ごとに音がハッキリと分かれている印象があり、ダイナミックやBA1発のイヤホンに慣れていると音の繋がりに違和感を感じる面もあると思う。
・高音域はかなり曇りの無いかなりハッキリとした音を鳴らす。高音域はかなり主張が強く、ドラムのシンバル音が明瞭かつかなり分かれて聴こえる。かなりハッキリと分かれて再生されるので音源としての一体感を欠く印象もあるのだが、個人的にはこれだけハッキリと分離された高音域はアクセントとしてはかなり好み。ハイブリッドイヤホンというよりも高音域のアクセントの強いTWFKを積んだ2BAのイヤホンのような高音域の目立ち方で、ATH-CK10等は高音域のなり方の印象は近い。
・中音域は少し凹む。全体的な音の分離が非常に良く、テクニカルデスメタルのような音数の多い音源でもボーカルが埋もれる事は無いが、少し遠い位置でボーカルが歌っているように感じられる面もある。ボーカルの質は特に癖が無く淡々と鳴らしてくれる印象だが、声の伸びはイマイチで少し声に無機質さを感じる面もある。
・低音域はかなり分離の良いカッチリとした音を鳴らす。音の輪郭はかなり強調されておりイコライザで音を強調したような分離の仕方をするが、元々のドライバの質の良さが感じられる質の良い低音域なため音の強調感はそこまで気にならない。テクニカルデスメタルも余裕で鳴らせる分離の良さを持ちつつダイナミックドライバらしいしっかりとした重低音を感じられる音造りを実現している事が非常に好印象で、比較的安価なイヤホンでここまで分離の良さと重低音の重みを両立した音を鳴らせるイヤホンは他には無いのではないかと思う。(Cryptopsy two pound torchにて確認)
・相性の良い音源は、テクニカルデスメタル、メロディックデスメタル、明るいアニソン、POPS、スクリーモ等。低音域の質の良さや高音域の鮮やかさはこの価格帯としては頭1つほど抜けている印象があり、分離と音の重みを両立した低音を必要とするデスメタルや、高音域にアクセントのある明るい音調の楽曲と相性が良い
・相性の悪い音源はゆったりとしたバラードやオーケストラ等の生楽器音源は相性が悪く、特にオーケストラ音源は音に不自然さを感じる面が多いと思う。
音のバランス
高音域□□□□□
中音域□□□■
低音域□□□□■
オススメ度□□□□□ 91点
・個人的な音の好みとしては満点を付けられる素晴らしいイヤホンであり、かなり派手な音で好みは分かれそうな音であることや音漏れの多さ等難点も多い製品ではある。しかしそういったマイナス面を考慮しても満点をつけたくなる程に圧倒的に音が良い。
・癖の強い音ではあるが、50ドル以下でこれだけの音質のイヤホンが出てきた事は本当に驚異的に思う。
・これだけ良いイヤホンを作れるのだから、いい加減デザインを他社からパクらずにオリジナル路線で製品を作ってほしいものである、、、物は良いだけに非常に惜しい印象の強いメーカーである。
・癖の強い音ではあるが、50ドル以下でこれだけの音質のイヤホンが出てきた事は本当に驚異的に思う。
・これだけ良いイヤホンを作れるのだから、いい加減デザインを他社からパクらずにオリジナル路線で製品を作ってほしいものである、、、物は良いだけに非常に惜しい印象の強いメーカーである。
・「DAPでプリセット「ロック」設定のイコライザ」をかけたような強調感のある音であり、この前提さえ気にならなければ帯域ごとの質はとても良い素晴らしいイヤホンである。音の一体感、帯域ごとの繋がりの良さを求める人には向かないが、少し派手めな音で楽しく聴けるイヤホンを探している人には真っ先に試してもらいたいイヤホン。
注意
下記Amazonリンクの場合はAli expressで買うより少し割高かつ合言葉での割引も利きません。
安く買いたい場合はAliexpressのこちらからご購入頂き、少し割高でも手軽に買えるAmazonのほうが良いという方は以下リンクからどうぞ。
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「KZ ZS6」なかなか気に入っているのですが、どうも左右のバランス・空間の広がり方の違いが気になっていました。そこで、カナルの音の出口の銀色のメッシュを取り外してみたところ、なんと・・・・2つ並びのBAドライバが、左右で110度ほどずれて取り付けられていました。残念!!(90度でもないので製造担当者が気分で適当に接着??)
どうもカナル部 BAドライバの取り付けは、極めていい加減にされているようです。
これでは、ブックシェルフのスピーカーを右は縦置き、左は横置きにして至近距離で聞いているようなものです!
しかし、左右の空間バランスはメッシュを外したことでわずかに解消されました。メッシュ自体も横長の穴が開いており、2つのBAドライバの配置と平行になった場合と水平になった場合で音が違って聞こえます。あと少し、もう一歩、詰めが甘いんですよねー