



Rose Cappuccino 2+2Cという2D2BA構成のハイブリッドイヤホンです。価格は315ドル~353ドルでデザインによって変わります。私のは353ドルの少し高いほうの物です。いつも通り合言葉の「METAL」を伝えて頂くと299ドルにて購入可能です。
販売サイトはこちら 割引方法はこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら
特徴等
・2D2BA構成のハイブリッド構成
・筐体の造りはなかなか良い、ROSEというと初期は本当に作りが悪かったが最近は本当綺麗になった
・スイッチにより「Pop Vocal」と「Classical」の2つの音質傾向を切り替える事が出来る。切り替えのためにペン等を使う必要があるので、スイッチ切り替え用の工具等が付属していれば尚よかった。
・ケーブルはMMCXにて交換可能、付属ケーブルは柔らかく取り回しはなかなか良い。
・音漏れ防止や遮音性は一般的なカナルイヤホンとしては平均レベルで良くも悪くも無い印象。音抜け穴は前方に1か所あるが小さい穴なため遮音性は悪くない
音質評価 □□□□□ 87点
・音質はなかなか良い、2D2BAという構成なため変な音がしそうだが非常にバランスの取れた音が鳴る。
・スイッチにより音質を「Pop Vocal」と「Classical」の2つの音質傾向を切り替える事ができ、個人的には「Pop Vocal」のほうが好印象だったが、どちらもなかなか良い音質だったため今回は両方の音質を分けて記載する。
・スイッチにより音質を「Pop Vocal」と「Classical」の2つの音質傾向を切り替える事ができ、個人的には「Pop Vocal」のほうが好印象だったが、どちらもなかなか良い音質だったため今回は両方の音質を分けて記載する。
Classical
・音の大まかな印象は「音の傾向は少し高音域が目立つシャッキリサウンド。高音域の主張が強くシンバル音等はかなり刺激的に刺さり気味に主張してくるため好みは分かれそうだが、低音域も必要十分に出ているため明瞭な音が欲しい人にはもってこい」
・Pop Vocalモードより高音域寄りの音になり低音域は減る。また低音域が減った影響で全体的に音が狭めになった印象があり、低音域の立体感はPop Vocalモードのほうが優れている。
・解像度が高く全体的に乾いたサッパリとした音で、高音域の主張が強いところ以外は良くも悪くも少し味気ない音を鳴らす。
・高音域はかなりシャッキリとした刺激的な音を鳴らす。ドラムのシンバル音等がシャリシャリとかなり刺激的な音を鳴らしており正直聴き疲れはしやすい音。私は明瞭な音が好きなためこういう音も好きだが、高音域が目立つ割に音の伸びはそこまで良くないため少し無理をした高音域にも聞こえる。
・中音域は少し凹む。違和感を覚えるほどではなく、音の分離も良いためボーカルの音が埋もれる事も無いのだが高音域の主張が強いためボーカルはほんの少し遠めに聞こえる。ボーカルの質自体はそこまで癖はなく淡々とした音を鳴らすのだが、余韻等はあまり感じさせないサッパリとした鳴らし方をするため曲によっては少し淡泊に感じる面もあるかもしれない。
・低音域はとてもキレの良い音を鳴らす。非常にキレの良い音でテクニカルデスメタル音源もしっかりと余裕をもって分離してくれる。またカナルでこれだけ分離の良い音を鳴らしつつも、しっかりと重低音まで再現されており重みのある低音域を鳴らしてくれるところが非常に好印象。
・相性の良い音源はメロディックデスメタル、スラッシュメタル、ロック等、とても明瞭でキレの良い音なため疾走感のある音源や、高音域の煌びやかさが印象的な音源と相性が良い。
・相性の悪い音源は、全体的にサッパリとした淡泊な鳴らし方なためジャズやバラード等の音源には面白味が欠けるように思う
・音の大まかな印象は「音の傾向は少し高音域が目立つシャッキリサウンド。高音域の主張が強くシンバル音等はかなり刺激的に刺さり気味に主張してくるため好みは分かれそうだが、低音域も必要十分に出ているため明瞭な音が欲しい人にはもってこい」
・Pop Vocalモードより高音域寄りの音になり低音域は減る。また低音域が減った影響で全体的に音が狭めになった印象があり、低音域の立体感はPop Vocalモードのほうが優れている。
・解像度が高く全体的に乾いたサッパリとした音で、高音域の主張が強いところ以外は良くも悪くも少し味気ない音を鳴らす。
・高音域はかなりシャッキリとした刺激的な音を鳴らす。ドラムのシンバル音等がシャリシャリとかなり刺激的な音を鳴らしており正直聴き疲れはしやすい音。私は明瞭な音が好きなためこういう音も好きだが、高音域が目立つ割に音の伸びはそこまで良くないため少し無理をした高音域にも聞こえる。
・中音域は少し凹む。違和感を覚えるほどではなく、音の分離も良いためボーカルの音が埋もれる事も無いのだが高音域の主張が強いためボーカルはほんの少し遠めに聞こえる。ボーカルの質自体はそこまで癖はなく淡々とした音を鳴らすのだが、余韻等はあまり感じさせないサッパリとした鳴らし方をするため曲によっては少し淡泊に感じる面もあるかもしれない。
・低音域はとてもキレの良い音を鳴らす。非常にキレの良い音でテクニカルデスメタル音源もしっかりと余裕をもって分離してくれる。またカナルでこれだけ分離の良い音を鳴らしつつも、しっかりと重低音まで再現されており重みのある低音域を鳴らしてくれるところが非常に好印象。
・相性の良い音源はメロディックデスメタル、スラッシュメタル、ロック等、とても明瞭でキレの良い音なため疾走感のある音源や、高音域の煌びやかさが印象的な音源と相性が良い。
・相性の悪い音源は、全体的にサッパリとした淡泊な鳴らし方なためジャズやバラード等の音源には面白味が欠けるように思う
音のバランス
高音域□□□□□
中音域□□□■
低音域□□□□
Pop Vocal・音の大まかな印象は「厚みのある低音域が印象的な音。音のバランス的には低音過多という訳ではないのだが、低音域に非常にしっかりとした重みがあり全体的に立体感のある音を鳴らしてくれる。」
・Classicalモードより低音域が増え、音の広がりが増した音。特に低音域の立体感は断然こちらのPop Vocalモードのほうが優れているが、高音域の明瞭さは1歩劣る。
・中音域は特に凹む事なく鳴る。ボーカルの質はClassicalモードより音の広がりが出た分ボーカルが余裕をもって歌っているように聞こえる印象で、音の余韻までしっかりと感じられる適度な音の広がりや伸びが心地よい。
・低音域はClassicalモードより量感が増し広がりのある音を鳴らす。広がりのある音になった影響でClassicalモードの時より音のキレの良さは感じられなくなったが、しっかりと音の分離は良いためデスメタル音源もしっかりと分離してくれるが、テクニカルデスメタルは音源によっては音が被る印象があった。(Cryptopsy two pound torchにて確認)
・相性の良い音源はエピックメタル、アニソン、POPS、ロック等。少し広がりのある音からあまりゴリゴリとしたサウンドではなく、少し明るい曲調のものと相性が良い気がする。
・相性の悪い音源はテクニカルデスメタル、スラッシュメタル等。聴けない事は無いのだが、Classicalモードのキレの良い音を聞いた後だと物足りなさは感じる。
音のバランス
・Classicalモードより低音域が増え、音の広がりが増した音。特に低音域の立体感は断然こちらのPop Vocalモードのほうが優れているが、高音域の明瞭さは1歩劣る。
・Classicalモードるより広がりのある音になっており、全体的に立体感が生まれ窮屈感の無い余裕のある音となっている。また低音域の量感が増した事で低音域の重みもClassicalモードより感じられる印象。どちらも良い音なのだがPop Vocalモードのほうが2D2BAという構成の恩恵を受けた良い意味で楽しい音を聴けるモードになっている印象で唯一無二な音はこっちかなと思う。
・高音域は綺麗な音を鳴らすのだが、低音域の量感が強いため少しこもり気味に聞こえる場面もある。しっかりと主張のある鮮やかな音でドラムのシンバル音のシャリシャリとした音が適度に主張してくる。音の質自体はClassicalモードとそこまで違わないのだが量感が下がったため耳への刺激はかなり抑えられており聴き疲れもし難くなつている。・中音域は特に凹む事なく鳴る。ボーカルの質はClassicalモードより音の広がりが出た分ボーカルが余裕をもって歌っているように聞こえる印象で、音の余韻までしっかりと感じられる適度な音の広がりや伸びが心地よい。
・低音域はClassicalモードより量感が増し広がりのある音を鳴らす。広がりのある音になった影響でClassicalモードの時より音のキレの良さは感じられなくなったが、しっかりと音の分離は良いためデスメタル音源もしっかりと分離してくれるが、テクニカルデスメタルは音源によっては音が被る印象があった。(Cryptopsy two pound torchにて確認)
・相性の良い音源はエピックメタル、アニソン、POPS、ロック等。少し広がりのある音からあまりゴリゴリとしたサウンドではなく、少し明るい曲調のものと相性が良い気がする。
・相性の悪い音源はテクニカルデスメタル、スラッシュメタル等。聴けない事は無いのだが、Classicalモードのキレの良い音を聞いた後だと物足りなさは感じる。
音のバランス
高音域□□□□■
中音域□□□□■
低音域□□□□□
オススメ度□□□□ 86点
・2D2BAという構成でありながら非常によくまとまった音質で、2Dを積んだおかげで他には出せないような深みのある低音域を鳴らしてくれるなかなかの良機であると思う。
・スイッチで音質の切り替えが出来るイヤホンというのは、どちらかの音が明らかに優れてしまっていて一度聴いたら片方のモードは二度と使わないなんて事が多いが、このイヤホンは「Pop Vocal」と「Classical」どちらも甲乙つけ難い良い音を鳴らしてくれ、気分次第で切り替えて使えそうなところが好印象。
・初期は造り等いろいろ不安な点も多かったROSEだが、最近は本当に造りも良くなったし、何より音造りは相変わらずとても上手い印象。深みのある低音域や立体感のある音を求めている人におススメしたい機種。こういう低音域はBAを何個積んでも出ないと思っており、2Dを積んだうえでこれだけバランスの取れた音を出せるイヤホンはなかなか貴重ではないかと思う。
・スイッチで音質の切り替えが出来るイヤホンというのは、どちらかの音が明らかに優れてしまっていて一度聴いたら片方のモードは二度と使わないなんて事が多いが、このイヤホンは「Pop Vocal」と「Classical」どちらも甲乙つけ難い良い音を鳴らしてくれ、気分次第で切り替えて使えそうなところが好印象。
・初期は造り等いろいろ不安な点も多かったROSEだが、最近は本当に造りも良くなったし、何より音造りは相変わらずとても上手い印象。深みのある低音域や立体感のある音を求めている人におススメしたい機種。こういう低音域はBAを何個積んでも出ないと思っており、2Dを積んだうえでこれだけバランスの取れた音を出せるイヤホンはなかなか貴重ではないかと思う。