


EARNiNE EN120のレビューです。今回はTSH corporationさんから直接送ってもらったものになります。価格は5,480円でEイヤホンにて販売が開始されています。
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特徴等
・シングルBAイヤホンで独自開発ののBAドライバを採用
・ステンレス筐体を採用
・ケーブルは柔らかくしなやかな物で取り回しが良い、個人的にこういう柔らかいケーブルをツイストし物が一番使いまわしは良いと思う
・装着感は良好、こういう普通のカナルが一番使いやすいと思う。
・装着感は良好、こういう普通のカナルが一番使いやすいと思う。
・遮音性、音漏れ防止はカナルイヤホンの中でも優秀、音抜けの穴が無いので音漏れ等はまず気にする必要はないだろう
音質評価 □□□□ 91点
・音質は非常に素直で良い音、5,480円という価格であれば文句なしに相当良いと言える。
・音の大まかな印象は「非常に素直でタイトな音を鳴らすイヤホン。シングルBAでありながら低音域がしっかりと量感と重みがあり、かつのあるタイトな音を鳴らす事がとても好印象。
・音の傾向は基本的にフラットだが、厳密に言えば少し中音域が多めか
・高音域はスッキリとした明瞭な音を鳴らす。1万以下のBAイヤホンはどうも音が野暮ったいものが多く高音域が曇りがちなのだが、このイヤホンは全く音の曇る気配すら無い明瞭さがある。あまり音の余韻や伸び等をじっくり聴かせるようなタイプではなく、あくまでサッパリとした軽快な高音域を鳴らしてくれる印象。高音域の鮮やかさは十分あり、ドラムのハイハットのシャリシャリとした音もしっかりと刺激的に鳴らしてくれ「よくシングルBAでこんな音出すな」と素直に関心するほど。
・中音域は少し前に来る。ボーカルの音自体はあまり癖は無くありのままの音を淡々と鳴らしてくれる印象。変にボーカルの音を広くしたりゆったりとさせていないため、どんなボーカルの音源にも合うだろう。
・低音域はかなりタイトで淡々と分析的な音を出してくれる。分析的というとネガティブな意見として捉える人も多いが、分離が良く音源の粗まで忠実に再現してくれるという意味で個人的には最大限の誉め言葉として使っている。
・個人的に低音域というのはシングルBAでは最も苦手な帯域だと思っていて、音がとても緩かったり、重低音が出ていなくて軽い音が鳴っているような物が非常に多いのだが、このイヤホンはしっかりとデスメタルも余裕をもって分離し、それでいてしっかりと重低音の圧も感じられる。テクニカルデスメタルでは一部音源では厳密には多少音が分離しきれていないところもあるが、それでも普通に聴く分には全く問題ないくらいしっかりと分離してくれる。(Cryptopsy two pound torchにて確認)
・相性の良い音源はスラッシュメタル、デスラッシュ、ロック、ポップス等。基本的にとてもタイトに淡々とした音を鳴らしてくれるタイプなため音源は選ばないのだが、ドラムの音をしっかりとタイトにキレが良く鳴らしてくれるためデスラッシュ、スラッシュ等の疾走感を求める音源と相性が良い。1万以下のシングルBAでスラッシュやデスラッシュ音源と相性が良いと思えたの機種は他には思いつかない。(価格を無視すればER-4Sはスラッシュメタルと相性が良い)
・中音域は少し前に来る。ボーカルの音自体はあまり癖は無くありのままの音を淡々と鳴らしてくれる印象。変にボーカルの音を広くしたりゆったりとさせていないため、どんなボーカルの音源にも合うだろう。
・低音域はかなりタイトで淡々と分析的な音を出してくれる。分析的というとネガティブな意見として捉える人も多いが、分離が良く音源の粗まで忠実に再現してくれるという意味で個人的には最大限の誉め言葉として使っている。
・個人的に低音域というのはシングルBAでは最も苦手な帯域だと思っていて、音がとても緩かったり、重低音が出ていなくて軽い音が鳴っているような物が非常に多いのだが、このイヤホンはしっかりとデスメタルも余裕をもって分離し、それでいてしっかりと重低音の圧も感じられる。テクニカルデスメタルでは一部音源では厳密には多少音が分離しきれていないところもあるが、それでも普通に聴く分には全く問題ないくらいしっかりと分離してくれる。(Cryptopsy two pound torchにて確認)
・相性の良い音源はスラッシュメタル、デスラッシュ、ロック、ポップス等。基本的にとてもタイトに淡々とした音を鳴らしてくれるタイプなため音源は選ばないのだが、ドラムの音をしっかりとタイトにキレが良く鳴らしてくれるためデスラッシュ、スラッシュ等の疾走感を求める音源と相性が良い。1万以下のシングルBAでスラッシュやデスラッシュ音源と相性が良いと思えたの機種は他には思いつかない。(価格を無視すればER-4Sはスラッシュメタルと相性が良い)
・相性の悪い音源は古い録音の音源や録音の悪いアニソン等は音源の粗もそのまま包み隠さず鳴らすため粗が目立ってしまう印象はある
音のバランス
高音域□□□□
中音域□□□□■
低音域□□□□
オススメ度□□□□□ 91点
・個人的に5,000円くらいでは現状一番おススメしやすいイヤホンであると思う。同価格帯はFinalのE3000やWhizzer A15といった素晴らしいイヤホンもあるのだが、音の癖の少なさや使い勝手の良さ等を考慮するとこのEN120は本当に誰にでも勧めやすいイヤホンである。
・癖は少なく淡々と鳴らすイヤホンなため音に面白味のあるタイプではないが、5000円くらいのBAイヤホンでここまで質の良い低音域を鳴らせるイヤホンは現状他に無く、私みたいなBAのイヤホンはあまり好きではない人が聴いても「そうそう、こういうBAイヤホンならいいんだよ!」と思えるような良さを持ったイヤホンだと思う。
・物凄く正直なことを言えば、過去の同社のイヤホンは苦手な物が多く今回のEN120は初めて同社で良いと思えたイヤホンだったりする。そのため「いきなりやけに良い物作ってきたな」というのが私の本音。
・物凄く正直なことを言えば、過去の同社のイヤホンは苦手な物が多く今回のEN120は初めて同社で良いと思えたイヤホンだったりする。そのため「いきなりやけに良い物作ってきたな」というのが私の本音。
・1本で色々な音源を聴きたい人やタイトな音が好きな人、そしてシングルBAのイヤホンに苦手意識のある人に聴いてみてほしいイヤホン。