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HCK EB200というインナーイヤーのイヤホンです。
いつも通りHCKからで通常価格は16.99ドルですが
いつも通り合言葉のMETALを伝えて頂くと13.99ドルにて購入可能です。
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割引方法はこちら Earbuds Rankingはこちら
 
特徴等
・インピーダンスは200Ω
・ケーブルはしなやかで癖の付きにくそうな細身のものを使用
・筐体はお馴染みのMX500系筐体なため、MX500やVE MONKシリーズと同等の装着感
・遮音性、音漏れ防止等も一般的なインナーイヤーと同程度、遮音性や音漏れ防止を重視するのであればカナルを選んだほうがいい。

音質評価 □□□ 73点
・音質は13.99ドルという価格を考えればなかなか良い。
・音の大まかな印象は「少し暗めの低音域を鳴らす落ち着いた雰囲気のある音。落ち着いた音でありながら高音域はしっかりと明瞭な綺麗な音を鳴らしてくれるのだが、高音域に少しピーキーさを感じ刺さりがあるのが難点」
・全体的な音の傾向はVE MONK PLUSに似ており、MONK PLUSのような少し暗く深みのある低音域を鳴らしつつ音のバランスとして中、高音域をもっと持ち上げた音というとイメージしやすいかなと思う。ただその弊害として高音域に少しピーキーさを感じる。
・音のバランスは少し中音域寄りのカマボコ
・高音域はなかなか明瞭で曇りの無い音を鳴らすのだが、少し無理をして出しているようなピーキーさも感じる音である。全体的に明瞭でスッキリとした綺麗な高音域を鳴らしてくれ、ドラムのハイハット音がとても鮮やかなシャリシャリと小気味の良い音で鳴ってくれるのだが、鉄琴のような突き抜けるような伸びのある音を鳴らす楽器では高いところの音域で少し刺さりを感じてしまう。
・中音域は少し前に出る。音自体に癖は少なく淡々と音源のままのボーカルを鳴らしてくれる印象であり、演出的な味付けはあまり感じないのだが、他のインナーイヤーよりもボーカルの主張は強め。
・低音域は少し暗めな密度の高い音を鳴らす。低音域はVE MONK PLUSに非常に似ており、少し広がりがあり密度の高い暗めな音を鳴らす。音の分離は非常によくテクニカルデスメタルのような音源も余裕で分離出来、それでいて過度にエッジを立てないあくまで淡々とした音を鳴らしてくれるのが好印象。
・相性の良いジャンルはデスラッシュ、ハードロック等。少し広がりがありかつ密度の高い低音域を鳴らしてくれるため、デスラッシュのような音圧を求める音源とは相性が良い。
・相性の悪い音源はクラシックや女性ボーカルの明るい音調のアニソン。クラシックや声の高いボーカルの音源では高音域のピーキーさが気になる印象が強く相性はあまり良くない。

音のバランス
高音域□□□□
中音域□□□□■
低音域□□□□

オススメ度□□□■ 73点
・13.99ドルという価格ではあればなかなか高音域であり、同価格のカナルイヤホン群と比較すれば素晴らしいと言えるレベルの音質なのだが、高音域のピーキーさが気になった事と最近の20ドル以下のインナーイヤー群は異常にレベルが高い事からこの点数。
・VE MONK PLUSの音が暗すぎると感じた人に試してみてほしいイヤホン。MONK PLUSよりも高音域の主張が強く軽快な音が出る。