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HZsound M001です。通常価格は24ドルですが、い
いつも通り合言葉の「METAL」を伝えて頂けば19ドルにて販売してもらえます。
商品ページはこちら 割引方法の詳細はこちら In-Canal Earbuds Rankingこちら

特徴等
・8mmダイナミックドライバー1発構成
・ノズル部がネジ式で交換出来るようになっている。
・全体的に値段の割に造りが非常に良く、特に木目の綺麗さは低価格で木を使ったイヤホンとしては非常にクオリティが高く綺麗な仕上がっている。
・遮音性や音漏れは一般的なカナルとしてい平均点という印象。
 
音質評価 □□□
・音はなかなか良い、20ドル以下のイヤホンとしては十分満足度の高い製品であると言える
・音の大まかな印象は「少しゆったりとした低音が印象的な軽めのドンシャリホン、音の分離はそこまで良くないのだが低音域の質良く、少し膨らみがありしっかりと深いところから出る芯のある低音域がとても好印象」
・装着によってかなり音の変わる機種で、少し耳の奥まで届くように入れると音の輪郭がしっかりする(浅めだと低音がもたつく) 
・ノズルは黒と銀色の物があり、黒色の物は少し高音域に寄り、銀色のノズルでは低音域に寄る。今回は音質的に好ましいと思った黒色ノズルを使用してのレビュー。
・黒色フィルタは根元に音抜け穴があり、半開放のような音で楽しむ事も出来るだが、個人的にその状態の音は良く思えなかったので、イヤーピースをノズルの根元までしっかりと装着し、その音抜け穴を塞いだ状態での使用を推奨する。
・音の傾向は少し低音域寄り
・高音域はなかなか明瞭で綺麗な音を鳴らすのだが低音域が多い音源では少し曇る印象がある。ドラムのシンバル音等はても鮮やかで綺麗な音を鳴らしており、高音域の質自体は良く単体での音に曇り感は無いのだが、デスメタル音源等ではドラムのキック音に押されて曇り感がある。
・中音域は少し凹む、低音域の少ない音源ではそこまで気にならないのだが、低音域が多めの音源ではボーカルが1歩ほど後ろで歌っているような感覚がある。音の質自体は癖が無く良く伸びのある音で、ボーカルのハイトーン等も気持ちよく聴ける爽快感がある。
・低音域は少しゆったりとした膨らみのある音を鳴らす。分離は比較的良く、メタル音源でもしっかりと分離して気持ちの良い低音域を鳴らしてくれる。少し膨らみがあり、かつ低価格機にしては珍しくしっかりと重低音から再現された深み、重みのある低音域を鳴らすのでベースの音にはなかなかの聴きごたえがある。しかし、音圧が他と比較して強めなため音源によっては他音域を邪魔してしまうのが残念。
・音の分離はデスメタル音源は問題無いがテクニカルデスメタルは少し荷が重い。
・相性の良い音源は、少ジャーマンメタル、ポップス、軽快なロック等、heaven's gateのlivin in hysteriaではイヤホンの元々少し多めな低音域が上手くアクセントとなり軽快で楽しい音を聴かせてくれる。
・相性の悪い音源はクラシック、テクニカルデスメタル等だろうか。この価格帯のイヤホンでクラシックを鳴らせというほうが無理な相談ではあるが、クラシック音源には音の鮮やかさが足りなく感じる。
高音域□□□□
中音域□□□■
低音域□□□□□

オススメ度□□□□
・あと少し高音域の曇り感が無ければという思いはあるが、20ドル以下のイヤホンとしては音や筐体の造り等なかなか良くできたイヤホンであると感じる。
・最近はPlenue2+RHA CL1というザ・解像度みたいな構成をメインで使用しているため、音の曇りや解像度に関してはいつもより厳しめになっていると思って読んでほしい。
・特別飛びぬけた良さがあるタイプの機種ではないが、堅実で全体的なクオリティは同価格帯のイヤホンとしては上位に来る製品であると思う。