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REDGIANT A03です。ebay等で130ドル程で販売されております。メーカーサイトはこちら
特徴等
・8mmと14mmの同軸2ドライバの構成
・イヤーピースによって音の変化を楽しめる、ゴムの厚さが薄い物が高音寄りで、厚い物が低音寄りという位置づけらしい。残念ながら薄いほうは私の耳にはつけられなかったため、以下は厚いほうを装着した際のレビュー
・装着感は痛くない場所を探すのに苦労するが、上手く付ければ見た目に反して悪くない。ただ私の耳に合ったというだけで、合わない人も多そうではある、私の印象としては初代ledy gagaイヤホンよりは大分付け心地は良いほう
音質評価　□□□■
・130ドルなら価格なりか、若干悪いかという印象
・エージングにかなり時間のかかる機種、300時間ほどでやっと全体の音のバランスがまとまってきたように感じる。
・音の傾向はドンシャリ 、全体的にとても濃い音
・高音域は全体的に低音に少し埋もれ気味、あまり抜けの良い音でも無く、少し篭ったような音がする印象
・中音域は極端に凹むことは無いが、軽く凹む、ボーカルが一歩遠くで歌っている、というよりはとにかくほかの音圧に負けているという印象
・低音は全体の中で一番多めだが、極端に過多というわけではない。とても沈み込む低音でイメージとしてはAH-D5000等の低音に質は似ている。
・全体的に音はとても濃いのだが、正直2ドライバがお互いを邪魔している印象が強い、 そのため楽器の少ない弾き語り等の音源では「おお！」と思うこともあるのだが、メタル音源等では大幅に破綻してしまう。
・合うジャンルは軽めのポップスやバラード系、合わないジャンルはメタル系全般やクラシック等だと思う。
・一つ一つの出音はとても綺麗で、symfoniaのDon't　let me goを聴いていると(バラード)とても心地よく鳴ってくれる等ジャンルを選べば、とても良い音を鳴らしてくれるが、残念ながら私の普段聴く音楽には合わないし、何より合わないジャンルだとかなり破綻をしてしまうのが非常に残念
高音域□□□□
中音域□□□■
低音域□□□□■

オススメ度□□□
・ジャンルを選べばなかなか素敵な音を奏でてくれるが、装着感にも難があるし、正直お勧めしやすいかと言われると厳しいなと感じる機種
・濃い音が好きであれば、一聴の価値はあると感じる、音の濃さだけならroothのLS8にも負けないほどの濃さ、ただしとても破綻しやすいので注意
・バラードや軽めのポップスを聴くにはとても良い機種、全体的に音源自体がドンシャリではっきりした音か、楽器の少ない、もしくは音数の少ない音源に合いやすいと思われる。 
・このメーカー最初に出したイヤホンがこのデュアルドライバ構成で、イヤーピースによって音を変える等工夫も多くされており、とても面白いメーカーであると思うため、今後の製品に期待をしたい(A03以降デュアルドライバの機種が出ていないのが残念)