メタラーのヘッドホンブログ〈PR〉

うちも含めレビュアーなんてクソですよクソ。

NICEHCK F1 Proのレビュー〈PR〉

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NICEHCK F1 Proという現在99ドルで販売されている平面駆動1発構成イヤホンのレビューです。HCKからのレビュー依頼で、今回はCyan Cableというアップグレードケーブルの同梱版をHCKがかなり推していたので、アップグレードケーブル込みの音を基本としてレビューをします。アップグレードケーブル込みの価格は139ドルです。Cyan Cable込みのセットはali expressからで無いと注文できないようなので、手持ちで沢山良いケーブル持ってるから、アップグレードケーブルは要らないという人以外はAli expressでの購入がおススメです。

Cyan cableとのセット購入時の特別クーポンを頂いています。こちらのコードを併用するとF1 Pro+Cyan cableのセットが85ドルで購入が可能となります。
F1 Pro+Cyan cableの割引コードが【F1PRO888】
併用可能なAliexpressのコードが【AENYA10】です。
コード(Aliexpress公式コード & NICEHCKのコード)の締切:日本時間 1月13日16:59までとなっています。
販売サイトはAmazonはこちら Aliexpressはこちら

良い点
・音は非常に素直な寒色系のスッキリとした音でなかなか良い。金属的なシャリつきもあまり乗らずとても素直な音。
・軽いドンシャリ傾向の全体的に分離の良いスッキリ系で、それでいて音の輪郭の強調感が無くとても楽しい音。
・しっかりとした金属筐体で安っぽさが無い。デザインは好み分かれそうだけどw
・アップグレードケーブルのCyanがなかなか良い。プラス40ドルくらいならこのケーブルアリをおススメする。ケーブルの質感も良い。アップグレードケーブルを付けると高音域の粗さがかなり緩和され、伸びやかな音になる。
悪い点
・青と金のデザインは好みが分かれそう。個人的には嫌いではないけど子供っぽいデザインに見られるかも。
・低音域もサッパリとした鳴らし方なので、低音域の重みや深みのある音を重視するなら物足りないかも。
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音質評価 89点
1、寒色系の軽いドンシャリで、非常にサッパリとした聴きやすい音となっており好印象。こういうドンシャリ系の音でありながら、高音域に荒さが無く伸びやかな音になっているのが非常に好印象(Cyan Cable使用時)

音はなかなか良いです。正直最近の安い平面駆動系イヤホンは本当似たり寄ったりで「悪くはないけど、もういいよ」みたいな製品が頻発している中で「うちのは他より高価なドライバを使ってるよ!」なんてTwitterでも言っていたのもあり、音は低価格帯平面駆動の中でも少し異質です。
音の傾向は軽いドンシャリ傾向ですが、ドンシャリにありがちな高音域の荒さが無く、とても伸びやかでピーキーさが無い音になっているのがとても好印象ですね。全体的に音の見通しが良く、それでいて音の分離が良いので、スピード感のある音源と非常に合います。また、分離は良いものの音の輪郭の強調感は無く、純粋に高い解像度で鳴らしてくれる印象です。平面駆動はどちらかというと寒色系より、暖色系の中低音域に厚みがある製品が多い印象だったので、こういった寒色系のキレのある音で出てきたのは結構独自性がありますし、音のクオリティの高さもかなり魅力があるかなと思います。
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音のバランス
高音域 □□□■
中音域 □□□
低音域 □□□□
2、音のバランスは低音域寄りの軽いドンシャリ。寒色系の非常に分離の良いスピード感のあるノリの良い音を鳴らす。

音の傾向は低音域が少し強めな軽いドンシャリ。音場は狭くも広くも無くといった印象。
高音域はスッキリとした伸びやかな音で、ドラムのシンバル帯域をあまり強調せずに抜けの良い音を鳴らしてくれるので、明るい音でありつつも聴きやすいです。私は高音域は少しピーキーなくらいの派手さ、神経質さがあったほうが聴いていて楽しいと思うほうなのですが、このイヤホンはしっかりとドラムのシンバルの金属的な煌びやかさを再現しつつも、抜けが良くピーキーに鳴らないように上手い塩梅でまとめられた音だなと思います。
中音域はクセが少なく、音像のハッキリとした淡々と鳴らすタイプの音です。ボーカル帯域は変な味付けはなく、あるがままの音を淡々と鳴らす印象があります。ただ、音の分離が良く、ドンシャリの傾向も極端ではないので、ボーカルが遠くで鳴ることもなく、適切な音像の大きさで鳴ってくれます。また、この帯域でも音の抜けの良さがあるので、窮屈さの無い鳴り方をしてくれるのがポイント高いです。
低音域は非常にサッパリとした分離の良い音で鳴ります。とても分離が良く、ドラムの音を淡々と鳴らしてくれる感じでスピード感があり、それでいて音の輪郭を強調する感じも無いので、幅広いバンドサウンドに対応できます。ただ、正直音の力感を重視したり、深みのある濃い低音域を求めるタイプの人には鳴らし方がアッサリすぎて物足りなさもあるかなと思います。パワーメタルより、スラッシュメタルを聴きたくなるタイプのイヤホンですね。
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おススメ度 89点
3、なかなかレベルの高い寒色系のスッキリとした鳴らし方でとても良かった。こういう金属筐体のイヤホンにありがちな高音域の荒さが無く、伸びやかで抜けの良い音が鳴るのも良き。

音は個人的にはかなり好印象でした。元々私が寒色系のスッキリとした鳴り方がするイヤホンが好きということもあり、100ドル近辺でこれだけスッキリとした分離が良い音を鳴らしてくれるイヤホンは多くないと思いますし、何より軽いドンシャリ傾向でありつつも高音域が伸びやかで荒っぽさが無いところがとても良かったです。良い意味でわかりやすい「寒色系のスッキリサウンド」なので、暖色系の中低音域の厚みのある音を求めるような人には合わないと思います。スピード感のある音源を着色せず冷静に淡々と鳴らしたいタイプの人におススメです。
「ノリの良い音のイヤホン」みたいな紹介される製品って、変に低音域を盛っていたり、ドンシャリ傾向が露骨な製品が結構多い印象があるのですが、個人的には本当のノリ良く楽しく聴ける音のイヤホンっていうのは、こういう傾向の音の製品だよなーと思います。

AFUL Magic Oneのレビュー〈PR〉

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新年明けましておめでとうございます、なんて言える雰囲気では無い年明けになってしまいましたね。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。色々複雑な気持ちで始まってしまった新年ではありますが、当ブログは変わらずのんびりと運営していきますので、今年もよろしくお願いします。

新年一発目のレビューはAFUL Magic Oneという現在139ドルで販売されている1BA構成イヤホンのレビューです。今回はHIFIGOからのレビュー依頼のためHIFIGOのリンクを貼っていますが個々にお好きなところで買ってください。

販売サイトはAmazonはこちら HIFIGOはこちら 
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注目ポイント
・バランスド アーマチュア ドライバー ユニットを 1 つだけ使用しているにもかかわらず、MagicOne はパワフルで重厚なサウンドを実現します。 広い周波数範囲にわたって高密度のオーディオ体験を提供します。 温かみのあるこのペアの全体的な品質は、4 BA ドライバー IEM やダイナミック ドライバー IEM とさえ比較できます。 
→シングルBAらしからぬ音を売りにしていますね。確かにシングルBAにありがちな音のレンジの狭さとかは感じないです。

良い点
・良い意味で非常にクセが無い、特徴もあまり無い。とても無味無臭といった印象の音。高い次元での普通の音。
・音の輪郭の強調感が無く、それでいて解像度はしっかり高い。
・本当にとにかくクセが無い。ER-4Sとかでも寒色系の音のキレ重視みたいな良くも悪くもクセはそれなりにあったが、本当に良くも悪くも無味無臭の美味い水って感じ。
・音場は広め。ドライバ背面の音導管の構造的にバックロードホーンのような音が遅れて来るタイプかと思ったのですが、そんな印象は無くしっかり解像度の高い音。
・シングルBAだが低音域の量感も十分。
悪い点
・良くも悪くも特徴が無い音なので面白味はあまり無い、良くも悪くも玄人向けって感じのする音造り
・音の輪郭の強調感が無いこともあり、スピード感を求める人や力感のある音源をゴリッと楽しく鳴らしたいときには物足りなさがある。
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音質評価 89点
1、良い意味で音のクセを極限まで排除したような、良い意味で無味無臭の水のような鳴り方のするイヤホン。高い次元での「普通の音」を求める人にかなり合う玄人好みしそうな製品。

音はなかなか良いです。139ドルでこれだけクセが少なく、良い意味で自然な「普通の音」を鳴らしてくれるのはポイント高いです。音の傾向はフラットな少しカマボコ傾向の、音場の広めの解像度の高い音です。音の輪郭の強調感が無く、少し広がりのあるゆったりとした音を鳴らしてくれる印象で、解像度カッチリなことで有名なER-4Sとかとは1BAでありながらも鳴り方は結構違います。音のクセ自体はかなり少ないものの、音場が広く、少し広がりのある音になっていることから、ボーカル帯域が主体となるようなバラード音源とも相性が良く、ゆったりとした音源と特に相性が良い感じですが、4Sのようなカッチリ感は無いのでスピード感のある音源は少し物足りなさがあるかもしれませんね。
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音のバランス
高音域 □□□
中音域 □□□■
低音域 □□□
2、音のバランスは少しだけカマボコ。全体的に音のクセが少なく、音場が広くゆったりとした鳴り方が魅力。

音のバランスは少し中音域寄りのカマボコ。音場は広く全体的に少しゆったりとした鳴らし方ではあるものの、しっかりと解像度の高さもしっかり担保されています。
高音域は綺麗に鳴るもののシャリつく帯域を抑え気味に伸びやかに鳴らしてくれます。個人的にはドラムのシンバル帯域は刺さるくらいのほうが気持ちよく聴けると思っている人なので、もう少し目立った煌びやかさがあってもいいと思うのですが、刺さりを気にする人にはむしろ非常に良いバランスだと思います。また、刺さりは抑えられているものの、音に曇り感は無く抜けの良い音になっているのがポイントが高いです。
中音域は少し広がりのあるゆったりとした深みのある音を鳴らします。ボーカル帯域は少し広がりある音で鳴るものの、音像を変に拡張することなく、適度にホールの響きを表現したような自然な広がり方をしてくれます。そのため、適度に聴きごたえのある広がりと深みのあるボーカル帯域を鳴らしつつ、音数の多めの音源でもボーカルが変に主張し過ぎることも無いのがポイント高いです。
低音域は少し広がりのある音ですが、分離もそこそこ良くロック等も問題無く聴ける力感のある音が鳴ります。シングルBAということもあり、低音域の量感はそこまで期待するほどではないですが、それでもシングルBA構成にしては低音域の量感は結構頑張っていると思います。音分離は音に広がりが付加されていることもあり、カッチリクッキリ鳴らすタイプのイヤホン群と比べれば劣りますが、少し広がりのある音のおかげでジャズ音源等でウッドベースの音がとても深みのある音で鳴ってくれてとても良いです。
相性の良い音源はポップス、ロック、ジャズ等。基本的にスピード感を要求する音源以外は何でも上手に鳴らせると思います。
相性の悪い音源はスラッシュメタル、EDM、テクニカルデスメタル等、低音域の量感を重視する音源やスピード感を重視する音源とは相性はあまり良くないです。
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おススメ度 89点
3、音場が広く、音のクセが少ないことが魅力的なイヤホン。139ドルでこれだけゆったりとした自然な音が聴けるのであれば文句ないだろう。

音はなかなか良いです。個人的にはヘヴィメタル音源をメインで聴く人なので、もう少しスピード感のあるカッチリとした鳴り方のほうが好みではあるのですが、こういったゆったりとした広がりのある音の魅力はわかりますし、広がりのある音というと変に中低音域をやたらブーミーにした味付けの濃いイヤホンが多い印象なので、味付けの少ないクセの少ない音で、これだけ聴きやすい自然な音場の広さを実現しているのはかなりポイントが高かったです。ER-4Sとは音色のクセの少なさは似ているのに、全体的な音の雰囲気は真逆に近いという、少し不思議な製品という印象でした。とても面白いイヤホンだと思います。

Shozy Midoriのレビュー〈PR〉

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Shozy Midoriという11.2mmの平面駆動ドライバを採用した現在109ドルで販売されているイヤホンのレビューです。「新しいタイプのフラット・コンポジット・ユニット」とのことなんですけど、私には何のことかよーわからんので平面駆動と紹介させて頂きます。今回はAngelearsのレビュー依頼です。
ShozyというとAlienというかなり独特なDAPを出していたり、インナーイヤーでとても綺麗な音を出す製品を作る印象があり、結構楽しみにしていました。
販売サイトはこちら
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良い点
・音はまぁまぁ悪くない。全体的に厚みのある勢いの強い音で、良くも悪くも平面駆動という感じがある。
・全体的に音の抜けが良く、音の圧の割には綺麗な音が鳴る。
・中低音域の厚みがかなりあり、ロック音源が楽しく聴ける。
・筐体のデザインがとても良い。
悪い点
・全体的に音の分離が悪い
・全体的に勢い勝負な感じがあり、音が少し雑
・筐体に大きな音抜け穴が3つあり、音漏れは大きい
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音質評価 75点
1、重みのある中低音域の力感が楽しい音。中低音域の情報量が多くあるものの、帯域バランスとしては極端なドンシャリでは無いので、力感を感じつつもしつこさの無い音になっているのが良い。ただ、音の分離の悪さは気になる。

音は109ドルという価格を考えたら悪くはないのですが、積極的におススメするかと言われるとうーんと思うのも本音な感じです。音の傾向としては中、低音域寄りの重みのある音です。良い意味で中低音域の厚みは平面駆動らしい情報量が多い濃い音を鳴らしてくれるので、ガツンと低音域が来るようなハードロックの音源は楽しく聴けます。ただ、全体的に音がゴチャつきやすい印象があり、スピード感のある音源では、ドラムのシンバル音がモタついたり、ピーキーな感じで鳴る印象がちょっと残念かな。
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音のバランス
高音域 □□□
中音域 □□□■
低音域 □□□□
2、重みのある低音域の情報量の多い音が印象的。全体的に濃いめの音で濃密な音が好きな人には良いかも。

音の傾向は中低音域寄り。音場は少し広め
高音域は曇り感の無い抜けの良い音で鳴りますが、低音域が多い場面では少しピーキーさが目立つ印象があります。曇り感はそんなに無く、綺麗な音を鳴らしてくれるのですが、どうもドラムのシンバル帯域の音が少しピーキーな印象があり、音の分離の悪さも相まって悪目立ちする感じがあります。
中音域は厚みのある音で、定位の正確な適切な音像の大きさで鳴ります。ボーカル帯域はとても自然でありつつも、情報量が多く少し厚みのある音が鳴ります。厚みのある音というと、音像を拡散したような味付けがされた音になっているケースが多いのでずか、このイヤホンの中音域は音像の大きさはそのままに、音の情報量を多くしたような濃密さのある音なので、結構聴きごたえのある質感かなと思います。
低音域は厚みのある音で情報量が多い濃い音になっています。とても深みのある情報量が多い音で、良い意味で平面駆動らしい楽しく聴ける濃さの音だなと思うのですが、その反面意外と重低音域の再現度はイマイチな印象があり、低音域の量感の割には少し軽く感じる場面もあるのが残念です(全体的には力感のある音だとは思うのですが)
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おススメ度 72点
3、平面駆動らしい中低音域の濃い音が魅力的。筐体のデザインも良く濃い音のイヤホンが欲しい人には良い候補になると思うが、音の分離の悪さが気になるのも本音。

まず、平面駆動のイヤホンでこういう音の分離が悪いとか書くと「お前の鳴らしてれる環境の駆動力不足だ」とか絶対言われると思うので、今回はHIFIMAN HM1000 SilverやQuestyle QPMといった駆動力に余裕のある機材でも試した上で書いてますと言っておきます。
正直、shozyは過去のイヤホンがとても繊細な高音域を鳴らす、とても美音系のメーカーという印象だったので今回その印象もあって??となったところは正直あるかなと思います。109ドルという価格を考慮すれば、中低音域の厚みのある音は楽しいですし、ミドルテンポの力感のある音源を聴くのには楽しく聴けるイヤホンかなとは思います。

LETSHUOER S15のレビュー〈PR〉

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LETSHUOER S15という現在329ドルで販売されている「14.8mm大口径平面駆動型ドライバー + 6mm「R-Sonic」パッシブフィルタモジュール(PFM)」構成イヤホンのレビューです。今回はLETSHUOER からの直接のレビュー依頼となります。LETSHUOERは最近パッシブラジエーター推しですよね。価格は直販と国内流通でそこそこの価格差がありますので、基本的には直販サイトでの購入をおススメします。
販売サイトはamazonはこちら 直販サイトはこちら  
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注目ポイント
・LETSHUOER「S15」は独自研究開発の6mmパッシブフィルタモジュール(PFM)を搭載しています。PFMはLETSHUOERの「R-Sonic」技術を搭載し、積極的に低周波範囲を改良します。過剰な低域を抑え、内部の空気圧のバランスを取ることができます。
→最近LETSHUOERはパッシブラジエーター推しですよね。個人的には音場が広くなるけど代わりに鳴らしにくくなる印象があります。
・未来の広さ
→未来かどうかはわかりませんが音場は広めだと思いました。

良い点
・音はとても良い。パッシブラジエーターのおかげか、音場が広く、それでいて力感がある、でもドンシャリでは無い非常に上手くまとめられた音。
・音場が広い。良い意味でホールで聴いているような広がりのある音が特徴的。
・中低音域に厚みがあり力感がしっかりしている。音場の広いイヤホンは力感不足な製品が多い印象があるので、ここは良い。
・全体的に音にまとまりがあり一体感がある。出来の悪いハイブリッドみたいな変な分離感が無い。
・パッシブラジエーターからの少し余韻を付加したような低音域の鳴り方が非常に特徴的で面白い。
悪い点
・大型の平面駆動ドライバとパッシブラジエーターを採用しているだけあって鳴らしにくい印象がある。非力な機材で鳴らすと低音域の質感がかなり安っぽくなり、音場の広さもあまり感じられない。
・筐体はプラ感がかなりあり安っぽさは正直ある。
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音質評価 90点
1、音はなかなか良い。パッシブラジエーターによる低音域の独特の余韻の付け方が好みが分かれると思うが、音場が広く厚みのある中低音域が鳴るのがとても好印象。

音はなかなか良いと思いますが、良くも悪くもかなり特徴的な音が鳴るイヤホンという印象です。良い意味で大型のバックロードホーンのスピーカーのような、少し低音域が遅れて来るような独特の余韻のつけ方をしてくるので、正直スピード感の速いスラッシュメタル等ではスピード感に不足感は多少出ます。ですが、この低音域の余韻の付け方がミドルテンポ、アップテンポくらいの音源では非常に良い方向に働いてくれて、音場の広さと相まって良い意味でイヤホンらしからぬ深みのある音になっていてとても面白いです。このイヤホンの評価は、この音の広さと、少しクセのあるパッシブラジエーターの低音域が好きになれるか、これでかなり評価が変わるイヤホンだと思います。また、このパッシブラジエーターの低音域の良さはそこそこ駆動力のある機材を繋がないと、ただのボヤけた低音になってしまうことがある印象なので、ある程度駆動力のある再生機材で聴くことをおススメします。
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音のバランス
高音域 □□□
中音域 □□□
低音域 □□□■
2、音のバランスは少し低音域寄りだが概ねフラット。音場が広く、全体的に音の広がり、余韻感を少し強調気味に鳴らすのが好みが分かれると思うが、間違いなく唯一無二な面白い音ではある。

音の傾向は概ねフラットですが、厳密には少し低音域寄り。音場は結構広め。未来の広さみたいなキャッチコピーから連想するほどの圧倒的な広さって感じは無いけど、イヤホンの中ではかなり頑張っている音場の広さと思っていいでしょう。
高音域は綺麗なサッパリとした鳴らし方で刺さりも少なく聴きやすい。高音域は綺麗に鳴るし、サッパリとした耳につかない聴きやすい音が鳴る。正直このイヤホンの中で目立つ帯域ではないが、この「普通だけど質の高い音」というのは結構有難い。低音も高音域もそれぞれ特徴ありすぎると聴いてて胸やけするからね(笑)音の抜けの良さも相まって、とても聴きやすいです。
中音域はクセの少ないとても音像のハッキリとした音を淡々と鳴らしてくれる感じです。音場の広いイヤホンではありますが、中音域のボーカル帯域を変に広げることなく、本来の音像の大きさで鳴らしてくれている感じがあるのが好印象です。音場の広いイヤホンと言われているイヤホンで、ボーカル帯域がアホみたいな拡散されている製品って結構あるんですけど、正直違和感に感じてしまいますし、ああいう音にしてしまうとスピード感のあるバンドサウンドとかで変にボーカルが出張ってき過ぎてイヤになるんですよね、わかれますこの感覚?
低音域は非常に厚みがあるのに凄くスッキリとしている、とても独特な音を鳴らします。音の厚みがとてもあるものの、絶妙に音の余韻の部分が少し強調されたような、スピーカーでいうバックロードホーンのような鳴らし方をします。これが非常に面白く、低音域はとても情報量が多く重み、厚みがある音を鳴らしているのに、音のゴチャゴチャ感が無くとてもスッキリとして寒色系のカラッとした低音域になっているのがとても面白いですし好印象です。厚みがありつつもスッキリとした音なので、ジャズのウッドベースのような広がりのある低音域もしっかりと豊かな膨らみのある音を鳴らしつつ、ロック等のアップテンポな音源でドラムのキレを失わずにノリの良い音も鳴らしてくれます。
相性の良い音源は、ロック、アニソン、ジャズ、パワーメタル、声楽等。音場が広く、低音域に厚みがありつつスッキリとした音なのでロック等の音源に合いますし、ジャズのウッドベースのような広がりのある低音域も上手く表現してくれるのが良いです。
相性の悪い音源は、スラッシュメタル、EDM、デスメタル等。少し音の余韻が強調気味に再生されるような性格上、音のスピード感は少しだけ同価格帯の名機よりは劣る印象のため、疾走感を重視する音源は向かない印象です。
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おススメ度90点
3、非常に味のある面白い音で個人的にはかなり好きだが、低音域のクセや鳴らしにくさは注意。

音はかなり良いと思います。特に低音域の少し余韻を強調したようなパッシブラジエーターによるものが大きいと思われる低音域の質感はとても唯一無二で、厚みのある低音域でありながらもとてもスッキリとした質感が好印象でした。ただ、前述したように鳴らしにくさはかなり高い印象があり、特に低音域の質感がパワーの低い環境だと本来の良さを半減させてしまう印象があります。個人的にはluxury & precision w4くらいの駆動力でも十分聴けはするけど少し足りない、HIFIMAN HM1000 silverとかなら余裕アリって印象かな。(こういう鳴らしきれるどーこーの話は荒れやすいので、あくまで私感と捉えてください)

しっかり鳴らしてあげれば、良い意味でイヤホンらしからぬ非常に面白味のある低音域を鳴らしてくれる、とても魅力的なイヤホンだと思います。音場の広いイヤホンを求めている人、カナルイヤホンの箱庭感のある鳴り方が苦手な人、低音域の厚みが欲しいけどモヤっとした音はイヤという人におススメしたい意欲作です。
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