メタラーのヘッドホンブログ

うちも含めレビュアーなんてクソですよクソ。

SIVGA PENGのレビュー #PR


SIVGA PENGという現在495ドルで販売されている密閉ヘッドホンのレビューです。こちらはLCP + サファイア複合振動膜搭載 50mmダイナミックドライバーというかなり独特なドライバを採用した製品となっています。

ぶっちゃけ最初にレビューし始めた頃はイマイチな製品も多い印象だったSIVGAですが、最近アタリの製品が非常に増えてきた印象があります。今回はメーカーから直接のレビュー依頼です。
以下に販売サイトを載せておきますが、内外差はあまり大きく無い製品ですので、セールとかが絡まない限りは国内での購入が良いと思います。

販売サイトは Ali expressはこちら Eイヤホンはこちら
detail_sivga_peng_banner
総評
・解像度の高いスッキリとした音でありつつ、適度に広がりや響き感があり心地よい音が特徴。メタル音源もしっかり分離できる解像度の高さがありつつ、適度に余韻の綺麗さを自然な響きで再現してくれるのが良き。
良い点
・非常にスッキリとした解像度の高い音。解像度が高くありつつも、全体的な音の抜けが良いことから、高音域にもピーキーさがなく、すっと伸びてくれる感じ。
・全体的に少し寒色の傾向でありつつ、木のハウジングの恩恵と思われる適度な響き感や広がりがあることがとても良い。
・全体的にハッキリとした音色でありつつ、音にトゲが無く非常に聴きやすい。
・アフリカンゼブラウッド製ハウジングがカッコいい、やっぱり木のハウジングって良いよね。
悪い点
・密閉だが音漏れは大きく基本は自宅用。
・低音域は少し控えめなバランスなため、ウッドベースがブワッと前に来るような音源は音の厚みに物足りなさがある。
PXL_20250608_105501587SIVGA PENG
音質評価 86点 
1、非常にスッキリとした見通しの良い音でありながら、木のハウジングらしい適度な響きや広がりのある音に仕上がっており、聴きやすい音色になっているのが良い。

音はなかなか良いです。全体的にスッキリとした少し寒色傾向の音なのですが、密閉の木ハウジングらしい音の響きや、広がりが適度に付加されていることにより「スッキリとした寒色系の音でありながら、適度に暖かみも感じられる」音に仕上がっており、バラードのようなボーカルが主体の音源では、ボーカルの余韻の美しさまでしっかり色っぽく表現してくれるのに、テクニカルデスメタル等の音の分離を過度に要求する音源でもしっかりと音を余裕を持って分離してくれます。しかし、全体的に寒色系のスッキリ音でありながら、全体的に音に余裕があり、ピーキーさが無い非常に聴きやすい、全体的に伸びやかな音になっているのが良いですね。
PXL_20250608_105525077PXL_20250608_105421862.MP
音のバランス
高音域 □□□■
中音域 □□□
低音域 □□□
2、音のバランスはほんの少し高音域寄り、全体的にスッキリとした音色で聴きやすく、寒色系でありながらピーキーな音にならず、聴き心地の良い響きのある音になっている。

音のバランスは少し高音域寄り。音場は少し広め。
高音域
高音域は非常の明瞭でありながら、窮屈感やピーキーさの無い伸びやかな抜けの良い音を鳴らします。密閉のヘッドホンはこの高音域が変にピーキーだったり、綺麗な音は出るけど聴き疲れしやすいような音の製品が多い印象がありますが、このヘッドホンはしっかりと明瞭なハッキリとした音色でありながら、刺さる帯域でも耳に変な圧が無く、非常にスッと伸びやかに音が消えていくので、ハッキリとした音色でありながら非常に聴きやすいのがポイントが高いです。
中音域
中音域は適度に響きと広がりが付加された音でありつつ、変に音像を拡大している感じは無く自然な音が鳴ります。こういう寒色系の音のヘッドホンはボーカル帯域がそっけない鳴り方になりがちですが、寒色系の鳴り方でありながら、木のハウジングの響きが適度に乗るおかげで、音像を変に拡大しない自然な定位感のままで、適度に音の響き感がアクセントとして乗ってくれるのがで、ハードロックのよな音源でも、しっかりボーカルの余韻の綺麗さまで再現してくれるのが素晴らしいです。
低音域
低音域は全体のバランスの中では少し少な目ですが、しっかり重低音域を再現してくれ低音域の重みも適度に幹事させてくれます。非常に引き締まった音を鳴らしてくれるのですが、音の輪郭を変に強調する感じが無い、純粋に高解像度な低音域を鳴らしてくれる印象です。ただ、ジャズ音源のウッドベースが前に出るような音源では、もっと厚みのある低音域が欲しいな音思う場面があるので、低音域の厚みを求める人にはあまり向かない音だと思います。
PXL_20250608_105710177PXL_20250608_105545453
おススメ度 86点
3、カッコいい見た目と、寒色系でありながらしっかりと木のハウジングらしい、適度な響きを感じられる上手いバランスでまとめられているのが非常に良い。

音はなかなか良かったです。495ドルと結構良い値段するヘッドホンではありますが、しっかりと木のハウジングらしい響きを感じられる音で、かつ分離性能が良いメタル音源もしっかり聴ける基礎性能の高さを感じられるのがとても良かったです。音の抜け穴が大きく空いており、イヤーパッドもベロアであることから音漏れは結構大きいので外での使用はおススメしませんが、小さめに聴いたりするくらいならOKかな?
適度な響き感のある音を探している人や、カッコいい木ハウジングのヘッドホンが欲しい人におススメしたい逸品です。

SIVGA Que UTG 鵲のレビュー #PR

PXL_20250608_104705537.MP
SIVGA Que UTGという現在15,800円に販売されているダイナミック1発構成イヤホンのレビューです。このイヤホンは振動板に特殊ガラスを採用していることが特徴となっています。今回はメーカーから直接のレビュー依頼です。
販売サイトはこちら 
SIVGA-QueUTG-SLIDE-01
総評
「明瞭でハッキリとした明るい音色がとても印象的なイヤホン。非常にスッキリとした良い音であるが、全体的に派手めの音である程度のピーキーさもあるため、ここは好みが分かれる。」
良い点
・非常に明瞭でハッキリ、スッキリとした音が聴いていて気持ち良い。
・音の分離性能が高く、全体的な解像度が高い
・高音域の明るさが目立つ音であるが、低音域の力感もしっかりある。
・ウッドのフェイスプレートがカッコいい
悪い点
・高音域にある程度ピーキーさがあり、聴き疲れは少ししやすい(刺さりが気になるほどではない)
・軽いドンシャリ傾向の少し派手めな音なので、落ち着いた音を好まれる人には向かない。
PXL_20250608_105031145SIVGA UTG
音質評価 90点
1、非常明瞭でハッキリとした高音域のキレのある音と、全体的な少し硬質な引き締まった音が魅力的。高音域の煌びやかな音の表現力は一聴の価値あり。

音はとても良いです。ガラス振動板ということで、どんな音がするのかなぁ?と思っていましたが、ここはプラシーボが入ってしまいそうですが、ガラスから連想される「綺麗で繊細」みたいな印象が割とそのまま音に出ている感じがあります。
全体的に音は綺麗なスッキリと明るめの音色で、少しドンシャリ傾向の派手めの音です。派手めの音ではあるのですが、高音域の煌びやかな音の表現力が高く、刺さりすぎない丁度いい塩梅の自然かつ繊細な音で鳴ってくれるのがとても好印象ですね。全体的にハッキリとした音色で、音のエッジが少し際立つことから、ある程度音全体にピーキーさはそれなりにあるため、聴き疲れのしなさを重視する人には合わないと思いますが、個人的にはかなり好きなバランスです。
PXL_20250608_104755413
音のバランス
高音域 □□□□
中音域 □□□
低音域 □□□■
2、音のバランスは軽く高音域寄りのドンシャリ傾向。非常に明るく見通しの良い音を鳴らしつつ、低音もしっかりと力感のある引き締まった音が鳴るのが好印象。

音の傾向は軽く高音域寄りのドンシャリ。音場は広くも狭くも無くといった印象。
高音域
高音域は非常に明瞭で明るい音を鳴らしますが、それなりにピーキーさもある印象です。明るく煌びやかな良い音を鳴らしてくれるのですが、聴き疲れもそれなりにしやすい音ではあります。個人的にドラムのシンバル帯域はある程度刺さるほうが音としては自然だと思っているので、そのイヤホンはやりすぎない自然な刺さりを表現している印象で、超高音域の帯域の表現力は非常に高いと思います。
中音域
中音域は少しだけ広がりがありつつ、音像を拡張しない、定位の自然な音を鳴らします。別にボーカル帯域が特別聴きごたえがあるとか、そういったことは無いのですが、軽いドンシャリ傾向でありながら、ボーカル帯域が変に遠くなることもなく、適度に自然な広がりがあるおかげで自然で聴きやすい音になっています。
低音域
低音域は非常引き締まったスピード感のある音を鳴らしてくれます。こういう高音域寄りのドンシャリ傾向のイヤホンは低音域の力感が蔑ろにされがちですが、しっかりと分離の良い音を鳴らしつつ、重低音の重みのある音をしっかり再現してくれてハードロック等の音源も楽しく聴けるのがポイントが高いですね。ただ、音の輪郭をある程度際立たせているような味付けはある程度感じるので、自然な音を重視される方にはある程度の違和感になるかもしれません。
PXL_20250608_105105444
おススメ度 91点
3、非常に見通しの良いスッキリ、ハッキリとした音色が魅力的なイヤホン。ある程度ピーキーさがあるものの、高音域の煌びやかな音の表現力の高さは一聴の価値あり。

音はなかなか良いと思います。前作のSIVGA Queも非常に良いイヤホンでしたが、あちらはもっと上品な音の抜けの良さとかを楽しむ自然さを重視したイヤホンという印象でしたが、今回のSIVGA Que UTGはより楽しく聴ける音を追求した、良い意味で適度な味付けを付与された音という印象です。正直それなりに音に味付け感はあります。でも、全体的な音の明瞭さと、明るくハキハキとしたこのイヤホンの音色はかなり気に入る人も多いと思います。
ある程度ピーキーさのある音が嫌いでなければ、かなり良い選択肢になる、明るく綺麗でありつつ元気な音を鳴らしてくれるイヤホンです。




Starry Audio Yozoraのレビュー #PR

PXL_20250127_115618671
Starry Audio Yozoraという2,169ドルで販売されている2D6BA構成イヤホンのレビューです。今回はStarry Audioさんからの直接のレビュー依頼です。
販売サイトはこちら 
PXL_20250127_115756703 
要約 
「2D8BA構成とは思えない、良い意味で落ち着いた深みのある美音系のサウンド。トータルバランスが良く、ダイナミックの低音が上手く音場の広さや、節々の余韻の美しさを再現してくれる。」
良い点
・非常に上品な落ち着いた音で、それでいながら力感のある音もしっかり出す。
・全体的に情報量の多い濃い目の音でありながら、濃さがしつこさにならない全体的な音の分離性能の高さがあり、非常にしっかりと整理された情報量の多い音。
・音場に自然な広さがあり、良い意味でイヤホンらしからぬ音。
・良いスピーカーで聴いているような、独特の音の余韻の気持ちよさがある。
悪い点
・同社のSyzygyほどハッキリとした音では無いので、スピード感のある音源はSyzygyのほうが得意。
PXL_20250127_120409036
音質評価 97点
1、落ち着いた上品で深みのある濃いめの音でありながら、全体的に分離性能が高く濃さにしつこさを感じさせない、非常に自然な情報量の高い音になっているのが素晴らしい。

一聴して思うのは「同社のYoruの正当後継機だな」と感じられる、物凄く上品な質感の良い音を鳴らしてくれることです。ぶっちゃけ2D6BAという構成を聞いて「2D積むと違和感の強い音になりがちなんだよな」と心配していたのですが、全く杞憂の非常に自然な滑らかな音を鳴らしてくれます。
ドライバ数が多いだけあり、音自体は全体的に濃いめの鳴り方ではあるのですが、非常に音の分離性能が高く、整理された音で鳴ってくれるので、この濃さが聴いていて楽しい「楽曲の聴かせどころ」の良さだけを上手く強調しつつ、それがしつこさにならないような、非常に上手い塩梅で良いスピーカーを聴いているような適度な良い味付けとして機能してくれるのが素晴らしいです。本当このメーカーは音造りが上手いなと聴けば聴くほど関心します。
PXL_20250127_120423335Starry audio Yozora
音のバランス
高音域 □□□
中音域 □□□
低音域 □□□■
2、音のバランスは中、低音域寄りの厚みのある音。音場は広めで、非常に情報量が多く、それでいて少しゆったりとした音を、自然な音の広がりで鳴らしてくれる。

音のバランスは中低音域寄り。音場は結構広め。
高音域
高音域は非常にハッキリとした音でありながら、とても伸びやかでピーキーさの無い上品な音を慣らしります。ぶっちゃけ私はこういう少しゆったりとした鳴らし方をするイヤホンはそんなに好きでは無いことが多いのですが、このイヤホンはゆったりとした鳴り方でありながら、しっかりと高音域の明瞭さが担保されているので、ゆったりとしつつもロック等の音源もしっかりと楽しく聴けるバランスになっているのが非常に良いです。
中音域
中音域は少し厚みがあり、音像がほんの少し大き目に強調される感じがあります。音像の強調感はそこまで過度なものではなく、音楽を聴いていて違和感を持つことはほぼありません。ボーカル帯域は少し音像が強調され、全体的に厚みのある音でありつつ、全体的に広大な音場を有していることから、とても音の余韻までしっかりと再現された深みのある音で鳴ってくれるのがとても楽しく、聴きごたえのある音になっています。
低音域
低音域は上品な深みのある音を鳴らしつつ、重低音の重みもしっかり再現してくれます。ぶっちゃけ2D構成イヤホンで、これだけしっかりと2Dらしい重みのある音を鳴らしつつ、違和感の無い自然な音を実現しているイヤホンは初めて聴きました。ゆったりとしたバラード等やウッドベースのような楽器を非常に深みと厚みのある音で鳴らしつつ、ハードロックのベース帯域もしっかりと分離の良いキレを損なわない音で鳴らしてくれるのが素晴らしいです。
PXL_20250127_120455154
おススメ度 97点
3、聴けば聴くほど「わかってるわぁ」と自然と頷きながら聴いてしまうような、非常に上手い音造りが魅力的な、美音系の素晴らしいイヤホン。

同社のSyzygyも綺麗な音でありましたが、もっとエネルギッシュな元気な音であったのに対して、このイヤホンは更に音の綺麗さ、上品さを磨いたイヤホンと言っていいと思います。正直メタル音源を聴くのであればSyzygyのほうが元気で聴いていて楽しさが強いのですが、一般的なPOPSや、バラード等の音源はこのYozoraの上品な音が合うと思いますし、Yozoraのほうが唯一無二な音だと思います。
てか、本当このメーカーは音造りが上手いんですよね。上手いというか私の感性に合うというか、、、w聴けば聴くほど「いやー、わかってるねぇ」と音の聴かせどころの要所要所で聴きごたえのある音を鳴らしてくれる、非常に味わい深い音が鳴る素晴らしいイヤホンです。

ダルマオーディオ Ken01のレビュー  #PR

PXL_20250605_111722931
 Daruma AudioのKEN01という2BA1D構成ハイブリッドイヤホンのレビューです。定価は17,200円 ですがミミゴトというクラウドファンディングサイトにて13,760円から購入することが可能です。
今回はダルマオーデイオさんから直接のレビュー依頼です。ダルマオーディオさんは過去にも音決めをしている技術者の方の名前を推しだした製品を出しており、今回は新しく採用した若手エンジニアさんの作品のようです。
販売サイトはこちら

先に言っておきますが、少し厳しめの評価となります。
aspect_ratio_3to2_w900___1747408220__main1 
要約
「非常に元気な良くも悪くもハイブリッドらしいドンシャリの派手な音。楽しく聴ける音造りではあるが、正直一聴して2BA1Dという構成がわかるくらいで面白味はあまり無い」
良い点
・非常にノリが良く元気な音
・ハイブリッドらしい低音域の力感のある音
・筐体が今までのダルマオーディオの中では小さめで装着感が良い
悪い点
・高音域が結構刺さり聴き疲れしやすい
・良くも悪くも2BA1Dと聞いて「でしょうね」と思う、わかりやすいハイブリッドっぽい派手な音
PXL_20250605_111734396 
音質評価 80点
1、全体的に音の輪郭のハッキリとした明るく元気な音。低音域の力感の強さがありつつ、音の分離性能が高いのは好印象だが、ドンシャリ傾向が強いので好みが分かれる。

音は悪くは無いですが、一言で言ってしまうと「ハイブリッドらしい音だよね」というのがわかりやすい印象で、正直あまり独自性を感じないのが本音だったりします。
音の傾向としてはドンシャリ傾向が強めで、ダイナミックの低音がガツンと耳に来つつ、全体的に音の輪郭がしっかりとした明るくノリの良い音になっています。ただ、傾向としてドンシャリが強く、高音域のシンバル帯域やボーカルの歯擦音が刺さり気味に再生されます。基本的に私は刺さりに大して寛容なほうなのですが、それでも気になるのでここは好みが分かれると思いますね。
PXL_20250605_111722931
音のバランス
高音域 □□□□
中音域 □□□
低音域 □□□□■
2、音のバランスは低音域寄りのドンシャリ。全体的に明るく派手な音で、音の輪郭の強調感がそれなりにあるのが好みが分かれそうだが、とてもノリが良く楽しく聴ける音

音のバランスは低音域寄りの強めのドンシャリ傾向。音場は広くも狭くも無く。
高音域
非常に明るくハッキリとした音ではありますが、ドラムのシンバル帯域が結構ピーキーに鳴る印象があり刺さりは感じやすいです。低音域の量感が強いバランスでありながら、高音域も全く埋もれることなく非常に煌びやかに鳴ってくれはするのですが、刺さりをあまり気にしない私でもそこそこ気になるくらい刺さりは強めなので、ここは好みが分かれると思います。
中音域
中音域は音のバランスとしては全体の中では少ないですが、音の分離は全体的に良いので埋もれることはありません。ボーカルの質感は、変に音像を拡大させることなく適切な定位で鳴ってくれて、変なクセもそんなに無いのが好印象なのですが、ボーカルの歯擦音が刺さりとしてそこそこ気になります。
低音域
低音域は量感がありつつ、全体的に引き締まった非常に力感のハッキリとしつつ分離の良い音を鳴らします。非常にロック、メタル系のスピード感のある音源と相性が良いノリの良い音で楽しく聴けるのですが、全体的に音の輪郭を強調した感じがそれなりにあるので、良くも悪くも音に演出感はあります。
PXL_20250605_111903720
おススメ度 79点
3、悪いイヤホンでは無いが、正直わかりやすいドンシャリでもっと尖った音だったり、独自性のある音でも良かったのではと思ってしまうのは本音。

悪いイヤホンではありません。2万円を切る価格帯のイヤホンとしてはノリが良く楽しく聴ける音色としては悪くないです。ですが、なんというか一聴して「うん、わかりやすい2BA1Dの音だね」と思ってしまうような、割とありきたりな音なので、せっかく技術者の名前を出してやるなら、もっと尖った音だったり、このイヤホンにしか出せないような独自性のある音のほうが面白かったんじゃないかなというのは本音です。実際同社のTonyチューニングとかは良くも悪くも独自性のある音を出してくれるものが多いですしね。
ちょっと厳しめに書きましたが、ダルマオーディオの音をチューニングした人の名前を大々的に出して売っていく戦略自体は結構好きなので、応援したいと思いますし、この方のチューニング製品も今後の発展に期待したいです。
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新コメント
記事検索
メールアドレス
ご意見ご要望等は
headphone.metal.blog
@gmail.comにお願いします

レビュー依頼等も受け付けておりますが、高評価を前提とするものは予めお断りします
読者登録
LINE読者登録QRコード
  • ライブドアブログ