メタラーのヘッドホンブログ

ヘッドホンやイヤホン集めが趣味のメタラーのブログです。

ワイヤレスイヤホンレビュー

HIFIMAN TWS800のレビュー

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HIFIMAN TWS800という現在33,000円にて販売されている、完全ワイヤレスイヤホンのレビューです。HIFIMANの完全ワイヤレスといえばTWS600という機種が正直褒められるところが1つも無いレベルの製品だったので、どうかなーと思いつつも同社のDEVAがなかなか良い出来だったので新しいBluetooth製品は期待できるかなーと今回レビュー用に借りてみました。

販売サイトはこちら
良い点
・HIFIMANお得意のトポロジーダイヤフラムのダイナミックドライバを採用。
・150Ωのダイナミックドライバを採用しており、HIFIMANの自信のあるBluetoothアンプでしっかりと駆動してくれる。
・音質は良い、HIFIMANらしい中低域にハリのある音で聴いていてとても楽しい、スッキリとした音でありながら力感のあるロック等に合うサウンド
悪い点
・33,000円は高い。良いイヤホンだが完全ワイヤレスとしては最高級機となるため、圧倒的な実力かと言われると疑問はある
・対応コーデックがSBCとAACのみでAPT-Xなどには対応しない。最近Appleが出したAirpods MAXが7万円弱でAACまでしか対応していないことから考えたらマシなほうではあるが、個人的にはAPT-X以上は対応してほしい。
・筐体が大きく装着感はあまり良くない。
・エージングに多少時間がかかる印象で正直鳴らし始めの4時間くらいは「やっちまったか?」と思った。
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IMG_20201206_204350HIFIMAN TWS800
1、音質はなかなか良い。HIFIMANらしいスッキリとした見通しの良い音でありながら、中低域にハリのあるとても聴いていて楽しい音。
音はなかなか良いです。前作のTWS600が酷評レベルの音だったので期待半分不安半分だったのですが、今回のはかなり良くチューニングされており良い意味でのHIFIMANらしいサウンドが体感できます。音質の傾向としては軽いドンシャリ傾向で少し低音が強めか、とても高音域のスッキリとした見通しの良い音と、過剰に目立たず、自然なバランスで適度にハリがあり力感のある中低域がとても好印象です。HIFIMANの最近のイヤホンの特徴として、この中低域のハリのある音があげられると思います。イヤホンで聴いて居るときにドラムのタムを叩く音が平面的で「タムを叩いているように聴こえない、、、」となる製品は結構多いのですが、このTWS800はしっかりと立体感がありタムのハリのある音をしっかりと再現してくれます。難点としては全体的に音の抜けの良さはそこまで感じられず、出音の割には音のレンジは狭めに感じるところですが、個人的にはここは許容範囲という印象でした。33,000円という最高級に見合う価値があるかというと正直自信を持って言えるレベルではありませんが、個人的にはその価格でも十分魅力は感じられる製品かなと思います。
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音のバランス
高音域□□□□
中音域□□□■
低音域□□□□
2、高音域はスッキリとした見通しの良い音だがもう少し抜けが欲しい、中音域は凹むことなく自然な音を鳴らす、低音域は分離が良く音の輪郭を強調しすぎない自然な解像感の高い音を鳴らす。
高音域は非常にスッキリとした見通しの良い音を鳴らします。ドラムのシンバル音のような煌びやかな音は実像感のある明るい音で鳴らしてくれますし、曇り感の無いとてもハッキリとした元気で楽しい音を鳴らしてくれます。ただ難点としては明るく見通しの良い音ではあるものの音の抜け、ノビはあまり良くない印象で、音の余韻の美しさまではあまり再現しきれておらず、良くも悪くもかなりサッパリとした音で鳴らす印象です。
中音域は癖の少ない音を淡々と鳴らしてくれます。ボーカル帯域に味付け感はなく、自然とあるがままの音を鳴らしてくれる印象です。ボーカル帯域に音の広がりだったり、アクセントを強調するような味付け感は無いため、あくまで淡々とした音を鳴らす印象があり好みが分かれそうですが、個人的には変に誇張した音にはしてほしくないので、ここは好印象です。
低音域は分離が良く、それでいて音の輪郭を強調しない自然な解像感の高い音を鳴らします。低音域の音の性質としてはサッパリとした音で低音を強調するような音ではありませんが、きっちりと重低音の下支えはある音なので力感を感じられる音になっています。結構完全ワイヤレスイヤホンは「低音の量は多いのに全然力感が無い」という重低音の再現度が低くてモヤッとする製品が多いので、ここはアンプの駆動力を重視しているHIFIMANらしい魅力なのかなと思います。
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3、筐体が大きく装着感はイマイチ、対応コーデックがSBCとAACのみでAPT-Xなどには対応しないなど仕様面の不満もあり。
写真の通り筐体がかなり大きいので装着感はイマイチです、私は問題なく使えていますが女性などの耳の小さ目な人は厳しい印象です。個人的に完全ワイヤレスイヤホンでトップクラスに装着感の悪いと思っているKPRO01とドッコイドッコイという印象です。また、対応コーデックがSBCとAACのみでAPT-X等に対応していない点もネックとして挙げられます。最近発売されたAppleのAirpods MAXが約7万でSBC、AACしか対応しない舐めてんのかと思える仕様だったので、それと同等と考えればマシかもしれませんが、高級な完全ワイヤレスイヤホンはAPT-X以上のものには対応している製品が多いため、ここはやはり残念な印象です。この製品は「見た目、使い勝手より、音質を一番重視したんや!」みたいなコンセプトの製品だと思うので、「それならAPT-Xくらい対応してよ!」と思ったのは本音であります。出音自体は悪くない音が出ているのですが、ここはちょっとモヤッとするポイントですね。(APT-Xは音が悪くSBCのほうが音が良いと主張する人も最近多く居るようですが、ここに関しては情報不足のため私はノータッチとさせてください)
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おススメ度75点
4、不満が無いと言えば嘘になるが、十分HIFIMANの高級完全ワイヤレスとしての面白みは感じられる製品。個人的はに結構好き。
ハッキリ言って不満は結構あります。筐体デカく装着感は悪いし、なんで音質重視の製品でSBC、AACのみの対応なんだよと、色々とね。ですが、出てくる音質はHIFIMANらしい魅力がしっかりと感じられるので10分くらい聴いていると「まぁ許してやるか、、、」とよくわらない感情になる製品です(笑)
「完全ワイヤレスでも150Ωのドライバを使って内部のアンプに金かけて駆動してやるぜ!」っていういかにもオーディオメーカーらしいアプローチは好感持てますし、音質も完全ワイヤレスとしてはトップクラスの実力があると思います。おススメしやすい製品かと言われると正直微妙ですが個人的には結構気に入っている製品です。

TaoTronics SoundLiberty94のレビュー

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TaoTronics SoundLiberty94という現在7,999円にて販売されている、ノイズキャンセル機能の付いたTWSイヤホンのレビューです。今回もメーカーからのレビュー依頼系です。というか最近のレビューは依頼系がほとんどです、、、w

販売サイトはこちら

良い点
・7,999円という価格でありながらノイズキャンセル機能がアリ。ホワイトノイズの少なさが優秀
・外音取り込みのアンビエントモードがあり、外音の取り込み方が自然。
・音質はなかなか悪くない。低音域が強めの力感のある楽しいノリの良い音。
・筐体は軽く装着感が良い。
・技適マークアリ
悪い点
・筐体はプラスチッキーで安っぽい(まぁ実際安いんだが)
・音質は悪くはないが価格なりかなという印象
・ノイズキャンセルの効きがかなり微量で正直あまり意味が無いように思える
・AAC、SBCまでの対応でAPT-Xなどには非対応
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IMG_20200826_204657tao soundliberty 94
1、音質は低音が強めのノリの良い元気系サウンド、悪くはないのだが価格なりかなという印象も。
音質は低音が強めのノリの良いドンシャリ傾向の元気サウンドです。低音域の力感はかなりしっかりとしており重低音までしっかりと再現してくれるためベースラインやキックドラムの音をとても躍動感のある聴いていて楽しい音で鳴らしてくれて好印象です。ただし高音域の質感は少し曇る印象がありZERO AUDIO TWZ-1000なんかと比べると少しここでは差を感じる印象があります。ただ、今回のTaoTronics SoundLiberty94は「ノイズキャンセル機能付き」というところがミソですので、ノイズキャンセルの無いTWZ-1000との単純な音質比較は本来あまり意味を成さないのですが、何故敢えて比較したかは次の項をご覧ください。
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2、ノイズキャンセル機能は良く言えばホワイトノイズが少なく自然、悪く言えばかなり効果は薄い。
ノイズキャンセル機能は正直微妙です。私もAirpods proやTechnics EAH-AZ70Wのような何倍もする価格帯の現行機種と肩を並べられるほどの性能は期待していませんでしたが、今回のSoundLiberty94のノイズキャンセルはTWSノイズキャンセル元祖のSONY WF-1000Xと比較しても、ホワイトノイズの少なさでは勝っているものの、周辺の音のキャンセル力という面では劣っている印象があります。基本的にノイズキャンセルで一番わかりやすいのはエアコンの低周波音である「ゴーーー」という音を消してくれるところにあるのですが、 WF-1000Xは自宅のエアコンレベルの音であればほぼ完全に消してくれますが、SoundLiberty94では多少残ります。正直電車などでの使用ではノイズキャンセル効いてるのかわからないレベルの効き具合なので、これならノイキャン無くても良いんじゃってのは本音のところです。
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3、外音取り込み機能であるアンビエントモードの音はとても自然で内蔵マイクの音質の良さを感じられる。
ノイズキャンセル機能は微妙な印象でしたが、アンビエントモードの出来はなかなか良いです。多くのイヤホンのアンビエントモードはかなりホワイトノイズが多めも「いかにもマイク経由で聞いています」って感じの音になってしまうのですが、このイヤホンはホワイトノイズの少ないとても自然な音で外音を取り込んでくれます。このアンビエントモードだけでいえばTechnics EAH-AZ70Wと同等といえる実力を持っている印象です。
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オススメ度 72点
4、音質はなかなか元気な音で悪くないが、ノイキャンを期待して買うのはおススメしない。

音質は低音域のガツンとくる力感のある音で好印象であり、7,999円という価格を考えれば全然アリな出来だとは思っているのだが、このイヤホンの仕様を見たときに多くの人が「1万円以下のTWSイヤホンでノイズキャンセル機能が付いているんだ!」とノイズキャンセル機能を目当てに検討する人が多くいるんじゃないかと思います。そして、その肝心のノイズキャンセル機能がイマイチ印象が良くないということで、ちょっと煮え切らない感じのレビューになってしまいました。
アンビエントモードの出来は良いし、ガツンと力感のある低音域を鳴らすTWSイヤホンを探している人に勧めたいイヤホンです。

TaoTronics SoundLiberty88のレビュー (ちょっと安っぽいけど、音は良く機能も文句なし)

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TaoTronics SoundLiberty 88という完全ワイヤレスイヤホンのレビューです。今回はメーカーからの貰い物のレビューになります。(基本的にはメーカーから貰い物と明記して欲しいと言われたときだけ明記しています)。正直低価格のワイヤレスイヤホンはあまり興味が湧かなかったのでレビュー依頼は断ってきていたのですが、今回のイヤホンは興味出たので引き受けてみました。

販売サイトはこちら   

良い点
・軽い付け心地でありながら耳から落ちない安定性
・音質はなかなか良い、スッキリとしたオープンタイプらしい綺麗な音造り
・安価ではあるが自動耳検出があるので、耳から外すと自動的に音楽が止まる
・IPX7防水なため、雨に打たれたりしても大丈夫
・イヤホン本体のみで4時間の連続再生が可能、ケースでの充電を含めて約25時間再生とかなりのバッテリー持ち
・接続安定性が高く途切れにくい
・技適マークアリ
悪い点
・筐体はプラスチッキーで安っぽい(まぁ実際安いんだが)
・「AIノイズキャンセリング」と記載があるが、一般的なノイズキャンセルではなく、通話時のノイズを減らす機能なので注意
・低音域は軽め(構造上仕方ないところではあるが)
・AAC、SBCまでの対応でAPT-Xなどには非対応
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IMG_20200731_203627Tao soundliberty88
1、音質はなかなか良い、約7,000円のワイヤレスイヤホンとしてはかなり優秀ではないだろうか
音質はなかなか良いです。個人的に1万円以下の完全ワイヤレスイヤホンは全然持っていないため比較できないのですが、正直「最近の7千円の完全ワイヤレスイヤホンって結構まともなんだなー」と驚かされました。音質的にはオープンタイプなため低音域の力感とかはそこまで期待できませんが、全体的な曇りの無いスッキリとした音になっているのが非常に好印象ですし、低音域も量感こそはそこまで無いものの、質感自体はなかなか良く音のバランスの割には力感を感じられる音です。クセの少ない素直な音ですし、誰にでもおススメしやすタイプのイヤホンだと思います。
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2、全体的な質感はプラスチッキーで安っぽいが、接続安定性が高く、機能自体はかなりしっかりしていて好印象。
全体的な質感はかなり安っぽいです。Airpodsのような光沢のある表面仕上げをしていない「ザ、プラスチック」な筐体なので良くも悪くもオモチャ感はかなりあります。でも個人的にはこれは「安っぽいというか、実際に安いし、、、」ということで仕方ないところであるし、下手に高級感を出そうとした製品よりオモチャっぽさが全面に出てて悪く無いデザインかなと思っています。
全体的な質感は安っぽいですが機能はかなりしっかりしています。連続再生はイヤホン本体のみで4時間、ケース込みで25時間とかなり長いですし、接続安定性が高く音が途切れることは滅多にありません。そして、低価格イヤホンでありながら自動耳検出がありイヤホンを耳から外すだけで自動で音楽が止まるようになっているんですよね、ここには感心しました。機能面で不満に思うところは正直全然ありませんね、TaoTronicsは低価格ワイヤレスイヤホンとしては定番のメーカーとなっているようですが、それも頷ける出来の良さです。
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3、「AIノイズキャンセリング」は会話音声のノイズを切る機能なので注意
「AIノイズキャンセリング」はAirpods proなどに使われている音楽を聴いているときに周りの騒音を逆相の音で打ち消す物ではなく、通話の際に自分の声を相手に届けやすくするためのものなので、ここは注意してください。まぁHUAWEI FREEBUDS3みたいにオープンタイプでAirpods proと同様のノイズキャンセル機能を有するものもありますが、正直あまり使い物になる物では無かったので無くて正解だった気もします、、、w
ただ、ノイズキャンセル系の表記は紛らわしくていけませんね。余談にはなりますがこれ以外にも「パッシブノイズキャンセル」というものがあり、これはただ遮音性を高めて周りの音を小さくするだけのものを指したりします。だから耳栓タイプのカナルイヤホンとかだったらとりあえずノイズキャンセルを謳えてしまうわけです。正直紛らわしすぎるのでもう少し何とかならないかなぁと思っています。
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オススメ度 92点
4、文句なしにおススメ出来る基本性能の高いイヤホン。音質面でも機能面でも文句なし。
かなり良くできたイヤホンだなと思いました。音質面では予想外に優秀でしたし、機能面も低価格でありながら妥協感が無く不満なく使える良品だと思います。オーディオオタク的には「流石にこれをメインイヤホンとして使う気はしないが、長時間音楽をしっかりと聴ける充分すぎる音質を持ったイヤホン」というのが、個人的には最もこのイヤホンの誉め言葉としてわかりやすいかなーと思います。メインとして高級イヤホンを使いつつ、散歩や運動中など用に使うイヤホンを安く欲しいという人にはかなり有力な機種じゃないかなと思います。

今回が完全ワイヤレスイヤホンのレビュー第一弾になりますが、こんな感じでこれから完全ワイヤレスイヤホンのレビューを解禁していこうと思います。そのうち好評のランキング形式とかも始めるかもしれませんので、気が向いたら見に来て頂けると幸いです。
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