ポタフェスに関しての投稿記事です。今回はレビューブログを始めようか悩んでいた?kazki君の相談にのっていたときに「じゃあ、試しにうちのブログで投稿レビューとかしてみる?」って話をしたところ、やりたいと言ってくれたので載せています。こんなクソブログで投稿記事書きたいなんて酔狂な人も居たもんだと思いますが(笑)ポタフェスの試聴レポの記事は私も数日前に挙げたので、そちらと対比しながら音の感想の違いとかを見てみると面白いかもしれません。
ここから以下が投稿記事となります。
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はじめまして、kazkiと申します。私のTwitterをご存知の方もご存じない方もいらっしゃるかと思いますが、今回はヤンネM8さんのブログに、ポタフェスでいろいろな製品の試聴をした感想文のまとめを寄稿させていただく形となっています。目新しいものだけを書くわけではなく、個人的に興味を持った製品の試聴の感想を書かせていただきました。拙い文章ではありますが、ご興味のある方はどうぞお付き合いください。この試聴レビューではメーカーさんのブース別に書く形でレビューを進めていきたいと思います。では早速はじめていきましょう。
日本ディックスさんのブース
COREIRイヤーピース
音が全体的に少し派手目に出る印象で、ピーク感が少しきつめにでるかもしれない。それはイヤホンや上流などにもよると思いますが、サ行などが刺さると感じる方もいるかもしれないです。イヤピのサイズは全体的に大きめで、他社製のMサイズがCOREIRのMSサイズといったところです。イヤピの質感はSoftearsのUCイヤーピースに似ています。個人的にはかなり好印象だったので、発売されたら購入予定です。
Miyuki(新発売のケーブル)
音全体が一段階グレードアップする感じがして、クール寄りの音色だと思いました。透き通るようなクリアな音だったと記憶しています。4.4mmプラグの造りはすごく良いですが、私が試したMMCXは相性の問題もあり少し緩めだったので、くるくる回りやすかったです。
日本ディックスさんのブースは今回のポタフェスでは、個人的には一番興味があって楽しませていただきました。展示されている製品も、G4さんのイヤホンなど、普段はなかなか聴けないようなものもあったり、色々な種類のノベルティを配布されていたりなど、すごく良かったです。個人的にはもうあと5分ほど試聴時間が欲しかったところですが。
Acoustic Effectさんのブース
YSM-01/OFC
個人的には悪くないのではないかと思いました。ピーク感が少しきつく、合わない人もいるかもしれないと思ったのと、上の音が少し強めに出ている。癖があるので聴きやすい音ではないですが、好きな人は好きな音なのではないかと思いました。
YSM-01
こちらの方が01/OFCよりも癖が少なく、聴きやすい音です。音の質感も前者と比べると滑らかで、ボーカルが近いというわけではないですが声の質感は結構丁寧な方かと思います。特にピアノの音の響かせ方は非常に上品で綺麗でした。
YSM-03/R
基本的には無印01と似ている傾向かと思い、01の方が聴きやすい音で癖が少ないと思います。こちらは少し上がシャリついている感じがしないでもなかったので、そこらへんが少し好みがわかれるところかと思いました。
Madoo(Acoustune)さんのブース
Typ512
装着感、遮音性は並。全体的に音がシャリシャリしていて、解像度の高さがあまり感じられない。低音が少し強めの音が好きな人は、こういったイヤホンも悪くないのではないかと思う。音の質感は、私はあまり好みではなかったですね。正直前作の711が「???」となる音だったのでこちらはマシに聴こえました。
ADV Turbo
メーカーの方曰く、価格は20万円前後とのことでした。上の音域の金属的な響きをする音が、個人的にはちょっと嫌な響き方をしていました。上の仕上げが少し雑に感じたので、わざとらしさも感じた。とはいえ、複数ドライバが積んであるのに音の繋がりはすごく良かった印象なので、そういったストロングポイントもあるかと思います。個人的には同価格帯だとHIFIMANのSvanarが特に好みなので、Turboを買うならSvanarを買おうかな、となります。
ラプソディオ R2Alpha
遠くで鳴っている音を家の中からすこしだけ聴いているような音。いわゆる風呂場サウンドですらない感じでした。16万円あたりの価格という事なので、十分に地雷である条件を満たしているのではないでしょうか。
HIFIMANさんのブース
Svanar
これは今回のポタフェスでの試聴は二度目でした。以前、少しきっかけがあり聴かせていただける機会があったのでその時以来の数週間ぶりに聴きました。文句なく素晴らしい音質です。全域、過不足なく鳴りますが、下が結構強めに出ています。下が強めな音ながらも、ボーカルは埋もれないどころかしっかり主張してくるので吐息などもハッキリ聴けますし、上の伸びと抜け、量感もちょうどよく特に文句が出ない、素晴らしい音かと思います。イヤピに関しては変える前提ですが、筐体の形という意味での装着感はかなり悪くないのではないかと、私の耳ではそう感じました。個人的な好みにあてはめると、もっと声の主張が強くても良いですが、ここまでいい音だと文句が出ません。final A8000に音の傾向としては少し似ているのではないかと思います。個人的にはA8000よりもこちらのイヤホンの方が好みです。上をもっと伸ばしてあげると良いのではないかと思うので、個人的におすすめのイヤピはスパイラルドット++などです。
オンソさんのブース
オンソさんのブースでは、新しいMMCXケーブルの試作品を試聴させていただきました。オンソさんの製品は今まで使ったことが無かったので初めてになりますね。画像右下のMMCX(3.5)のケーブルを試させていただきました。音の傾向はニュートラルで、特に余計な味付けをすることなく、イヤホンのポテンシャルを引き出して素の性能を伸ばしてくれるイメージです。銀メッキなどが施されているわけではないですが、上の伸びがすごく良い印象があります。取り回しも非常にしなやかです。価格は8000円前後を予定されているとのことなので、発売されたら購入してみようかと思います。
THIE AUDIOさんのブース
Oracle MkⅡ
個人的には価格なりの価値もあまり感じることができなかった機種。理解に苦しむ音と言ったら言い過ぎかもしれないが、特に魅力を感じなかった。ただドライバがたくさん積んであって、音全体がごちゃっとしている印象しか残りませんでした。
Prestige
こちらの方は、それなりにまとまりの良い音だったと思います。ESTが4つも入っていて、良くここまで仕上げたな、という感じの音です。傾向は弱ドンシャリといった感じでしょうか。私的には、約18万円のお金を払おうという気にさせてくれる音ではないです。でも装着感はいいですし、見た目もそこそこ良いとは思いました。
試聴させていただいた製品の簡潔な感想は以上となります。いかがだったでしょうか。個人的に、自分は文を書くことが苦手ではないが得意でもない程度の認識です。実際大したことない文しか書かないので読みづらいと感じた方もいるかと思います。長々とした感想に付き合っていただき、最後まで読んでいただきありがとうございました。