メタラーのヘッドホンブログ

うちも含めレビュアーなんてクソですよクソ。

雑記

オフ会について絡まれたので愚痴

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こんだけ舐めたことされたら、せっかくだからとことん取り上げてやろうと思って取り上げますwツイッターのブログへの引用は認められている行為ですし、何より私を名指ししておいて、引用するな!なんてことは無いですよねw

http://headphonemetal.ldblog.jp/archives/52442652.html
私の前回やったオフ会に変ないちゃもんをつけてきた人が居ました。
色々思うところは沢山あるのですが、まず「出展する見返りをください」なんて要求をしたことは一切ありません。
私のオフ会で展示しているものは
①私が個人的にレビュー依頼受けたものを相手に確認して展示。
②オフ会用に返却するレンタル品。
この2パターンです。オフ会に展示した後、返却するか、もしくは私へのレビュー提供の扱いにして私がレビューをするかを確認をしていますが、見返りなんて当然求めたことはありません。というか、前回のオフ会で展示しているメーカーや販売店は、元から私にレビュー提供をよくしてくれているところが殆どなので、なおさら見返りもクソも無いんですよね(苦笑)恐らく海外メーカーや販売店とのやりとりで、英語や翻訳された日本語を変な解釈したとかなんでしょうけど、何というかそもそも「考えたらわからん?」ってのが最初の感想でした(苦笑)

それに、今回は事実無根だったので否定はしていますけども、仮に私がオフ会で利益を得ていたとして「だからどうした?」としか言えないです。

オフ会は会場を借りてやっています。当然会場費はタダではありません。私が先払いをして会場を借りてやっています。前回のオフ会は100人以上は入れる会場を借りたので、何万円も先払いをして会場を借りているわけです。そして、オフ会に人が集まらなかった場合は、私が赤字分を負担することになります。私のそのリスクに対価が生まれることの何が悪いのでしょうか。

また、来場者集め、会場選定、会場との連絡、入場チケットの作成印刷、試聴機を出してくれるメーカーとの条件面の交渉、等といった事務作業は私が事前に全て行っています。当日も参加者の方に手伝ってもらうことはありますが、基本的には私が主として運営しています。その人件費はあくまで自分が趣味として行っている物なので計算に入れてはいませんが、当然本来はタダというものではありません。また、試聴機だって、仮に盗難とか出たら色々面倒なので、そこのリスクも私が負っています。

その上で、そういった様々なリスクや私の手間は「趣味でやるイベントなんだから」と考慮せずに、会場費と、自分の集客出来そうな人数を天秤にかけて「なるべく金額がトントン」になるように、会場を選び、参加費を算出して開催しています。勿論、毎回トントンになるわけではありません。多少プラスになることもあれば、多少マイナスになることもあります。でもまぁ、トータルでなるべくトントンくらいになるように算出して運営しています。

一体何の問題があるのでしょうか??

近々秋葉原でポタフェスが開かれますし、年末に向けて個人的にオフ会等を開催される方も結構居るのではないかなと思います。でも「オフ会も長年やっていると、こういういちゃもんつけられるから注意しろよ!」とだけ言って、愚痴記事を閉じたいと思います。

本当は試聴の簡易レポ記事と合わせて書く気だったのですが、やる気無くなっちゃったんでここまででw
年末にかけてTwitterのほうではプレゼント企画を複数やる予定があるので、お楽しみに~。

久しぶりに色々試聴レポ&簡易試聴会を行いました。

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久しぶりに「店頭やイベントで試聴しただけの感想で小銭を稼ごう!」というクソ記事を書きたいと思いますw

相変わらず書かなくちゃいけないレビューが溜まっているので、こんな記事書いてる場合じゃないんですけど、こういうどうでもいい記事って書いていると何か気が楽になるんですよねwなのでお付き合いいただけたらと思います。最後にやったのは先月の初め頃とかなり前の話ですが、Symphonium audioやダルマオーディオの製品の簡易試聴会を開催したので、その様子も併せてお伝えできたらと思います。

いつものことですが、あくまで私の個人的な好み、主観を元に評価しています。
また、短時間の試聴であり、後々評価が覆ることも大いにあります。あくまで試聴、しかも短時間かつ店頭の騒音下での試聴ということで、基本的にアテにならない物と思って見てください。
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SUPERTFZ  FORCE 1  参考価格14,800円 販売サイト 
急にTFZがJHのロゴを反転したメーカーロゴを採用して悪い意味で話題になった製品ですね。
音は良くも悪くもいつものTFZらしいドンシャリ傾向の元気な音で悪くはないです。全体的に少し荒々しい音で音の繊細さ等はあまりなく全体的に雑な音ではあるのですが、低音域は迫力があるしそこそこ楽しく聴ける音かなと思います。ただ、別に価格なり程度の音でロゴの胡散臭さをかき消せるほどの魅力は無いです。私は大体こういうことに関しては一応ほぼ黒だと思っても「疑惑」って表現を使うのですが、今回のは完全に真っ黒すぎて明確にアウトですからねぇ。TFZは嫌いじゃないメーカーだっただけに本当に残念です。こんなもん日本で売るな。
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CHIKYU-SEKAI 16/COSMOS 参考価格 169,800円 販売サイト
地球世界ブランドの16BAイヤホンですが、なかなか良かったです。16BAらしい音の濃密さがありつつもしっかりと整理された解像度の高い音になっていて聴きごたえのある音だと思いました。個人的に16BAとかのBAを沢山積んだイヤホンというのは、音がゴチャゴチャになったり、高音域に曇りを感じるものが多い印象なのですが、このイヤホンは中、低域に厚みは感じるものの音のつながりは自然でしたし、高音域も鮮明で聴いていて気持ちよかったです。16万と言われると欲しいかと言われる微妙ではあるのも本音ではありますが、悪くなかったと思います。
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heartfield 鹿 参考価格 27,500円 販売サイト 
全体的にモワッとした金属筐体の響きが飽和気味の音であまり良い印象はありませんでしたね。でも、同社の他のイヤホンと比べたらこれが一番まともかも(苦笑
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DITA  Perpetua 参考価格428,000円 販売サイト
約40万円という超高級イヤホンですが、なかなか印象は良かったです。良い意味でDita Dream XLSの正当進化という印象で、Dream XLSのような広大な音場の広さと自然さはそのままに、中、低域に厚みが増され、全体的な音の質感が1ランク上がったような音かなと。40万円という価格で欲しいか?と言われると、そもそも私の金銭感覚的には守備範囲外すぎるので判断はできないのが本音ではあるのですが、少なくとも最近の20万円以上の最高級イヤホンの中では一番説得力のある音を鳴らしてくれる印象でした。金が有り余ってたら欲しい。
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有線ピヤホン3 参考価格33,000円 販売サイト
低音域がかなり強めなドンシャリ元気系サウンドですね。低音域のかなり音圧の強い力感のある音はなかなか面白く、それなりに駆動力のある機材で駆動してあげるとロック等では楽しく聴けるとは思うのですが、いかんせん高音域がかなり寂しい。高音域がある一定の帯域で音が途切れているような寸詰まり感があり、個人的にはこれがかなり気になりました。面白いところはあるイヤホンだとは思いますけど個人的にはナシ
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Rosenkranz  RK-Silver/BA 参考価格396,000円(ケーブルは含まず)  販売サイト
いやぁ、、、これはヒドイ。個人的に10万円以上のイヤホンとしては断トツでトップクラスの地雷だと思います。全体的に笑っちゃうくらい音がナローで音がボヤけており、元々の出音も非常に不鮮明で最新の音源がAMラジオ越しで聴いているかのようなローファイな音になります。しかもそのくせ高音域は変な歪みからかローファイなのに少し刺さりまであるという意味不明さ。個人的に最も音の悪い高級イヤホンは何と聞かれたら即答でこれを答えます。
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HeartField  銀月海 参考価格198,000円 販売サイト 
これもなかなかにヒドイなぁと思ったイヤホンですね。1BAの高級イヤホンではRosenkranz  RK-Silver/BAが酷すぎたからその印象が強いですが、このイヤホンもそれよりはマシとはいえ大差無い印象でした。全体的に音が窮屈で抜けの悪さをかなり感じますし、それでいて銀筐体による響きが中途半端に乗るので聴いていてかなり変な音だなというのがかなり強い印象でしたね。これで約20万は普通に地雷クラス。
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Astell&Kern PATHFINDER 参考価格287,000円 販売サイト 
3BA+2DDとかなりのドライバ数を積んだイヤホンでしたが、個人的にはかなり微妙でしたね。ダイナミックドライバを2基積んでいるだけあって低音域の圧力は結構しっかりあるのですが、音がかなり飽和気味で分離が悪いのが気になりました。勢いと力感があるのは楽しいのですが、逆に言えばそれ以外は高音域もあまり鮮明ではありませんし、全体的に音がモヤッとしているし、何だかなーという印象です。個人的にダイナミックを大き目の2基積んだイヤホンってこういうモヤモヤ音になりやすい印象で、このイヤホンもその印象は変わりませんでした。
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MEZE AUDIO ADVAR 参考価格99,800円 販売サイト 
これは非常に良かったです。正直MEZEはRai pentaの印象があまり良くなかったのもあり、ヘッドホンは良いものを出すけどイヤホンは微妙なメーカーという印象が個人的にはあったのですが、今回の製品で大分印象は変わったかも。音としては低音域が強めな迫力のある力感重視なタイプの音ですが、高音域もちゃんと鮮明に出ていますし、何より音の抜けが非常に良いおかげで、イヤホンっぽくないとても余裕のある音の伸びやかさを実現している印象があり、低音強めの少し派手な音が嫌いでなければかなり良い選択肢になるイヤホンかなと思いました。最近試聴したイヤホンの中ではこれが一番印象良かったかも。

以上簡単な試聴レポでした。

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http://headphonemetal.ldblog.jp/archives/52440570.html 
6月12日に会議室を借りて簡易的な試聴会をやりました。こういうことやると「勝手にメーカー名出した試聴会なんてやるな!」って怒られそうですが、当然メーカーサイドから了承もらった上でやっています、、、w
今回は以前レビューをしたSymphonoium audioの製品が試聴機会がなかなかなく、試したいという人が多かったことから開催して、ダルマオーディオさんが乗っかってくれて合同開催という形で行いました。オフ会ではない試聴会という試みは初めてだったので、今回はお試しとして私の負担で会議室を借りてやりましたが、、、試聴会形式って結構大変ですね(苦笑)

何だかんだで20名ほどの方にご来場いただき、色々な製品を試聴してもらいました。Symphonoium audio製品はやはり評判良くて、結構試聴後にオーダーしたよと伝えてくれる人が居て嬉しかったですし、ダルマオーディオのほうも3種類の試作機の音の違いをみんな真剣に聴き比べていて結構真面目な試聴会になったかなと思います。

ご来場頂いた方々ありがとうございました。オフ会とは別にこういう簡易試聴会もまた開催するかもしれません、、、けど次からは有料かスポンサーをつけてやりたいと思います。流石に手間かけて試聴会やって私費で損だけするのはしんどい、、、w

コラム レビューに測定値って必要ですか?

あ、タイトルは軽い釣りです。

舐めたブログによる、舐めたコラムに対する反論も含めたちょっと喧嘩を売るコラムを書きたいと思います。個人的にこういう偉そうなことを書くコラム的なのは性に合わないのですが、あまりに的外れなことを言うアホが居たときに誰も反論しないっていうのも癪に障るなと思っていたのでね。

・レビューに測定値は必要か
まず最初に「レビューに測定値は必要か」という話をしたいと思います。
まぁ、こんなもん私のブログの読者なら理解してくれるとは思いますが、私の立場は「あっても良いし、無くても良い」という至極当たり前の回答になります。イヤホンのレビューにおいて測定値というものは1つの指標としては有効だと思いますし、こういったものを重視する考えは全然アリだと思います。実際現状はオーディオのレビューは測定値を重視するサイトが多くあります。

ただ、その上で私は何故測定値を載せないのか。これは正直本音を言えば面倒くさいからという理由が大きくはあるのですが、基本的には「測定値より自分の耳で聴いた印象というものを大切にしたい」という思いもあるからです。そして、最近は測定値に対する万能説のようなものが蔓延っていますが、私はそれは違うと思うのです。それは測定値が音を全て表せないからとか、そういう話ではなくて、測定値に偏重する場合オーディオのレビューにおいて「言葉」なんてものは必要なくなるという意味です。

測定値というのは正しい環境で測った場合は1つの指標としては確かに有用です。しかし、その測定値を載せた上で、自分の聴感を元に言葉で音質を語るレビューを書いたとします。その時に何が起きるか、それは測定値と自身の聴覚による印象のズレです。人間の耳というのは結構いい加減なものです。自分がフラットな音のバランスだと思ったものが、測定結果を見たら全然ドンシャリの傾向だったりとか、そういうことは往々にしてあるかなと思います。でも、測定値という結果が明確に出ている。なので当然そこに矛盾が生じるわけです。

その場合、書き手ができることは何でしょうか?矛盾をそのまま残すことでしょうか?実際は測定値の結果を見直して「ああ確かによく聴いたら違っていた」なんて言いながら、正当化して自身の聴覚上の感想を測定値の結果に寄せていくことが多いのではないかと思います。これをやり始めた場合、聴感による音質のレビューは全く意味を成しません。これなら測定値を睨めっこして製品の音を耳で確かめず、測定結果のグラフの結果を解説するだけで十分でしょう。結果としては何も変わりません。

私は聴感上の感想を大事にしたいです。なので、仮に私が測定値を自身のブログに記載することになったら「測定上はそうだったけど、私の聴感ではこう感じました。」と、先ほどのような測定値による結果と、自身の聴感による矛盾の部分は両方記載する方法を取ると思います。

・測定値の記載が無いレビューは信用できないのか

前述した内容でもうほぼ答えは書いてしまっているのですが、測定値の記載が無いレビューはただの妄言だなどと舐めたことを言い出す輩が居たので、そこは明確に否定しようかなと思います。

私はイヤホン、ヘッドホンに関しては趣味として楽しんでいます。私はオーディオを専業としているプロのレビュアーではありません。あくまで趣味として音楽を楽しみ、その中でオーディオ製品の評価というのも趣味の範疇として行っています。

私はレビューに正確性等は大して求めていません。レビューというのは私がオーディオ製品を聴いた感想をそのまま表現するための物であり、それに正解も不正解も無いと思うからです。そして、レビューに変に正確性を求めることは、一般の批評を委縮させる行為であり、とてもバカバカしいと考えています。

世の中にはオーディオ以外にも色々な批評があります。
例えば料理で例えるとしましょう。世の中の飲食店の料理のレビューでは多くの素人が口コミという形で、ネット上に感想を書いており、あれも1つの形のレビューだと思います。これをオーディオの「測定値を載せないレビューは妄言だ」等という主張と合わせて考えると、「料理の知識も無い人間の味の評価は妄言だ」もっと言えば「味に対する科学的知見が無い人間の評価は妄言だ」と言っているようなものです。勿論、料理の知識がある人間の批評、科学的知識のある人間の批評が一般人の批評より一目置かれるというのは全然あることだし、悪いことではないと思います。しかし、ただの一般客の批評が蔑ろにされるのは違うだろうと私は思うのです。
勿論、これは極論です。ですが、私はこういう「批評に対する委縮」をとても恐れています。

・「正しいレビュー」を求めることによる「批評に対する委縮」の危険性。

世の中には色々な製品があります。その中で、製品としては非常に良い出来であるのに埋もれてしまい話題にならずに消えていくものは結構あります。それらにとって必要なのは「批評家による正しいレビュー」でしょうか。私は正しくなかろうと何でもいい、一般ユーザーの純粋な感想による批評こそ必要なのだと思います。だって、批評家の目に留まらずそのまま消えていく製品が増えるより、正しかろうが正しくなかろうと、誰かの感想があったほうが情報として有難くないですか?

私は今Symphonium audio製品の割引企画をやっています。これで大切なのは私のレビューではありません。あくまで私のレビューで波及できるのはこのブログの読者というごく一部の人だけです。重要なのは、買った人たちの批評が多く流れることで、その輪が大きくなって製品が広まっていくことを期待しているのです。私のレビューはその1つのきっかけでしかないのです。(勿論、そのきっかけとしてのレビューは大切に書いていますけどね)

今は良い時代になりました。イヤホン、ヘッドホンは新製品がすぐに店頭に試聴機が並び、その感想が数日もすればSNSに大量に溢れます。それは短文でありますが、一種の批評です。それに正しい、間違っている等という議論は無粋だと思うのです。だって、その人は聴感上そう思ったのですから、それはどんな感想であろうと1つの正解なのです。そして、こういった感想の1つ1つは尊重されるべきだし、訳のわからない第三者に「そんな評価は妄言だ」等と言われる筋合いはないと思うのです。私は妄言だろうと、そういった感想が大量に溢れる批評の空気感を求めたいです。

・参考になるレビューとは何か?

こんなものの回答は簡単です。「その人の感性に合った人間のレビュー」です。そのうえで感性が合うかわからない相手が書いてあるのだがら、測定値という結果を見て判断するというのは1つの指標として有用でしょう。ですが、その人の参考になるレビューは決して「他人が決めた参考になるレビュー」ではないことを強調したいと思います。

こんなクソみたいなコラム書いてないでレビュー書けって話ですよね本当(苦笑)
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