メタラーのヘッドホンブログ

ヘッドホンやイヤホン集めが趣味のメタラーのブログです。

ヘッドホンレビュー

CCZ Plume羽のレビュー

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CCZ Plume羽という現在23,999円で販売されている1D4BA構成のハイブリッドイヤホンのレビューです。
販売サイトはこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら
良い点
・音はかなり派手だがとても良い、ゴリッとした強いベースラインの音を重低音からしっかりと再現してくれて聴いていて楽しい音。
・1D4BAの構成でありながら音にゴチャゴチャ感が無い分離の良い音
・こんな見た目だが密閉イヤホンなので遮音性は高め
悪い点

・かなり派手なドンシャリ傾向の音で音の刺さりも強めなので好みは分かれる音だと思う
・2pinリケーブル対応仕様だが、標準ケーブルが2.5mmバランス仕様で他を選べない(4.4mmと3.5mmの変換プラグは付属するが、つけて外使いは、長さによる端子の負担を考えると、ちょっと現実的ではない)
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音質評価 89点
1、音質はかなり派手な音造りで好みが分かれそうだが、個人的にはかなり好印象。重低音の再現度が高くベースラインの音をしっかり力感のある音を再生してくれるのが好印象。

音質はなかなか良いです。1D4BA構成ということでゴチャゴチャした音のイヤホンなのかなぁと思っていましたが、そんなことはなくとても分離の良いハッキリとしたドンシャリ傾向の音です。全体的にかなり金属的に響きが強めに乗る、かなり派手な音を鳴らすので好みは分かれると思いますが、個人的にはこういう振り切った元気サウンドは結構好きです。高音域はかなりキラキラと煌びやかな音が鳴りますし、低音域はイヤホンらしからぬ、かなり重みのあるゴリッとした太く深い力感のあるベースラインを再生してくれるのが非常に好印象です。派手な音ではありますがロック系のサウンドを聴くのであれば最高に楽しめるイヤホンではないかなと思いますね。
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音のバランス
高音域 □□□□■
中音域 □□□■
低音域 □□□□□
2、音のバランスは低音寄りのドンシャリ。高音域は煌びやかで派手な金属的な響きの乗るキラキラサウンド。中音域は少し遠めではあるが、特に誇張表現の無い自然な音。低音域は分解能は高いがしっかりと重低音まで再現された重みのあるゴリッとした音を鳴らす。

音のバランスは低音域寄りのドンシャリで、全体的に金属的な響きが乗る刺さりやすい派手サウンドです。
高音域は見通しが良い、かなり派手な煌びやかな音を鳴らします。ドラムのシンバル音のように刺さりやすい音が、金属的な響きが乗りかなり煌びやかで派手な誇張感のある音で鳴ります。刺さりを気にする人には絶対合わないと言えるレベルの音ですが、私のように多少刺さるくらいの音が好きな人には楽しく聴ける音でしょう。
中音域は全体のバランスとしては一番少ないですが、しっかりと分離されているので他の帯域に埋もれることはありません。ボーカル帯域に関しては特に特徴は無い味付けの少ない音を鳴らしますが、少し音の伸びやかさには欠ける印象があるので、バラードのようにボーカルが主体となる音源では表現力に少し不満を覚えるかもしれません。
低音域は分離の良い歯切れの良い音を鳴らしつつ、重低音の再現度が高い、非常に力感の高い音を鳴らします。重低音の力感を重視すると音の分離が悪く、音が団子になりやすいようなチューニングになってしまうことが結構多いのですが、このイヤホンは歯切れの良い分離の良い音でありながら、ベースラインの重低音をゴリゴリと深みのある音で再現してくれるので、スピード感のあるハードロック等の音源でも非常に楽しく聴けます。
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3、こんな見た目だが密閉イヤホンで遮音性は高い。付属ケーブルが2.5mm固定なのは個人的にはちょっとマイナス。
見た目的に開放のイヤホンに見えそう、というか私も開放のイヤホンだと思って到着を待っていたのですが、横のメッシュ状のところはただのデザインで完全な密閉のイヤホンとなっています。なので音漏れは少なく、遮音性も一般的なカナルとして平均以上の性能があります。
ケーブルはやわらかく取り回しが良いですし、全体的に使い勝手が良いのですが、付属のケーブルが2.5mmのバランス仕様になっており、他の仕様は選べないのが個人的には微妙なポイントです。付属で3.5mmと4.4mmの変換プラグもつくのですが、L字ではないストレートタイプなので、正直外で使う場合はDAP側に負担がかかるため、変換プラグで常用するのは現実的ではないですし、ケーブルの仕様が選べるようにしてくれたら良かったのにとは思います。
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おススメ度 90点
4、かなり派手な金属的な音が鳴るドンシャリ傾向のイヤホンだが、私のような派手系サウンドが好きな人にはたまらないイヤホン。かなり派手でありつつも、やりすぎない絶妙な楽しく聴けるサウンドバランス。

音はかなり派手で、金属的な響きもかなり乗る刺さりやすい音なので、間違いなく好みはかなり分かれるイヤホンです。ですが、私みたいに多少刺さるくらいの音のほうが好きという人には「こういう音にのイヤホンいいよねぇ、わかってるねぇ」と言いたくなるような楽しく聴ける音に仕上がっていると思います。イメージとしてはオーディオテクニカのCK100PRO、あれよりはもう少し金属的なキラキラ音を少し抑えて低音を強くした音、みたいな感じですかね。賛否は分かれるイヤホンだと思いますが、個人的にはこういう楽しく聴ける派手系サウンドは、良い意味で中華イヤホンらしい楽しいバランスの音でかなり好印象でした。
キラキラとして高音域が好きな人、分離が良く力感のある低音域を鳴らすイヤホンが欲しい人、ハードロックやロックと相性の良いイヤホンを探されている方にお勧めしたい元気サウンドイヤホンです。

DARUMA AUDIO T-1000試作機の簡易レビュー

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DARUMA AUDIO T-1000の試作機を送って頂いたので簡易レビューを書きたいと思います。
こういう私みたいなレビュアーの手元に来る試作機は大抵「ほぼ完成品」という状態のものが多いのですが、今回の筐体は鋳物なのですが製品版はアルミ筐体になり、造りも明らかに試作品という感じで本来の物とはかなり違いそうなので、今回は他価格帯との比較したIn-Canal Earbuds Rankingの掲載や、音質やおススメ度の数値は出さないで簡易レビューという形式で書こうと思います。

こちらのT-1000は現在アルミ板の試作機を2021年07/19 22時締切で抽選販売をするそうです。正式販売はここよりもう少し上がることが予想されますが、参考価格にはなるかなと思います。
良い点
・音質は非常に良い。同社のイーサリアルの延長線にある音で、とても明るく伸びやかな高音域の気持ちよさが印象的。
・ダルマオーディオのイヤホンは結構特徴的な音で好みの分かれる物が多かったが、恐らく今までで一番素直な万人ウケするタイプの音
・かなり明るくハッキリとした高音域を鳴らすが、非常に伸びやかな音でピーク感を感じさせない、聞き疲れのしにくい音になっているのが素晴らしい。
悪い点
・当たり前だが試作機なので造りは悪め。ダルマオーディオの製品版で造りが悪かったことは今のところ無いので恐らく問題無いだろう。
・低音は少し軽めなのでここは好みが分かれそう。

DSC00545 (2)DARUMA T-1000
ダルマオーディオ製品の中で一番素直で多くの人に好かれやすい音に感じます。音の傾向は過去にレビューしたイーサリアルの延長にある製品かなと思います。イーサリアルもとても良い音でしたが、この製品は中音域に独特の味付けがあったので好みは分かれるタイプの音に感じましたが、今回のT-1000は中音域も非常に素直で、イーサリアルのような抜けの良い明るい音を継承している印象です。

音の傾向は軽く高音域が強めの少しドンシャリ傾向です。
高音域は非常に明るくハッキリとした音を出します。明るくハッキリとした音を出すのですが、ドラムシンバルのような刺さる音を変に強調せず、全体的にピーク感の無い伸びやかな音を出してくれるので、非常に見通しが良く聴きやすいです。個人的にこのイヤホンの一番魅力のある帯域だと思います。
中音域はクセの少ない伸びやかな音を鳴らします。イーサリアルは少しボーカルの広がりに味付けがある印象がありましだか、T-1000はかなり素直な音を鳴らす印象です。ただし軽めのドンシャリ傾向により少しだけボーカルは遠めで、ここはイーサリアルに似ているかなと思います。
低音域はかなり分離が良く、それでいて音の輪郭の強調感の無い、とてもタイトでスピード感のある音を鳴らします。低音域の量感は少な目で、ハードロック等の音源では低音域にもう少し量感が欲しいなと思う場面もあるのですが、低音域の質自体は悪くないですし、全体的に分離の良いサッパリとした音が淡々と鳴ってくれるので、とてもスピード感、疾走感を出せる非常に楽しく聴ける音になっています。

T-800なんかはかなり濃い、低音の強い音でしたが、イーサリアル以降低音は少し弱めで、全体的にスッキリとした明るい音のものを多く出してくる印象で、かなり私の好みに近い音の傾向の製品を出すメーカーになりつつあります。これで変なコラボばっかしないで硬派なオーディオメーカーっぽい立場で居てくれたらもっと応援できるんだけどなぁ、、、w 

完全な試作機で量産版の音がどうなるかはわかりませんが、試作機の音はダルマオーディオの歴代の中で1、2を争う魅力的な音になっているので、製品版が楽しみです。ていうか、製品版はよだ(ry

NICEHCK Loftyのレビュー

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NICEHCK Loftyという現在29,999円で販売されているピュアベリリウム振動板を採用したダイナミック1発イヤホンのレビューです。こちらの製品はAli expressとの価格差が約1,500円と低めのためAmazonでの購入をおススメします。

販売サイトはこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら
良い点
・3万円以下でピュアベリリウムドライバと破格(これ以外はKBEAR Believeくらいしか現状無い)
・音質は中音域の張り出しが強い軽いカマボコサウンドで聴きやすい
・最初から6N単結晶銅の良さそうなケーブルが付属(2pin)
・同一価格で2.5mm、3.5mm、4.4mmが選択可能。バランスプラグを選んでも値段差が無いのは良い
悪い点
・絶対王者と他社の10万円以上の製品を引き合いにかなり煽ったプロモーションをしていたが、正直ちょっと無謀というレベル
・全体的に少し音の響きに飽和感があり音の分離があまり良くない
・エージング100時間推奨とのことだが、エージング後でも音はそこそで正直エージング前の音は話にならないレベル(これからのロットはエージングしてから出荷するそうな)
・過去のピュアベリリウム製品は大抵かなり高い高解像度製品だったのに対し、このイヤホンはどちらかといえばナローなサウンドなので正直期待していた音とは真逆でズッコケたw
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音質評価 75点
1、音質は結構ナローで音の広がりが特徴的なゆったりした音、悪くはないが正直価格を考えたらソコソコ。絶対王者煽りに期待して買うとズッコケちゃうかなという本音。
音は悪くはないのですが、私が基本寒色系の音が好きで、このイヤホンが暖色系のサウンドであるから低い評価になりがちではあるのですが、それを考慮しても正直約3万円という価格を考えると特別良いと言えるレベルではないというのが本音。
音の傾向は全体的にナローな刺激の少ない音です。音のバランスとしては中音域が少し強めな軽いカマボコサウンドで、適度な音の響きによる広がりのある音が印象的な優しい音造りになっています。全体的に優しいゆったりとした音でミドルテンポのポップスとかを聴くのには良いのですが、全体的に音の響きに少し飽和感があって、上手く音が伸びきらず余計な金属的な付帯音が残るのが結構気になるのと、価格を考えると全体的な音の分離や解像度はそこまで良くないのが結構気になります。
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音のバランス
高音域 □□□
中音域 □□□□
低音域 □□□■
2、高音域は綺麗な音は出来るのだが少し伸び切らなさがあり出音の割には少し鮮やかさに欠ける。中音域は適度に広がりのある音像の大きめな音で聴きやすく余韻が美しく感じられる。低音域は力感のある音を鳴らしており重低音域の再現度は申し分ないが分離はあまり良くない。

全体的に軽いカマボコサウンドで、音場は広めです。
高音域は綺麗な音は出ているのですが、どうも抜けの良さ、伸びやかさが欠ける印象で、出音自体は耳に明るい音で届いているのに、聴いて居てあまり明瞭さを感じられない少しもやっとした印象が残ります。
中音域は適度に広がりがあり、余韻の美しさ、響きの美しさを感じられる聴きやすい音になっています。筐体の響きが綺麗に乗ってくれるため、ボーカルの音像が少し大きめに再生される味付け感ははあるものの、適度に広がりのある聴きごたえのある聴き応えのある楽しい音を鳴らします。自然な音とはあまり思いませんが、これはこれで良い音だと思います。
低音域は重低音の再現度もしっかりとしていて力感のある音を鳴らしますが、音の響きが強めなことから分離はあまり良くないです。しっかりとドシンと身体の芯に響くような重低音が再現されているのでPOPS、アニソンくらいのミドルテンポの音源だと楽しく聴けるのですが、スラッシュメタルのようにスピード感、疾走感を求める音源では少し不満を持ちます。
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おススメ度 78点
3、広がりの気持ちいい暖色系な音で、心地よい響き感を楽しめるゆったりした音で悪くないが、全体的な音の分離の悪さや、音の響きの飽和感が気になる。正直、別に悪いイヤホンというわけじゃないが期待値が高すぎたなというのが本音。

正直この点数も私が基本的に寒色系の音を好むこともあって一般的な評価よりは辛めかなぁとも思いますが、やっぱりピュアベリリウムドライバを採用していてHCK側も絶対王者煽りをして、10万円以上の最高級イヤホンと比較してほしいみたいなことも言ったり、ちょっと期待値が高すぎたかなぁという印象は強いです。イメージとしては「売りり手側は120点くらいの実力を謳っていて、ある程度大げさに言ってるだろうなぁと思い95点くらいのものが来ると予想して待っていたら、80点くらいのものが届いた」そんな感じの製品です、、、w
暖色系のゆったりした音のイヤホンが欲しい人におススメしたいイヤホンです。期待値が高すぎたけど別に悪くはないんだよ、、、w

METALURE WAVEのレビュー

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METALURE WAVEという現在599ドルで販売されているダイナミック1発構成イヤホンのレビューです。METALUREというメーカー自体は全然聞いたことのないメーカーでしたが、NuForceに居た人たちが作ったアメリカのメーカーのようです。NOMAXという振動板を使ったダイナミックドライバがウリの製品のようです。

販売サイトはこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら
良い点
・メチャクチャクセの強い音ではあるが、音は非常に面白い。低音域がかなり強く力感のある音を鳴らしつつ、大きい金属筐体のおかげで非常に広い音場を実現しており低音の量感の割にくどさがなく聴きやすい。
・音場がとても広く、金属筐体の響きがとても気持ち良い。
・筐体は真鍮製でとても造りが良く高級感がかなりある。
・付属のイヤーピースにePro Horn-shapedを採用している。(初期でもイヤピに良いものが付いている)
・2Pinでのリケーブル対応。
悪い点
・筐体がメチャクチャ大きく非常に重いので装着感が相当人を選ぶ。私は上手いことつけられて装着感も悪くないのだが、知り合いに聴かせてみたところ付けられない人も結構居た。
・全体的に音の響きが強く、音の分離はあまり良くない。
・低音域が主体の音で高域の美しさはそこまで無い。
・標準ケーブルが非常に安っぽく、標準が2.5mm端子とAK使いの人以外には使いにくい。(正直ケーブルは質的にも変えたほうがいい)
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音質評価 89点
1、音質はクセの塊のような独特なものだが非常に楽しい。低音の力感の強さと、大型真鍮ハウジングによる広大な響きと広い音場感が非常に楽しい。
全体的に音像の大きい音を鳴らす。
音質は非常に良いのですが、かなりクセが強く間違いなく好みが大きく分かれる音だと思います。まず最初に「低音が主体となる音が苦手な人」は候補から外していいです。そのくらい明確な低音が主体、主役となるイヤホンです。低音域は広がりのある、非常に重み、深みのある音を鳴らしてくれてベースのうねるような重低音が適度な響きの乗った音で耳に届きます。響きがかなり強めなため分離はそこまで良くないのですが、この低音がロック音源等を聴くと本当に楽しいです。イヤホンの低音に多い整理された淡々と出る硬質な音ではなく、少しゆったりとした音でありながらメチャクチャ重みと深みがある身体の芯に響くような低音がとても楽しく、イメージとしては野外ライブ会場のような圧のある低音を惜しげも無く鳴らしてくれます。
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音のバランス
高音域 □□■
中音域 □□□■
低音域 □□□□□

2、高音域は低音域に埋もれがちではあるが伸びやかで聴きやすい音。中音域は広がりが強く適度に響きの乗ったとても表現力の豊かな音。低音域はとにかく力感が強く、それでいてしつこさを感じさせない、広がりがあるゆったりとした音を鳴らす。
高音域は特に単体で聴く分には伸びやかで綺麗な音を鳴らしてくれますが、低音が多い場面では少し埋もれがちです。低音の量感が本当に凄いので少し影に隠れがちな場面もありますがね音の分離自体はそこまで悪くないので、完全に埋もれてしまうことはなく、良くも悪くも「低音域が主体」な露骨な低音ホンの割には綺麗に聴くことが出来ます。また、ドラムシンバル音のような刺さる音を強調することは無いので、派手な音造りではあるが意外に聴き疲れをしやすい印象は無い。
中音域は響きが強く適度に広がりがあり、余韻の美しい聴き応えのある音を鳴らす。低音主体なイヤホンの割にボーカル帯域はなかなか綺麗で、筐体の響きが乗ってくれるおかげで、ちょっと音像の大きさは過剰ではあるものの、伸びやかで広いとても聴きやすい表現力の高い音を鳴らしてくれる。
低音域はメチャクチャ音像がデカイ、広がり、響きが強い、とても力感の強い音を鳴らす。音の分離ははっきりいって筐体の響きがかなり乗るだけあってあまり良くなく、スピード感のあるメタル音源などはかなり厳しいが、一般的なロック、ハードロック等では全く問題ない。正直「明らかに過剰」という量感の低音がボコボコ出るのだが、音場が物凄く広いおかげで、意外としつこさを感じさせず楽しく聴くことができる。低音域の質感も非常に良く、重低音のうねるような音もしっかりと再現しており、身体に響くようなイヤホンでは再現しにく次元の重みのある重低音を惜しげも無く鳴らしてくれる。
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3、筐体がかなり巨大で正直付けられない人も少なく無い(個人的には特に装着感は問題無い)標準ケーブルが明らかに安っぽく2.5mm端子で使いにくかったり、取り回し面では色々惜しいと思うところがある。
筐体はメチャクチャ大きいです。正直届いて開けたときに予想の2周りくらいデカくて「何じゃこりゃ」と思いましたwですが装着感は意外と悪く無く私は長時間でも全然楽しく聴けるのですが、知り合いに試してもらったところ数人は「装着感も何も、そもそも装着出来ない」という状態でした。また付属のケーブルが安っぽく、2.5mm端子と非常に使いにくいです。正直ケーブルは最初から変える前提で買ったほうがいいと思います、実際私の手持ちのケーブルに変えたところほぼ全てのケーブルで付属より音質が明らかに向上する印象がありました、、、w
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おススメ度83点
4、非常に人を選ぶ製品ではあるが、唯一無二のとても楽しい音を鳴らすイヤホンである。低音フリークで響き感の強い音が好きな人にはかなりハマる中毒性の高い製品。

ハッキリ言って相当好みの分かれるイヤホンです。私は個人的にはかなり気に入りましたが、低音の分離は良くないのでデスメタル系は基本あまり良くないですし、何より明らかに音楽の雰囲気を改変してしまう露骨な低音主体の音造りで相当クセが強いです。ただ、高級イヤホンで低音がここまで露骨に主体となるイヤホンは最近では無く、巷でかなり低音が強いと評価されているCampfire Audio  ATLASと比較しても体感4割くらい低音が強い印象で、大抵の人は明確に「これはヤリスギ」と評価するイヤホンだと思います。
ですが、そんな「ヤリスギな音」が「悪い音」かと言われるとまた別じゃないかと思うんですよね、例えばライブ会場ので鳴っている音なんていうのは重低音がかなり主体となりますし、クラブミュージック何かも低音域が主体になりますが、会場で聴いて居ると最高に楽しめる音造りにだと思います。このイヤホンはそういう「楽しさ」のためにヤリスギを極めたようなイヤホンだと思います。

「笑っちゃうくらいの低音」「響きの強い広大な音場感」「ヤリスギな低音」に興味がわいた人には是非試してもらいたいクセの強い楽しいイヤホンです。個人的には結構気に入っていて、こういうアホっぽい音造りのイヤホンを久しぶりに体感出来て結構テンション上がっていますw

TRN BA15のレビュー

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現在26,590円で販売されている15BA構成イヤホンのレビューです。15BA構成の内訳は
超高音・高音(SuperTweeter・tweeter) 7BA
中音(mid)4BA
中低音(mid bass)3BA
低音(woofer)1BA
となっています。なので商品説明を見る限り15BA、4wayイヤホンということになりそうです。

販売サイトはこちら Aliexpressの場合はこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら 
良い点
・音は良い意味で15BAらしくないスッキリとしたタイトな分離の良い音でとても良い。
・筐体の造りはとても良く高級感がある。
・16芯の銀メッキケーブルが付属しており、下手にリケーブルをする必要を感じさせない
・3.5mm、2.5mm、4.4mmのケーブルを購入時に選べ、どれも同じ価格になっている(2.5、4.4等のバランス仕様は値段が高く設定されていることが多い。)
悪い点
・ドライバ構成が高音域に寄っているので、15BAではあるが一般的な15BAイヤホンより低音域の量感は少ない(個人的には丁度良いフラットなバランスだと思う)
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TRN BA15
音質評価 97点
1、音質は非常に良い。15BAとは思えない、とても自然でスッキリとした音で、かつ音の情報量も多く、全体的にとてもタイトでモニターライクな音を鳴らしてくれる。

音質はとても良いです。正直中華系の15BA、価格は3万円以下と比較的低価格、そもそもこのレビューを書いている私が基本的に多BAの音が苦手ということで、正直このイヤホンもそんなに期待していなかったてのすが、良い意味で期待を裏切られました。
多BA系で個人的に一番イヤなのが、低音がやたら強く、それで高音域が曇りがちな製品が多いことなのですが、このイヤホンはとても解像度が高く分離の良い自然な音を、曇り感の無い音で鳴らしてくれます。価格的に安いBAドライバの詰め合わせであることは間違いないので、音のチューニングをした人の腕が良いんでしょうね。また、このイヤホンの驚かされるところは15BAを使って、かつ高音域が曇らないイヤホンというと、変に高音域が強い「そりゃ、こんだけ低音弱いバランスなら高音域曇らないよ」と言いたくなる音造りのものが多いのですが、このイヤホンの音のバランスはかなりフラットで、低音域の量感もきちんと確保されており音の軽さは全くありません。それでいて音に不自然さもありませんし、正直「下手な高級15BAのイヤホンより全然音良いんだけど、、、」と聴いて結構困惑するくらいの出来の良さになっています。(あくまで多BAイヤホンが基本嫌いな人の意見です)
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音のバランス
高音域 □□□□
中音域 □□□■
低音域 □□□□
2、音のバランスはかなりフラット、厳密には少しだけ低音が強めか。高音域は曇りの無いハッキリとした分離の良い音を鳴らすが、欲を言えば音の伸びやかさはもう一つ。中音域は自然で歪み感の無い、誇張の無い音を鳴らす。低音域はとてもタイトな分離の良い音を鳴らし、音の力感、密度感も申し分ない。
高音域はとても明るく透き通った音を鳴らします。15BAのうち7BAも高音域に使っているので正直「しつこい高音になってそうだなぁ」と思っていたのですが、ビックリするくらい自然な高音域を鳴らしてくれます。驚かされたのが、高音域は明るい音でありながら、音の刺さり感を強調しない音造りになっていて、金属筐体で高音域寄りのドライバ構成でありながら、本当に違和感の無い純粋に綺麗な高音域を鳴らしてくれます。無理やり粗を探すとしたらというレベルですが、全体的なタイトの音造りの弊害か音の余韻の美しさ等を表現する伸びやかさは少し足りないかもしれません。
中音域はクセの無い音を鳴らしてくれます。多BA系で多いのが、ドライバ数が多すぎて変にボーカルの音像が大きく、所謂「ボーカルの口がやたら大きい」なんて表現をされる音になりがちなのですが、このイヤホンは変に音像を大きくすることがなく、それでいて他の帯域に埋もれることもなく、本当に自然で適切なあるがままの音を鳴らしてくれる印象があり、とても好印象です。
低音域はとてもタイトで分離の良い音を鳴らしつつ、量感も力感もしっかりと感じられる非常に良いバランスに仕上がっています。BAの多いイヤホンは低音域がダブついて、ゆるゆるな低音が量だけ沢山あるという状態のものが多く、正直かなり印象が悪い製品が多いのですが、このイヤホンの低音域はとても分離が良くタイトでスピード感のある音を鳴らしてくれ、とても粒立ちの良い音になっています。特にスラッシュメタル等のスピード感、疾走感を演出すらドラミングの音源と非常に相性が良く、この自然でタイトな音造りの低音は「これ本当に15BAのイヤホンなの?」と思ってしまうくらいの魅力があります。
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3、遮音性はカナルとしては一般的か少し良好、取り回しも良く、筐体の造りも良い、ケーブルの取り回しも良いと、基本的に文句のつけるところが全然無い。
遮音性は一般的なカナルレベルで特に悪くないので、音漏れは特に気にする必要がありません。ケーブルも高級感はあるものの柔らかく取り回しが良いですし、筐体の金属の加工精度も高く、正直本当に粗を探そうとしても、特に文句のつけようが無い仕上がりなっています。正直TRNのイヤホンってどちらかというと中華イヤホンの中でも粗の多いメーカーという印象があっただけに、ここまで文句のつけようがない製品が出てきたことには個人的には結構驚いています。大手他社の同価格帯のイヤホンと比較して、音はもちろん製品としてのビルドクオリティの面でも全く劣らない製品になっていると思います。
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おススメ度 98点
4、多BA嫌いな私が絶賛するレベルに非常に違和感の無い素晴らしい音。BA数の多いイヤホンが苦手な人にこそ聴いてほしい逸品。

正直聴けば聴くほど、良い意味で「15BAの3万円以下のイヤホンにはとても思えない」というのが本音なイヤホンであり、基本的に多BAのイヤホンが苦手な私としては非常に納得のいかない製品でもあります(笑)こういうBA数の多いイヤホンって、自然な音造りにしようとすると面白みが無い中途半端な音になるし、面白い音にしようとすると極端な変なバランスの音になることが殆どで本当「良い塩梅」のバランスで自然な音を鳴らしてくれるイヤホンって殆ど無いのですが、驚くことに、このイヤホンはこの低価格で「自然でかつタイトでノリの良い楽しい音」を実現しています。私のようにBA数の多いイヤホンに苦手意識を持っていた人にほど試して欲しい名機です。

低価格15BAイヤホンのくせに、べた褒めになってしまって非常に納得いかない(笑)
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