メタラーのヘッドホンブログ

うちも含めレビュアーなんてクソですよクソ。

ヘッドホンレビュー

HarmonicDyne Athenaのレビュー 高音域の煌びやかで抜けの良い音がとても好印象

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HarmonicDyne Athenaという現在179ドルで販売されているヘッドホンのレビューです。今回は内外差も大して無いので基本的にAmazonから購入でいいと思います。今月はオフ会の準備もあったり、仕事も年度末の作業で色々あって大分サボってしまいましたけど(言い訳)、今日から色々貯めていた製品のレビューを書いていこうと思います。
Linsoulの販売サイトはこちら Amazonの販売サイトはこちら
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注目ポイント
・50mmメタルセラミック複合ダイナミック振動板のダイナミックドライバを採用
→50mmとかなり大口径のドライバを採用しています。
・サイドベントシステムを採用
→一見密閉ヘッドホンのように見えますが側面部に大きな音抜け穴があります。なので音はかなり漏れるのでイヤーパッドを変えても外使いは少し厳しいかなと。イメージとしてMDR-Z7と同等かもう少し音が漏れると思ってもらっていいです。

良い点
・音は非常に良い。非常にスッキリとした明瞭な音で、高音域の抜けの良さは特筆もの。かなり明瞭で鋭い音も出しつつも、音にピークを感じさせにくい伸びやかな音になっているのが好感。
・非常にスピード感のある音で音の分離が良い、全体的に引き締まった音でモニターサウンドを名乗るのも十分頷ける音。
・音場が広め。全体的に引き締まった少し硬質な音を鳴らすのにも関わらず、音に窮屈さが無いのは抜けの良さと音場の広さのおかげかなと。
悪い点
・高音域はかなり刺激的で煌びやかな音が鳴るので、刺さりが嫌いな人は多分合わない(抜けの良さのおかげでそこまで耳につく印象は無いが)
・音はバリバリ漏れる。密閉ではなく開放よりの半開放ヘッドホンと思ったほうがいい。
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音質評価 98点
1、音は文句なしに素晴らしい。高音域の明瞭で抜けの良い音がとても魅力的。全体機に引き締まった音で1音1音がハッキリと聴こえる音造りがとても好印象。

音は非常に良いです。正直見た目的には良くも悪くもありきたりな特徴の少ない製品なので、届くまでそんなに期待していなかったのですが、一聴して少しビックリするくらいの魅力のある音を鳴らしてくれます。音の傾向は少し高音域寄りの音で、全体的にかなり明瞭なハッキリとした音を鳴らします。このヘッドホンを聴いて最初に思ったのが「高音域がメチャクチャハッキリと鳴るな」というところで、ドラムのシンバル音がかなり煌びやかに明るい音色で鳴ります。若干刺さりやすい帯域も強調気味に鳴らすのでここは好みが分かれそうですが、音が全体的に抜けの良い音なので音の明瞭さ、鋭さの割には耳につく印象はあまり無いのも良いですね。低音域も量感が強いタイプではありませんが必要十分には鳴ってくれるので音が軽く感じることは無いですし、ボーカルも少しだけ遠めに感じる場面はありますが、基本的にはクセの少ない音を鳴らしてくれます。良い意味で少し高音域寄りのモニターライクサウンドという印象で、私みたいに高音域に少しアクセントのある音が好きな人はかなりすきなタイプのヘッドホンかなと思います。
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音のバランス
高音域 □□□□
中音域 □□□
低音域 □□□
2、高音域のシャリシャリ感が好みが分かれそうだが、この煌びやかなハイハットの音はとてもクセになる。装着感も良好で使い勝手が良いが、音は盛大に漏れる。

音の傾向は少し高音域寄り。音場は少し広め。
高音域は非常に明瞭なハッキリとした、鮮やかでありながら少し鋭さを持った音を鳴らします。ドラムのハイハットのような金属的な煌びやかな音が少し強調気味に再生されるので、ここは好みが分かれそうですが、この高音域の煌びやかさがありつつも、音の抜けが非常に良いおかげでハッキリとした鋭い音でありつつもそこまで耳につく印象が無いのがとても良いです。イメージとしてオーデイオテクニカのATH-AD2000みたいな高音域キラキラ系の開放ヘッドホンが好きだった人はかなり好きな音じゃないかなーと思います。「高音域刺さる機種は何でも高評価するレビュアー」とか散々言われてきたけど、こういう高音域キラキラ系の音好きで何が悪いん?w
中音域は特に凹むことなく適度な音像の大きさでクセの無い音を鳴らします。音源によっては少しだけ遠めの位置で鳴る印象もあるのですが、基本的には変な音の遠さもなく、音像を拡大することもなく、自然でクセの無い音を鳴らしてくれる印象です。この帯域でも音の抜けの良さから、窮屈感の無い音が鳴ってくれるのが印象が良いですね。
低音域は量感はそこまで無いものの必要十分でスピード感のある分離の良い音を鳴らす。とてもスビート感のある分離が良くて引き締まった音を鳴らします。重低音がゴリゴリ鳴るようなタイプのサウンドではありませんが、低音域の帯域レンジは広めな印象があり、量感の割にはしっかりと下支えのある音を鳴らしてしれます。とても引き締まったスピード感のある音で、それでいて音の輪郭に強調感はあまり無く、純粋に解像度の高い音を鳴らしてくれる感じが良いですね。
相性の良い音源はメロディックデスメタル、明るいアニソン、ゲームサウンド、クラシック、スラッシュメタルなど。基本的にそこまで不得意なジャンルはなく何でも上手に鳴らしてくれるタイプだと思うが、高音域のキラキラ感が本当に気持ち良いので、高音域に少しアクセントのある音源はより楽しく聴けるかなと。
相性の悪い音源はブルース、ジャズ、カントリー等のゆったりとした低音域を必要とする音源や、ハードロック等の低音域の力感を求める音源。どちらも十分楽しく鳴らしてくれるものの、他にもっと良い選択肢はあるとは思う。
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おススメ度 95点
3、非常に明瞭でスッキリとした音で、高音域の煌びやかさがとても好印象なヘッドホン。こういう高音域キラキラ系のヘッドホン私は大好き。ただ音漏れは盛大なので、そこだけは注意。

高音域の煌びやかな非常に明るく引き締まった音が鳴るヘッドホンでとても良かったです。印象としてはオーディオテクニカのATH-AD2000の高音域の煌びやかさが好きだった人はこのヘッドホンも気に入るのではないかなと思います。ただ、このヘッドホンは見た目は密閉型なのですが、横に大きなベント穴があり音は盛大に漏れます。印象としては半開放と開放の中間くらいの印象でMDR-Z7より少し漏れるかなー?って感じなので、電車等で使うのはやめたほうが無難です。
家で使うヘッドホンや旅先のホテルで使うヘッドホンとしては非常に優秀なので、高音域の煌びやかな音が好きな人におススメしたいヘッドホンです。好みは分かれる音だと思うけど、私はこいう高音域シャリシャリ系大好きよw

XENNS Mangird Topのレビュー 濃密な低音域を鳴らしつつも全体的な抜けの良さが〇

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XENNS Mangird Topという現在530ドルで販売されている8BA1D構成イヤホンのレビューです。先月は頭のほうに頑張ってレビュー沢山書いていたのですが、完全にガス欠になって後半はサボりまくってました、、、w3月はもう少し書けるように頑張ります(そうしないとパンクしてしまう、、、w)
販売サイトはLinsoulはこちら Amazonはこちら
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注目ポイント
・XENNS Mangird Top には、超高周波用に Knowles 32406 BA×1、高周波用E50D BA×2 、Sonion 2600 シリーズ中高域用BA× 2 、低音用に10mm D×1が装備されています。
→こんだけドライバが詳細に全て公開されている製品は何気に珍しい気がします。下手に独自チューンがどーとか言わないで、そのまんま公開してるのは結構好感持てるかも
・Mangird は、音楽とハイレゾ オーディオに情熱を傾ける少数の若いエンジニアによって設立されました。
→結構新しいメーカーみたいですね。

良い点
・低音域の力感の強い、全体的に濃密な濃い音でありつつも、しっかりと高音域の鮮やかさも感じられるノリが良い音。
・低音域の厚みと濃さのある音はBA多ドラならではだなぁと思える良さ(個人的には1Dとかの濃くない音のほうが好きだが、これはこれでアリ)
・ハイブリッド構成ではあるが、ダイナミックドライバの主張がわざとらしくなく、良い意味でただのBAのみの多ドライヤホンのような濃さがある音を鳴らす。
・全体的に音の抜けが良いおかげで、全体的に濃密な音造りでありつつもしつこさが少ない
悪い点
・多ドラらしい音の濃さが魅力的的でありつつも、この音の濃さを違和感と捉える人も多いと思う。
・低音域が強めなバランスなのでフラット傾向が好きな人には向かない
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音質評価 83点
1、全体的に低音域寄りの濃い音ででありながら、抜けが良いスッキリとした高音域が鳴ってくれて全体的にしつこさが無いのが非常に魅力。

音はなかなか良いです。ぶっちゃけ基本はこういう濃いタイプの音造りはあまり得意ではないんですが「これはこれで良いじゃん」と思える魅力がしっかりあるイヤホンという印象です。音の傾向は低音域が強めな全体的に音の密度の高い、良くも悪くも多BA系に多い音です。ただ、このイヤホンの良いところは8BA1Dという構成でありながら1Dの低音域の主張があまり強くなく、縁の下の力持ち的に重低音域の下支えをしてくれるので、ハイブリッドにありがちなドンシャリで1Dの主張が目立ちすぎるということがありません。そして、何よりこのイヤホンの魅力だなと思うのでは、全体的に中低音域がかなり濃い音を出しつつも、しっかりと高音域が明瞭に鳴っており、更に全体的に音の抜けがとても良いため、出音の濃密さの割には音のしつこさをあまり感じず、スッキリとした高音域をしっかり鳴らして見通しの良い音も両立してくれいることですね。まぁ、多少はしつこくも感じるんですけどね(笑)でも、濃い系の音らしい魅力をしっかり体現しつつも、この程度のしつこさで済んでるのは実際結構ポイント高いと思います。
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音のバランス 
高音域 □□□
中音域 □□■
低音域 □□□□■
2、非常に濃密な低音域の圧があるイヤホン、圧がありつつも全体的に抜けが良い音になっていて、濃い音でありながらわざとらしさが最小限になっているのがポイント高め。

音の傾向としては低音域寄り。音場は広め。解像度は平均クラスかもしくは気持ち悪め。
高音域は煌びやかなハッキリとした音を鳴らしつつ、あまり刺激的に鳴らないピーク感の少ない音を鳴らします。ピーク感が少ない刺さりにくい音というと「いや、ただ高音域曇ってるだけじゃん」というものも多いのですが、このイヤホンはしっかりドラムシンバルの刺さりやすい音も明瞭で明るく生々しい音を鳴らしつつも、音の抜けの良さから刺激が少な目になっているのが良いですね。これだけの低音域の圧力がある音でも、これだけ明瞭な高音域が出るのはかなり健闘していると思います。
中音域は少しだけ遠めですが、しっかりと分離して再生されます。音のクセはそこまで少なく、多BAにありがちな変に濃い音の被りを感じるような、音像の大きいボーカル帯域ではなく、きちんと定位感のハッキリとした、適切な音像の大きさで鳴ってくれるのが良いです。正直低音域が強い場面では少しボーカルは遠めに感じるところもあり、そこは少しマイナスポイントかなと思いますが、まぁぶっちゃけ元からボーカルを重視する人向けのイヤホンじやないと割り切ったほうが良い気もします。(全然質感としては悪くないんですけどね)
低音域は非常に濃密な濃い音を鳴らします。何を隠そう私は基本的にこういう濃いタイプの低音域は苦手です(笑)ですが、このイヤホンの低音域はかなり濃密な音を鳴らしつつも、全体的に音の抜けが良いおかげで音の濃密さの割にはしつこさを感じにくい音造りになっているので「これはこれで面白い音だな」と好意的に捉えられる質感にまとまっている印象でした。また、ダイナミックドライバの主張があまり過剰ではなく、中低音域のバランスが非常によくまとまっているのもポイントが高いですね。こういうハイブリッドにありがちな「低音域の一部帯域から、明らかに1Dから鳴っている」とわかるようなタイプでは無いのは好印象です。
相性の良い音源は、EDM、明るいゲームミュージック、パワーメタルなど、基本的に低音域の量感や密度感が魅力のイヤホンですので、少し明るめなノリの良い音楽のほうが相性は良いと思います。
相性の悪い音源はスラッシュメタル、テクニカルデスメタル、クラシック等、生楽器系だったり、スピード感を重視する音源は少し相性は悪めです。
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おススメ度 84点
3、濃密な低音域の圧がありつつも、しつこさを感じにくい抜けの良い音がなかなか魅力的。濃密な低音域の鳴りっぷりを求めつつも、高音域もあまり妥協したくない人には結構おススメできる。

音はなかなか良いと思います。正直私の好きな音の傾向とは結構違っていて、特に低音域はこういう濃密系のイヤホンは低めに評価することが多いのですが、このイヤホンの低音域は濃密でありつつもしっかり抜けが良いおかげで、高音域もしっかり明瞭ですし、音にしつこさをそんなに感じないことから「これはこれで楽しい音だな」と使い分け候補として結構ポイントの高いイヤホンでした。私みたいな濃密な音が得意でない人以外だったら、もっと点数は高くなるんじゃないかなと思います。ハイブリッドでありながらも1Dの鳴り方が主張が強くない縁の下の力持ち的に作用してくれるのも良かったですし、全体的に低音域寄りでありつつも、やりすぎないいい塩梅でチューニングされたイヤホンだと思います。
濃密な濃い音でありつつも高音域もしっかり綺麗に鳴らしたい人におススメしたいイヤホンです。結構アリ。

HiFiGo LETSHUOER x GIZAUDIO Galileoのレビュー ハイブリッドらしいドンシャリの元気音

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HiFiGo LETSHUOER x GIZAUDIO Galileoという現在109ドルで販売されている1BA1D構成のハイブリッド構成イヤホンのレビューです。現在販売開始直後の割引としてAmazonでは99ドルでの価格で販売さています。そのため基本的にこのレビューも99ドルのイヤホンとして扱わせてもらいます(どーせ何だかんだ言ってその値段で売ること多そうだし、、、w)
Amazonの販売サイトはこちら HIFIGOの販売サイトはこちら
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注目ポイント
・10mm 液体シリコン & Al-Mg ダイナミック ドライバー + Sonion 2389 バランス アーマチュア
→最近液体シリコンのドライバは増えていますね。Sonion 2389は同社のEJ07Mでも使われているドライバです。

良い点
・LETSHUOERにしては派手な音造りでドンシャリ傾向ではあるが、音はノリが良く良い。
・高音域は明瞭でとても煌びやかで、良くも悪くもハイブリッドらしい主張が強い音。
・低音域はかなりしっかりと重みのある音を鳴らしてくれる。こういうドンシャリ傾向のイヤホンは量感の割に質感的に軽い低音域を鳴らすことがあるが、しっかりと重みのある音を鳴らす。
・4.4mmか3.5mmのどちらのケーブルが付属するのかを選ぶことができる。最近はプラグ交換式でどちらにも対応できる製品が多いが厳密には音質的には交換できないほうが接点が減って有利。
悪い点
・良くも悪くも「あ、ハイブリッドの音だね」とわかるドンシャリ傾向で、全体的に音は荒っぽい。
・フェイスプレートは写真で見るより大分安っぽい値段聞かされずに事前に受け取っていたが「そんなに高いイヤホンではないな」と見ただけでわかるくらいの物なので、フェイプレートに過度な期待はしないほうがいい。
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音質評価 84点
1、音はわかりやすいドンシャリ傾向ではあるが、ノリが良い音でなかなか良い。低音域もしっかりと重みのある力感がハッキリとした音が鳴ることが好感。

音はなかなか良いと思いますが「ハイブリッドイヤホンらしいドンシャリ音」というのが、このイヤホンを表現するのに一番わかりやすいと思います。音は全然悪くなくて99ドルのイヤホンとしては十分褒められる製品です。ただ、わかりやすくハイブリッドらしい高音域の主張が強めにあり、低音域も別途ドライバが鳴っているのがわかる所謂一聴してハイブリッドとわかる音なので、好みは分かれるかなと思います。正直クセの少ない音を求めるのであればダイナミック1発、BA1発のイヤホンを同価格帯で探したほうがいいです。ですが、こういう派手な傾向の音のイヤホンはそれはそれで魅力があります。特に高音域のシンバル音がとても明瞭で煌びやかなハッキリとした音が鳴ってくれるので、軽快なテンポのロック、パワーメタル等の音源でとても良いアクセントとして効いてくれますし、その主張も強めではあるものの強い違和感や、耳につくほどの主張ではないので「元気で楽しいノリの良い音」と好意的に捉えられるくらいに収められている印象です。
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音のバランス
高音域 □□□□
中音域 □□□
低音域 □□□□■
2、音のバランスは低音域寄りのドンシャリ。高音域のシャリシャリとしたハイブリッドらしい主張の強さが好みが分かれるが個人的にはアリ。低音域も量感があるだけでなく、しっかりと重みのある音を鳴らしてくれる。

音のバランスは低音域寄りのドンシャリです。音場は広くも狭くもなく。
高音域は非常に明瞭で主張が強めな音を鳴らします。ドラムのシンバル帯域の音が結構主張が強めに鳴って、音の刺さりはそこそこ強めです。個人的には気にならないレベルですが、刺さりを気にする人はまず合わないでしょう。高音域の質感自体は派手ではあるものの悪くなく、しっかりと抜けの良い伸びやかな音をを鳴らすので、主張の強さの割にはあまり耳につくキンキンとした感じはあまり無いです。あくまであまりですが。
中音域は音の量感としては少な目ですが、全体の分離が良いので埋もれることなくしっかりと聴けます。音の質感としては音像が少しハッキリとした輪郭のわかりやすい音で、変に音を拡散することなく、適切な音像の大きさで鳴ってくれるので、良い意味でクセが少ない音をそのまま鳴らしてくれる印象でなかなか良いです。特に面白味がある音を鳴らすわけではありませんが、変な音を鳴らさないのは結構ポイント高い。
低音域は分離の良いスピード感のある音を、重低音まで表現した重みのある音で鳴らしてくれます。多BA系のような厚みのある音ではなく、芯まで響くような重低音の重みのある音を、ブーミーにならず分離の良い輪郭のハッキリとした音で鳴らしてくれます。その輪郭のクッキリ感は少し演出的な印象があり、引き締まった音というよりは少し強調された音という印象もありますが、そこまで露骨な強調感ではないので、楽しく聴ける味付けとして好意的に取れます。ゲームサウンドの戦闘曲とかの元気な軽快な音が鳴る音源と合わせたくなる音ですね。
相性の良い音源はゲームサウンド、EDM、パワーメタル、ロックなど。基本的に元気な音が鳴るイヤホンなので、アップテンポな音源と相性が良いです。
相性の悪い音源は、クラシック、ジャズ、バラード、カントリーなど。味付けは結構あるイヤホンなので自然さ重視だったりしっとりとした音源はあまり合わない印象です。
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3、フェイスプレートは宣材写真が綺麗に撮れすぎているが、過度な期待はしないほうがいい。
フェイスプレートは宣材写真は流石に綺麗に撮れすぎてるかなーという印象です。このイヤホンは価格やスペックを知らされていない状態で依頼を受けたので、最初宣材写真を見たときは500ドル以上のイヤホンか??なんて思っていたのですが、受け取って中身を見て「あ、多分100ドルくらいのイヤホンだ」と見た目だけですぐにわかったくらい、宣材写真との印象とは乖離がありました。別に造りが悪いわけではなく、十分価格なりに綺麗なフェイスプレートですが、高級イヤホン群に匹敵するようなフェイスプレートを求めて買うのは確実に後悔するのでやめましょう。
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おススメ度 84点
4、わかりやすいハイブリッドらしいドンシャリの元気な音だが、最近落ち着いた音のイヤホンが多かったし、こういうのも選択肢としては良いと思う。高音域の煌びやかな少し主張の強い音が好きなり大いにアリ。

音はなかなか良かったですが、まぁいかにもハイブリッドやなーっていうドンシャリの派手な音なので好みは分かれると思います。ですげと、最近100ドル以下のイヤホンの名機とされる物は、落ち着いた大人しい優等生タイプの製品が多かったので、こういうわかりやすく元気な音が鳴るイヤホンも選択肢としてはアリなんじゃないかなと思いますね。何を隠そう私は結構ドンシャリ傾向の音好きです、、、w特に高音域の煌びやかな音は魅力的で、はっきりと「あ、ツイーターのBAから音出てる」とわかる音なので自然さはあまりありませんけど、外で音楽を聴くなら少し派手なノリの良い音のほうが楽しいと思いますので、こういう傾向の良さは捨てたもんじゃんないと思います。
ドンシャリ傾向のノリが良い音で、やりすぎていない適度な味付けのイヤホンが欲しい人におススメしたいイヤホンです。間違ってもフェイスプレートに過度な期待はしないようにw
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