
TRN TA1という現在3,332円で販売されている1BA1Dハイブリッド構成イヤホンのレビューです。
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良い点
・音はなかなか良い、良い意味でハイブリッドらしい軽めのドンシャリで元気な音造り
・筐体の造りが良い、3000円近辺のイヤホンにしては安っぽさが無いしっかりとした造り
・本当かわからないが1BAにKnowles33158を採用
・筐体の造りが良い、3000円近辺のイヤホンにしては安っぽさが無いしっかりとした造り
・本当かわからないが1BAにKnowles33158を採用
悪い点
・デザインがSONY IER-Z1Rのパクリ
・ドライバ間の繋がりが悪く、良くも悪くも「この音はBAから出てるな」というのが聴いててわかる。


音質評価 89点
1、音はなかなか良い、ドンシャリでBAの高音域が目立つ良くも悪くも元気な鳴り方だが、極端にならない楽しく聴けるバランスになっている。
音質はなかなか良いです、3,300円と考えたらコストパフォーマンスはなかなか良好ではないかと思います。音の傾向は軽いドンシャリ傾向で、高音域のBAドライバのシャリシャリとした音が目立ちやすい音です、「良くも悪くも低価格中華っぽい音」と言うとイメージしやすい人も多いかもしれませんね、ただ低価格中華に多い音のバランスでありながら、高音域の音が曇り感の無いとても鮮やかで煌びやか音がなかなか印象が良く、低価格ハイブリッドのイヤホンの中でも性能はかなり高い製品だと思います。簡単に言うと「わかりやすいハイブリッドらしいドンシャリ音ではあるものの、全体的な質感が他より少し良い」イヤホンと思ってもらうといいかもしれません。

音のバランス
高音域 □□□■
中音域 □□■
低音域 □□□□
2、高音域は明るく少し派手、中音域は味付けの少ない聴きやすい音、低音域は分離もいまひとつだが力感のある音を鳴らす。
高音域はとても明るくハッキリとした派手めな音を鳴らします。結構シンバルのシャリシャリとした音の主張は強めに出るので刺さりのあるイヤホンか苦手な人には合わないと思いますが、そこまで刺さり方は過剰ではないので個人的にはむしろ好印象。音の伸びはそこまで良くないので多少の寸詰まり感はありますが、この価格帯でそこまでを望むのは酷でしょう。明瞭で少し派手めな味付けではありますが、とても楽しく聴ける音です。
中音域は特に違和感の無い、味付けの少ない音を鳴らします。ドンシャリ傾向ではありますが、ボーカルはしっかりと分離して再生されるため、ボーカルが埋もれることはありません。
低音域は分離はそこまで良くないのですが、力感のあるパワフルな音を鳴らしてくれます。分離はそこまで良くないと言いましたが、あくまでテクニカルデスメタル音源などでは多少音の被りが気になるものの、一般的なロック、ポップス音源等では全く問題ありません。ただし、疾走感を優先するような音源だと少し物足りなさがあるかも。高音域のシャリシャリとした主張が強めなので、低音域はそこまで目立たないのですが、量感自体はしっかりとあり、ズシンと響くような重低音域の再現度もこの価格帯のイヤホンにしては高いので、しっかりと力感のあるパワフルな低音域を楽しめます。

おススメ度89点
3、低価格イヤホンで派手めな音造りが嫌いでなければ候補に入れてほしいイヤホン。
3,300円という価格を考えればかなり出来の良いイヤホンだと思います。ドンシャリの派手めな音造りが嫌いでなければ買ってみても良いイヤホンだと思いますが、正直マニアの人に追加で買うほどの魅力があるかと言われると、そこまで独特な音造りでもなく、良くも悪くも「低価格中華イヤホンらしい軽いドンシャリ音の中で出来の良いイヤホン」なので、積極的にマニアにおススメするかと言うと微妙なところです。ただ、マニアが他人におススメするイヤホンとしては結構良い選択肢になると思いますね。
低音が強めのゆったりした音が欲しい人はFinal E3000、ドンシャリの元気な音が欲しい人にはTRN TA1みたいに他人に勧めやすいイヤホンの1つだと思います。
・ドライバ間の繋がりが悪く、良くも悪くも「この音はBAから出てるな」というのが聴いててわかる。


音質評価 89点
1、音はなかなか良い、ドンシャリでBAの高音域が目立つ良くも悪くも元気な鳴り方だが、極端にならない楽しく聴けるバランスになっている。
音質はなかなか良いです、3,300円と考えたらコストパフォーマンスはなかなか良好ではないかと思います。音の傾向は軽いドンシャリ傾向で、高音域のBAドライバのシャリシャリとした音が目立ちやすい音です、「良くも悪くも低価格中華っぽい音」と言うとイメージしやすい人も多いかもしれませんね、ただ低価格中華に多い音のバランスでありながら、高音域の音が曇り感の無いとても鮮やかで煌びやか音がなかなか印象が良く、低価格ハイブリッドのイヤホンの中でも性能はかなり高い製品だと思います。簡単に言うと「わかりやすいハイブリッドらしいドンシャリ音ではあるものの、全体的な質感が他より少し良い」イヤホンと思ってもらうといいかもしれません。

音のバランス
高音域 □□□■
中音域 □□■
低音域 □□□□
2、高音域は明るく少し派手、中音域は味付けの少ない聴きやすい音、低音域は分離もいまひとつだが力感のある音を鳴らす。
高音域はとても明るくハッキリとした派手めな音を鳴らします。結構シンバルのシャリシャリとした音の主張は強めに出るので刺さりのあるイヤホンか苦手な人には合わないと思いますが、そこまで刺さり方は過剰ではないので個人的にはむしろ好印象。音の伸びはそこまで良くないので多少の寸詰まり感はありますが、この価格帯でそこまでを望むのは酷でしょう。明瞭で少し派手めな味付けではありますが、とても楽しく聴ける音です。
中音域は特に違和感の無い、味付けの少ない音を鳴らします。ドンシャリ傾向ではありますが、ボーカルはしっかりと分離して再生されるため、ボーカルが埋もれることはありません。
低音域は分離はそこまで良くないのですが、力感のあるパワフルな音を鳴らしてくれます。分離はそこまで良くないと言いましたが、あくまでテクニカルデスメタル音源などでは多少音の被りが気になるものの、一般的なロック、ポップス音源等では全く問題ありません。ただし、疾走感を優先するような音源だと少し物足りなさがあるかも。高音域のシャリシャリとした主張が強めなので、低音域はそこまで目立たないのですが、量感自体はしっかりとあり、ズシンと響くような重低音域の再現度もこの価格帯のイヤホンにしては高いので、しっかりと力感のあるパワフルな低音域を楽しめます。

おススメ度89点
3、低価格イヤホンで派手めな音造りが嫌いでなければ候補に入れてほしいイヤホン。
3,300円という価格を考えればかなり出来の良いイヤホンだと思います。ドンシャリの派手めな音造りが嫌いでなければ買ってみても良いイヤホンだと思いますが、正直マニアの人に追加で買うほどの魅力があるかと言われると、そこまで独特な音造りでもなく、良くも悪くも「低価格中華イヤホンらしい軽いドンシャリ音の中で出来の良いイヤホン」なので、積極的にマニアにおススメするかと言うと微妙なところです。ただ、マニアが他人におススメするイヤホンとしては結構良い選択肢になると思いますね。
低音が強めのゆったりした音が欲しい人はFinal E3000、ドンシャリの元気な音が欲しい人にはTRN TA1みたいに他人に勧めやすいイヤホンの1つだと思います。