
有線ピヤホン2(ALPEX HSE-A2000PN)という現在3,600円で売られているダイナミック1発構成イヤホンのレビューです。今回は最初から気に入らないイヤホンなのを知った上で低評価のレビューを書くために中古品を購入しています。KPRO01のときのようにタイトルに「悪意」ってつけようかなーと思ったんですげと、まぁあくまで否定的なことを書くために購入しただけなので、そこまで悪意を公言するほどではないかと思ったので今回はつけていません。
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良い点
・低音の量感が凄い。低音の量だけが欲しいという人には良いイヤホンかもしれない。ただ低音の質は悪い。
・3,600円でありながらイヤホンケースが付属してくるので便利。100均で買えばいいんだけれども、まぁ付属でついてくるなら有難い。
・3,600円でありながらイヤホンケースが付属してくるので便利。100均で買えばいいんだけれども、まぁ付属でついてくるなら有難い。
悪い点
・音質は3,600円という価格を考えると極めて悪い。低音域が全体の半分以上を占める非常に極端なバランスであり、それでいて低音域の質も良くないので何を楽しんでいいのかわからないイヤホン。
・高音域は非常に曇る。こういうイヤホンは大抵低音域が強い場面で高音域が曇るが、このイヤホンは常に曇っている。
・中音域もちゃんと曇る。低音が強めの場面ではボーカルが埋もれがちでオイオイと思ってしまう。
・一番致命的なのは低音域の質が良くないこと、「ドン」と出るべき音が「ボン」と出てしまう、締まりの無い、それでいて重低音の再現度も低い音なので「物凄い量の低音があるのに、低音が軽い」というよくわからないことになっている。
・誇張でも何でもなくダイソーの300円イヤホンのほうがよっぽど良い音を鳴らすと思う。
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音質評価 45点
1、音質は個人的には価格を考えたらかなり悪い。低音域がかなり支配的な極端なバランスでありながら、低音域の質感が良くないのが致命的。個人的にはダイソーの300円イヤホンのほうがよっとぽど良い音に思う。
音質は個人的にはかなり厳しいです。3,600円という価格ですが、個人的にはダイソーの300円イヤホンのほうがよっぽど良い音に感じるし、正直音質の良し悪しというよりは音楽を不快なく聴くための最低限の音質も満たしていないと思います。音質の傾向はとにかく低音が強いです。全体の半分以上が低音という印象で、ゆったりとしたバラード曲でも、ボーカルが艶やかに歌い上げる曲でも、「関係ねぇ、俺が主役だ」と言わんばかりに低音が主張をしてきます。イコライザで低音をMAXにしたよう音を、イコライザ無しで実現している、、、と言えば聞こえは良いのですが、高音域が基本常時曇っているので、イコライザで低音を減らしても結局聴ける音にならないのが致命的な印象。
そして、何より低音域の量感が物凄く多いのに、低音の質感が悪いのが致命的です。低音域は「ドン」と鳴るべき音が「ボン」「ボフ」という締まりが無く、重低音域まで再現されていない腑抜けた音で鳴るので「低音の量が凄いのに、少し軽い音に感じる」という、もう何がしたいのかわからない状態になっています。個人的には低音の量感以外に褒めるところが無い音です。

音のバランス
・高音域は非常に曇る。こういうイヤホンは大抵低音域が強い場面で高音域が曇るが、このイヤホンは常に曇っている。
・中音域もちゃんと曇る。低音が強めの場面ではボーカルが埋もれがちでオイオイと思ってしまう。
・一番致命的なのは低音域の質が良くないこと、「ドン」と出るべき音が「ボン」と出てしまう、締まりの無い、それでいて重低音の再現度も低い音なので「物凄い量の低音があるのに、低音が軽い」というよくわからないことになっている。
・誇張でも何でもなくダイソーの300円イヤホンのほうがよっぽど良い音を鳴らすと思う。
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音質評価 45点
1、音質は個人的には価格を考えたらかなり悪い。低音域がかなり支配的な極端なバランスでありながら、低音域の質感が良くないのが致命的。個人的にはダイソーの300円イヤホンのほうがよっとぽど良い音に思う。
音質は個人的にはかなり厳しいです。3,600円という価格ですが、個人的にはダイソーの300円イヤホンのほうがよっぽど良い音に感じるし、正直音質の良し悪しというよりは音楽を不快なく聴くための最低限の音質も満たしていないと思います。音質の傾向はとにかく低音が強いです。全体の半分以上が低音という印象で、ゆったりとしたバラード曲でも、ボーカルが艶やかに歌い上げる曲でも、「関係ねぇ、俺が主役だ」と言わんばかりに低音が主張をしてきます。イコライザで低音をMAXにしたよう音を、イコライザ無しで実現している、、、と言えば聞こえは良いのですが、高音域が基本常時曇っているので、イコライザで低音を減らしても結局聴ける音にならないのが致命的な印象。
そして、何より低音域の量感が物凄く多いのに、低音の質感が悪いのが致命的です。低音域は「ドン」と鳴るべき音が「ボン」「ボフ」という締まりが無く、重低音域まで再現されていない腑抜けた音で鳴るので「低音の量が凄いのに、少し軽い音に感じる」という、もう何がしたいのかわからない状態になっています。個人的には低音の量感以外に褒めるところが無い音です。

音のバランス
高音域□□■
中音域□□
低音域□□□□□
2、高音域はかなり曇る、中音域も曇る、低音域はボワついて質が良くない。
高音域はかなり曇ります。大抵の曇る音のイヤホンでも低音域が少ない場面ではそこまで曇らず聴こえるのですが、このイヤホンは常時曇ります。感覚としては耳の前に布でも挟んでいるような、耳までニット帽で覆った上からヘッドホンをつけているような、そのくらいの曇り感があります。そして、曇っているのにドラムのシンバル音のような刺さりやすい音の帯域の主張は強めなので、曇るけど少し聴き疲れする高音域です。
中音域は曇ります。高音域と比べればまだマシですが、この帯域も基本常時曇っていますし、低音域が強くなるとボーカルが埋もれがちになります。ライブハウスで下手なPAが音造りするとボーカルがロクに聴こえないでベースやドラムばっかり聴こえるような状態になりますが、それにかなり近いです。流石にイヤホンでの出音なので、ボーカルが完全に埋もれるようなことは無いのですが、複数人のボーカルでパートごとにハモったりするような場面では、コーラスのボーカルが若干行方不明がちになることは普通にあります。
低音域は量感は凄いですが「ドン」と鳴るべき音が「ボン」「ボフ」っと鳴る、かなり飽和気味の音なので聴いていて楽しくないです。低音域の量感は本当に凄く、全体の半分以上が低音と言っていいくらい極端なバランスなのですが、締まりの無い音がボンボンと鳴っているだけで、重低音域の再現度も低いので、低音の量感は凄いけど音は軽めという、非常に聴いていてモヤモヤする音になっています。

3、遮音性は低くなく装着感は悪くない。あと褒められるのはイヤホンのケースが付属することくらいか。
遮音性は悪くなく電車などでの使用も問題ありません。ただ、これは低音が極端な音を鳴らすので、ある程度の音量で聴けば電車での騒音も気になりようが無いとしいう次元なので正直評価として正しいのかも少し疑問です。装着感は筐体が小さ目なため女性でも問題なく使用できるでしょう。またケースが付属するので使い勝手は良いです。ただ、有線ピヤホン1にも同じケースが付属するので、音質的にもそちらを買ったほうがいいでしょう。有線ピヤホン1も高音域がやたら強い極端なバランスではありますが、個人的には1,980円のイヤホンと考えればそんなに悪くないと思っています。

おススメ度 40点
4、個人的には不快感なく音楽を聴ける最低水準を下回る音のイヤホン、これを買うならダイソーの300円イヤホンのほうが全然良い。
個人的には音楽を聴ける最低水準を下回るイヤホンです。例えば「出先でイヤホンを忘れて、それでも音楽が聴きたいとなったとき、100円均一の100円イヤホンを買うか?」となったら、私は買いません。それは何故なら100円イヤホンの音は個人的に音楽を不快無く聴ける最低水準を下回っているからです。簡単に言えば「このイヤホンで聴くくらいなら聴かないほうがマシ」という訳です。個人的にはそれと同じレベルの評価をするイヤホンになります。
こんなことを言うと「お前高級イヤホン沢山持っているから、最低水準がかなり高いんだろ」と言われそうですが、別にそんなことはありません。私の不快なく聴ける最低水準はそこまで高くなく、ダイソーの300円イヤホンであればその水準を超えてきます。つまり、個人的にはそれ未満に感じる音というわけです。
個人的にはちょっと理解に苦しむ音質のイヤホンです。
ピエール中野氏の熱狂的なファンとか以外には全面的におススメしません。
2、高音域はかなり曇る、中音域も曇る、低音域はボワついて質が良くない。
高音域はかなり曇ります。大抵の曇る音のイヤホンでも低音域が少ない場面ではそこまで曇らず聴こえるのですが、このイヤホンは常時曇ります。感覚としては耳の前に布でも挟んでいるような、耳までニット帽で覆った上からヘッドホンをつけているような、そのくらいの曇り感があります。そして、曇っているのにドラムのシンバル音のような刺さりやすい音の帯域の主張は強めなので、曇るけど少し聴き疲れする高音域です。
中音域は曇ります。高音域と比べればまだマシですが、この帯域も基本常時曇っていますし、低音域が強くなるとボーカルが埋もれがちになります。ライブハウスで下手なPAが音造りするとボーカルがロクに聴こえないでベースやドラムばっかり聴こえるような状態になりますが、それにかなり近いです。流石にイヤホンでの出音なので、ボーカルが完全に埋もれるようなことは無いのですが、複数人のボーカルでパートごとにハモったりするような場面では、コーラスのボーカルが若干行方不明がちになることは普通にあります。
低音域は量感は凄いですが「ドン」と鳴るべき音が「ボン」「ボフ」っと鳴る、かなり飽和気味の音なので聴いていて楽しくないです。低音域の量感は本当に凄く、全体の半分以上が低音と言っていいくらい極端なバランスなのですが、締まりの無い音がボンボンと鳴っているだけで、重低音域の再現度も低いので、低音の量感は凄いけど音は軽めという、非常に聴いていてモヤモヤする音になっています。

3、遮音性は低くなく装着感は悪くない。あと褒められるのはイヤホンのケースが付属することくらいか。
遮音性は悪くなく電車などでの使用も問題ありません。ただ、これは低音が極端な音を鳴らすので、ある程度の音量で聴けば電車での騒音も気になりようが無いとしいう次元なので正直評価として正しいのかも少し疑問です。装着感は筐体が小さ目なため女性でも問題なく使用できるでしょう。またケースが付属するので使い勝手は良いです。ただ、有線ピヤホン1にも同じケースが付属するので、音質的にもそちらを買ったほうがいいでしょう。有線ピヤホン1も高音域がやたら強い極端なバランスではありますが、個人的には1,980円のイヤホンと考えればそんなに悪くないと思っています。

おススメ度 40点
4、個人的には不快感なく音楽を聴ける最低水準を下回る音のイヤホン、これを買うならダイソーの300円イヤホンのほうが全然良い。
個人的には音楽を聴ける最低水準を下回るイヤホンです。例えば「出先でイヤホンを忘れて、それでも音楽が聴きたいとなったとき、100円均一の100円イヤホンを買うか?」となったら、私は買いません。それは何故なら100円イヤホンの音は個人的に音楽を不快無く聴ける最低水準を下回っているからです。簡単に言えば「このイヤホンで聴くくらいなら聴かないほうがマシ」という訳です。個人的にはそれと同じレベルの評価をするイヤホンになります。
こんなことを言うと「お前高級イヤホン沢山持っているから、最低水準がかなり高いんだろ」と言われそうですが、別にそんなことはありません。私の不快なく聴ける最低水準はそこまで高くなく、ダイソーの300円イヤホンであればその水準を超えてきます。つまり、個人的にはそれ未満に感じる音というわけです。
個人的にはちょっと理解に苦しむ音質のイヤホンです。
ピエール中野氏の熱狂的なファンとか以外には全面的におススメしません。