特徴等
・ダイナミック1発構成
・ケーブルはOFCとSPCを2本ずつで4本採用。EN700PROで使われているケーブルに似ている。
・筐体は色合いは綺麗ではあるが全体的にプラスチッキーで安っぽさがある。・ケーブルはOFCとSPCを2本ずつで4本採用。EN700PROで使われているケーブルに似ている。
・遮音性、音漏れ防止は一般的なカナルの平均くらい、電車などでの使用は特に問題にならないだろう。
音質評価 65点
・音質は正直価格なりかなという印象、悪くは無いのだが特別良いとも思わない。正直SIMGOTはEN700PROやEK3の出来が良かっただけに、ちょっと期待し過ぎた感は否めない。
・音の大まかな傾向は「低音が強い、結構ハッキリとしたドンシャリバランスの音。とても元気で良くも悪くも荒っぽい音。低音の質感は良くガツンと身体に響くような重低音が出てくれるのは流石SIMGOTという感じだが、音の分離や、中高音の鮮やかさに過大があり、全体的に少しスッキリとない音が鳴る印象。」・音のバランスは低音寄りの強めのドンシャリ
・高音域は曇りは感じないが、どうもスッキリしない抜けの悪い音を鳴らす。ドラムシンバルのキラキラとした音がイマイチ抜けきらず、ある帯域以上の超高音域が再現されていないような印象があり、どうも聴いていて高音域の気持ちよさを感じられない。出音自体の質感は悪くないのだが、どうもスッキリとしないモヤモヤ感がある。
・中音域は高音域と同様に少しスッキリしなさがある。男性ボーカルの中低音域は特に問題無いのだが、高い声の女性ボーカルや、メロディックスピードメタルの高音男性ボーカルを聴くと、どうも抜けきらないモヤモヤさがある。
・低音域はガツンと響く質感の良い音を鳴らす。重低音域の再現度は良く、とても重みのある力感のある音を鳴らしてくれる。ただ量感がかなり多いこともあり分離面はあまり良くなく、テクニカルデスメタル音源では音の被りがあり音数のスピード感を生かしきれない。ハードロック、POPS、アニソンあたりのミドルテンポで元々明るい音調の音源であれば、このイヤホンの低音域の魅力が生きてくるのだが、スピード感のある音源は向かない。
・相性の良い音源は、POPS、ロック、ハードロック、明るいアニソンなど。基本的にミドルテンポで低音域に力感があったほうが良い音源と相性が良い。
・相性の悪い音源はスラッシュメタル、クラシック、デスメタルなど。スピード感を求める音源や、高音域の繊細さを求める音源とし相性が悪い。
音のバランス
・高音域は曇りは感じないが、どうもスッキリしない抜けの悪い音を鳴らす。ドラムシンバルのキラキラとした音がイマイチ抜けきらず、ある帯域以上の超高音域が再現されていないような印象があり、どうも聴いていて高音域の気持ちよさを感じられない。出音自体の質感は悪くないのだが、どうもスッキリとしないモヤモヤ感がある。
・中音域は高音域と同様に少しスッキリしなさがある。男性ボーカルの中低音域は特に問題無いのだが、高い声の女性ボーカルや、メロディックスピードメタルの高音男性ボーカルを聴くと、どうも抜けきらないモヤモヤさがある。
・低音域はガツンと響く質感の良い音を鳴らす。重低音域の再現度は良く、とても重みのある力感のある音を鳴らしてくれる。ただ量感がかなり多いこともあり分離面はあまり良くなく、テクニカルデスメタル音源では音の被りがあり音数のスピード感を生かしきれない。ハードロック、POPS、アニソンあたりのミドルテンポで元々明るい音調の音源であれば、このイヤホンの低音域の魅力が生きてくるのだが、スピード感のある音源は向かない。
・相性の良い音源は、POPS、ロック、ハードロック、明るいアニソンなど。基本的にミドルテンポで低音域に力感があったほうが良い音源と相性が良い。
・相性の悪い音源はスラッシュメタル、クラシック、デスメタルなど。スピード感を求める音源や、高音域の繊細さを求める音源とし相性が悪い。
音のバランス
高音域□□□■
中音域□□□□
低音域□□□□□
オススメ度62点
・大分厳しめの評価を書いたが、7,800円のイヤホンとしては特別そこまで悪いイヤホンというわけではない。ただSIMGOTの過去作が非常に良機揃いだったため、期待しすぎた感があるので、それがこの点数に繋がっているところも正直ある。・基本的には価格差を考えても同社のEN700PRO、EM2あたりを狙ったほうがいいというのが本音。特にEN700PROは非常に良くできたイヤホンなので、SIMGOTのダイナミックイヤホンを狙うならそちらをおススメしたい。