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今年もフジヤエービックさん主催のポータブルオーデイオ研究会に行ってきました。
始めに言っておきますが、今回は殆ど試聴をしていないので新製品のレポとかは期待しないでくださいwもーあまりに混んでて試聴する気にならなくてですね、、、そして、毎回のことですが、あくまで試聴、しかも短時間かつイベント会場の騒音化での試聴ということで、基本的にアテにならない物と思って見てください。
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Echobox audioのThe Finder X1の試作機です。知り合いが持ってきていたので聴かせて貰いました。音は悪くは無いのですが、正直予定価格の199ドルという値段を聞いちゃうと少し厳しいかなーと思いながら聴いていました。元気なドンシャリサウンドで低音域の締りとかはとても良いのですが、どうも何か音の密度が低いような感じが気になりましたね。
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AK500Nです。もーこれは正直プレーヤーの影響が強いのか、アンプ、スピーカーの影響が強いのかわからないので何とも言えないのですが、会場での出音はちょっとイマイチに聴こえましたね、正直ELACのFS507とMark LevinsonのNO.585使ってこんな音しかせんのかいと思いながら聴いていました。
ハッキリ言って色々とこのAK500Nは仕様だけでも何だかなぁと思ってしまうのですよね、あんな筐体の横にヘッドホン端子とかつけて使う人居るのかいなとか、ノイズ対策でバッテリー駆動をするという機種は確かに過去にもありましたが、あんな高級機材で10,400mAh/7.4Vのリチウムバッテリー駆動なんて、それなら普通に内臓電源なり別筐体電源を拘って作るなりしたほうが良いんじゃないかとか。
あとネタでAK500Nポータブルとかやってましたが、あの混雑する狭い会場であんなもん背負って立ってられるの最高に邪魔ですし、その光景を色々なメーカーや評論家がこぞってtwitterとかで報告しているのを見て、この業界内部での内輪ノリ感は正直見ててあまり気分が良く無いなと思ってしまいました。 もう少し考えたほうが良いんじゃないかなぁ色々とね。
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Audio Questのnighthawkです。
ハウジングが凄く綺麗で部屋に置いておくだけでも満足度の高そうなヘッドホンですね。音は正直自分の好みでとは少し違う方向で、どーも全体的に音がモヤッとしてる感じがありましたが、メーカーの用意した環境と音源で聴いたみたところ(MAC BOOK+マランツのHD-DAC1でジャズ音源を)低音域のゆったりさ等がマッチしていて環境やジャンルを結構選ぶヘッドホンなのかなぁ?と思いながら聴いていました。まだ試作機なのでしょうし店頭に並んだらもう一度しっかりと聴いてみたいですね。
あと全然関係無いですが、audio questの外人さんが試聴しに来た人のポータブル環境の写真を沢山撮って興味深そうに話をしていて、なんだか微笑ましかったです(笑)

以上でポタ研のレポは終了です。
他にもacoustic researchのAR-M2とかも聴いてみたかったのですが、正直会場の混雑具合に疲れて断念してしまいました。 去年のポタ研が大雪の中の開催でも結構な人入りだったので、ある程度は予想していましたが予想以上の人入りでしたね。次からはもう聴くものをしっかりと決めて、会場マップとかも予習してから行って、効率良く回るようにしないとダメかなぁなんて思いましたw気が早いですが、次のポタ研、ヘッドホン祭りも楽しみにしています。