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ATH-ES10です。発売当初の値段が4万円前半くらいで、現在価格コムで一番安い価格が28050円となっています。
特徴等
・53mmと小型機としては最大級の大型ドライバを採用
・チタンハウジング1.2枚目のように平たくしてかさばらないように収納可能。 
音質評価 □□□
・音は価格を考えると少し厳しいと感じる。 現在の2万円台の価格ならまだ良いが、初期の3から4万円の価格帯と考えると、私は他を検討する。 
・音は軽めのドンシャリ、チタンハウジングの音が乗ってるためか、高域は独特の癖があり、少し刺さりやすい。 
・中音域は少し凹み、ボーカル帯域のサ行に金属的な刺さりを感じる。特に女性ボーカルは顕著に表れる
・低音域は沈みこむという感じではなく、むしろ最低音があまり出てないような音に感じる。
・正直全音域に金属的な癖が乗っているため、大分不自然な音に感じる。
・とても、53mmのドライバをハウジングの大きさと金属のハウジングが制御出来てない音に感じる。何だか変な金属の響きをずっと聴かされているいるような気分になる。スピーカーで箱鳴りしているなぁと感じるような音がヘッドホンでしているような印象。そのため全体的に音の分離は悪い
・合う楽曲は、あまり楽器の少ない編成のバラード等だろうか、symfoniaのdon't let me goを聴いてみたところ、全体的に綺麗で心地よい音を聴ける。ただ、何だかアコースティックギターが金属的な音に聴こえてしまい、何だかなぁという気持ちにもなる。
・合わない楽曲は、楽器数が多く、テンポが速く、音数の多い物、DragonforceのThrough the Fire and Flamesを聴いてみたところ、ドラムの音とギターの刻みがダンゴになって聴こえてしまい、大分厳しい物がある。
高音域□□□□
中音域□□□
低音域□□□□

オススメ度□□■
・はっきり言っておススメしないヘッドホンの一つ、個人的にこれよりも価格の安いESW9のほうを推したい、木と金属ということで比べても仕方ないというところはあるが。。
・楽器が少ない音源だと、なかなか良い音を聴かせてくれるため、ドライバそのものの音はきっと良いのだろうと思う、それだけにとても残念に感じる機種。
・ESW9は木のハウジングであるため、雨の日等の使用は何となく躊躇ってしまうため、ES10には期待をしていたのですが、正直残念な印象に。。。