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MDR-EX90SLです。定価は12390円で相場は8000円~9000円あたりだったと思います。現在は生産完了して後続機としてMDR-EX500SLが販売されています。
特徴等
・コードは大変短いく付属の延長ケーブルを使うことが前提となる。
・ケーブルはU字でケーブルはストレート、付属の延長ケーブルはプラグはL字
・画像のイヤーピースはソニーの新しいEP-EX10がついているが、通常はEP-EX1がついている
・遮音性はカナルイヤホンとしては悪い。 電車等で使えば結構回りの音も聞こえる
・画像にあるように音が抜ける場所が沢山あるため、音漏れはカナルイヤホンとしてはかなり悪い。図書館等では、なるべく使わないほうが良いし電車等でもかなり音量に気をつけたのほうが良い
・装着感じはなかなか良い、初めて見た時は斬新なデザインだったので不安だったが、装着感はいたって普通。最近では、こういった斜めにノズルが伸びるダイナミック型カナルも多くなったが、この機種はその先駆け 
音質評価 85点
・音質はかなり良い、9000円ならくコストパフォーマンスはかなり良い。
・音のバランスはドンシャリ、そこまで極度の物ではない
・音抜け穴が多いため、大変抜けが良く音場が広い。イヤホンとは思えないくらいの音場の広さ。
・解像度は値段より上、高音域の刺さるような痛さは若干ある、私にはそこまで気になるものではない。シンバル系のきらびやかな音が大変綺麗になる。金管楽器系とも相性が良い。
・低音はそこそこ出る。質も良い、音場が広く音が抜けるタイプのため、しっかりと締まった感じの低音では無く、響きのある低音。ただ、音抜けが多いため外で使うと低音は少なく感じられるかも
・原音忠実度は普通、若干のドンシャリなので、そこで不自然に感じることもあるかも。高音域の再現度は大変高いものがある
・ドラムが音場が広い割にはキレのある音で鳴ってくれるので、ノリが良いスラッシュメタル等の音楽にも合うし、きらびやかな高音のおかげでクラシック等にも合う。低音を過度に要求する音楽でなければ、どんな音楽でも平均以上でなってくれる優等生
音の量のバランス
高音域□□□□□
中音域□□□□
低音域□□□□■
オススメ度 82点
・音質だけなら□□□□■で良いのだが、音漏れが、かなり有るためこの評価。
・高音域のきらびやかな音が大変魅力な機種。私が高級イヤホンに目覚めた、きっかけの機種でもあるw
・盛大な音漏れが許容出来るならば9000円くらいならとてもオススメできる音。
生産完了が大変惜しい機種です 
スペック等
メーカー型番 : MDR-EX90SL
型式 : 密閉ダイナミック型
ドライバーユニット : 口径13.5mm、ドーム型(CCAW採用)
最大入力 : 200mW(IEC)
インピーダンス : 16Ω
感度 : 106dB/mW
再生周波数帯域 : 5~25,000Hz
コード : 約0.5m OFCリッツ線(ネックチェーン)
入力プラグ : 金メッキステレオミニプラグ
質量 : 約7g(コード除く)