
TaoTronics SoundLiberty94という現在7,999円にて販売されている、ノイズキャンセル機能の付いたTWSイヤホンのレビューです。今回もメーカーからのレビュー依頼系です。というか最近のレビューは依頼系がほとんどです、、、w
良い点
・7,999円という価格でありながらノイズキャンセル機能がアリ。ホワイトノイズの少なさが優秀
・外音取り込みのアンビエントモードがあり、外音の取り込み方が自然。
・音質はなかなか悪くない。低音域が強めの力感のある楽しいノリの良い音。
・筐体は軽く装着感が良い。
・技適マークアリ
・外音取り込みのアンビエントモードがあり、外音の取り込み方が自然。
・音質はなかなか悪くない。低音域が強めの力感のある楽しいノリの良い音。
・筐体は軽く装着感が良い。
・技適マークアリ
悪い点
・筐体はプラスチッキーで安っぽい(まぁ実際安いんだが)
・音質は悪くはないが価格なりかなという印象
・ノイズキャンセルの効きがかなり微量で正直あまり意味が無いように思える
・AAC、SBCまでの対応でAPT-Xなどには非対応
・音質は悪くはないが価格なりかなという印象
・ノイズキャンセルの効きがかなり微量で正直あまり意味が無いように思える
・AAC、SBCまでの対応でAPT-Xなどには非対応
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1、音質は低音が強めのノリの良い元気系サウンド、悪くはないのだが価格なりかなという印象も。
音質は低音が強めのノリの良いドンシャリ傾向の元気サウンドです。低音域の力感はかなりしっかりとしており重低音までしっかりと再現してくれるためベースラインやキックドラムの音をとても躍動感のある聴いていて楽しい音で鳴らしてくれて好印象です。ただし高音域の質感は少し曇る印象がありZERO AUDIO TWZ-1000なんかと比べると少しここでは差を感じる印象があります。ただ、今回のTaoTronics SoundLiberty94は「ノイズキャンセル機能付き」というところがミソですので、ノイズキャンセルの無いTWZ-1000との単純な音質比較は本来あまり意味を成さないのですが、何故敢えて比較したかは次の項をご覧ください。

2、ノイズキャンセル機能は良く言えばホワイトノイズが少なく自然、悪く言えばかなり効果は薄い。
ノイズキャンセル機能は正直微妙です。私もAirpods proやTechnics EAH-AZ70Wのような何倍もする価格帯の現行機種と肩を並べられるほどの性能は期待していませんでしたが、今回のSoundLiberty94のノイズキャンセルはTWSノイズキャンセル元祖のSONY WF-1000Xと比較しても、ホワイトノイズの少なさでは勝っているものの、周辺の音のキャンセル力という面では劣っている印象があります。基本的にノイズキャンセルで一番わかりやすいのはエアコンの低周波音である「ゴーーー」という音を消してくれるところにあるのですが、 WF-1000Xは自宅のエアコンレベルの音であればほぼ完全に消してくれますが、SoundLiberty94では多少残ります。正直電車などでの使用ではノイズキャンセル効いてるのかわからないレベルの効き具合なので、これならノイキャン無くても良いんじゃってのは本音のところです。

3、外音取り込み機能であるアンビエントモードの音はとても自然で内蔵マイクの音質の良さを感じられる。
ノイズキャンセル機能は微妙な印象でしたが、アンビエントモードの出来はなかなか良いです。多くのイヤホンのアンビエントモードはかなりホワイトノイズが多めも「いかにもマイク経由で聞いています」って感じの音になってしまうのですが、このイヤホンはホワイトノイズの少ないとても自然な音で外音を取り込んでくれます。このアンビエントモードだけでいえばTechnics EAH-AZ70Wと同等といえる実力を持っている印象です。

オススメ度 72点
4、音質はなかなか元気な音で悪くないが、ノイキャンを期待して買うのはおススメしない。
音質は低音域のガツンとくる力感のある音で好印象であり、7,999円という価格を考えれば全然アリな出来だとは思っているのだが、このイヤホンの仕様を見たときに多くの人が「1万円以下のTWSイヤホンでノイズキャンセル機能が付いているんだ!」とノイズキャンセル機能を目当てに検討する人が多くいるんじゃないかと思います。そして、その肝心のノイズキャンセル機能がイマイチ印象が良くないということで、ちょっと煮え切らない感じのレビューになってしまいました。
アンビエントモードの出来は良いし、ガツンと力感のある低音域を鳴らすTWSイヤホンを探している人に勧めたいイヤホンです。