メタラーのヘッドホンブログ

ヘッドホンやイヤホン集めが趣味のメタラーのブログです。

2020年06月

audio-sound@hatenaというブログの記事に対し、流石に印象操作が酷すぎるので反論させてもらいます。

https://www.ear-phone-review.com/entry/column/about_audio_review
こんな奴相手にするなよと怒られそうですが、あまりに印象操作が酷いので明確な反論と、明確な否定をさせてもらいます。こちらのブログの方から以前から意味の分からないいちゃもんを付けられてきましたが、今回明確に私に対する非難の記事をあげてきましたので、流石にこれは無いなと思い、炎上商法に付き合ってあげることにします。ここまでハッキリ私を狙い撃ちで喧嘩売るなら、しっかり名前出しなさいよと流石に言いたくなりました(苦笑

引用
「わかったフリ」をしたがる人々オーディオで最も問題なのはこの種の人々です。彼らは物の善し悪しがわかると豪語しており、常日頃からどちらが優れている、劣っているという類いのことを飽きもせず語っています。

まず私の以前のこちらの記事を見てこんなことを書いているのだろうから、どれだけ読解力が無いのだと言いたいですが「物の善し悪しがわかると豪語している」などは完全なる印象操作であり、明確に否定させてもらいます。私は私の物差しでしか判断が出来ません。だから「私の個人的な感想、個人的な評価」という前提のもとに評価をしているまでです。

引用
音のプロが実証的なデータを示して言うならまだわかりますが、素人がたいして聴き込んだわけでもない聴感の印象だけで音の善し悪しを判断できると豪語している自信過剰家の巣窟、それがオーディオの世界でもあります。
「聴感の印象だけで音の善し悪しを判断できると豪語している自信過剰家の巣窟」とまで言ってくれていますが、善し悪しを判断できるなどと最初から言っていません。あくまで私の個人的な評価をしているまでです。そして自身と違う他人の評価を否定することこそ、自分の判断基準に基づく善し悪しを他人に押し付けることだと思います。

また、「素人がたいして聴き込んだわけでもない」ものに対して素人が評価することに対して否定的な立場をとられていますが、当該のブログでは
引用
「audio-sound @ hatenaはこの機種を「audio-sound @ hatena Recommended」として、比較的多数の人にとって買って損がないオーディオ製品であると推奨します。」

などといって「多数の人に買って損が無い」なんていう評価を平然とします。そして、その評価はサブスクリプションで短期レンタルした製品も同様に行われます。こんな身勝手なことがあるでしょうか。彼がどのような評価をしようが勝手ですが、他人に無責任どーこー言う前に、責任も取れないのに「多数の人に買って損が無い」なんて評価を推奨のマークまで作って評価することに違和感を覚えないのか、非常に疑問です。そもそも「オーディオのレビューで善し悪しなど語る必要はありません。」なんて言いながら、こんな表彰をしている時点で自己矛盾に気が付かないのかと。

ハッキリ言います。私は他人の評価は他人の評価であり、自身と真逆であっても全く不自然ではないと思っています。私と違う感性のレビュアーの評価も尊重します。しかし、こういった主張をし他人のレビューに無責任だなんだと喧嘩を売る人間の評価は本当に「信用」できるのでしょうか。その判断は皆様にお任せします。

書くべきではない記事だと分かった上で書いています。でも流石にカチンときました。他にも大量に突っ込みどころはあるのですが、キリがないのでこれくらいにさせてもらいます。

雑記 音質について言及すること、ネガティブな評価をすることについて

久しぶりにどうでもいい記事を書きたいと思います。
書かなくてはいけないレビューをいくつか放置しているのですが、やる気が出ないのでリハビリも兼ねてと思ってくださいw

当ブログは見ての通り「オーディオの批評」をするブログです。数多くの批評サイトが存在する中で私が大切にしていることは「良し悪しをわかりやすく示す」ということです。これはそれなりに批判を受けやすい手法なので正直やめようかなと思っていた時期があります。初期の閲覧数が少ない頃は本当に誰も見ていなかったので気にせず「これは音悪いです」なんて書けたのですが、それなりに見に来る方が増えてから「この機種を低評価しているなんておかしい」「言い方が不快」とか言われることが増えました。正直まぁそれだけならいいんですが、ちょっと前はどこぞのブログサイトから喧嘩を売られて「好みで評価するな、明確な基準を示せ、責任のあるレビューをしろ」だの、まぁ好き勝手なことを散々言われたり、まぁ面倒くさいわけですw

私のレビューポリシーは最初から変わりません。「あくまで私の好みに従い、私の聴感での良し悪しを語る」のみです。それ以上でもそれ以下でもありません。だから私が好評価をしている機種を他人が地雷認定をしていても「まぁ、そういうこともあるよね」としか思いません。音質の好みは千差万別、私の評価が万人に共通するなんて当然思っていませんし、自身の聴感での評価を他人に押し付けるほど醜いことは無いと思っています。あくまで「私の個人的な好みを元した聴感上の評価」をするだけです。

「あくまで私個人の好みで評価をしているだけである」と断った上でも、ハッキリネガティブな評価をすることはそれなりに神経を使います。私がどうしようもない地雷製品だと感じた機種にも、必ず多かれ少なかれそれを好んで使用している人は居ます。それに対して気を使い「私はかなり苦手だけどこういう人には好かれるかも」みたいな配慮をした書き方をすることは可能です。ですが、そういった配慮をしても納得されない場合は多いです。そうなると「私は苦手」という個人的な評価まで隠す必要があり「こういう人には好かれるかも」という部分だけを記載しなくてはいけなくなります。ですが、これをやってしまうと、私が感じたネガティブな評価は完全に消して、ポジティブな面だけを紹介することになり、まるで自分がポジティブな評価をしているように見えてしまいます。ここまで来てしまうと私はレビューとして嘘だと思うので出来ません。結局は「あくまで個人の評価」と断った上で、雑音を無視するしか方法は無くなってしまうわけです。

最近はブログやHPで音質のレビューをする人は減ったように思います。しかしTwitterなどのSNS上でレビューをする人は増えてきました。ですが、SNS上でもかなり気を使ったレビューをしている人が多く、下手に「これはダメだ」なんて書くと非難の的になることもあり、正直SNSでの感想までそこまで神経使わなきゃいけないの?と窮屈さを感じるところが結構あります。

私は「ネガティブなレビューというものは極端な言いがかり以外は歓迎すべきである」といつも主張しています。ネガティブなレビューに対して批判的な意見が大量に付くような製品の末路は「一部のファン以外は誰も評価しない」「あの機種について評価を書くと面倒くさい」と思われて忘れられていく流れだと思っています。実際オーディオには宗教的なちょっとヤバイ製品、ヤバイメーカーが少なからず存在しますが、その中に「メーカー名を出すと面倒」「製品名を出すと面倒」と言われるものは結構存在しました。ちょくちょく伏字で語られるような製品や会社がありますけど、それは相当な末期で先は見えていると思います。

また、ネガティブなレビューが存在するということは、その製品はクリーンである証明になります。Amazonでサクラレビューが定期的に問題になりますが、ほぼ全部が満点評価の製品は何かしらの操作がされた商品として警戒されます。オーディオでもそれは同じことだと思います。実際極端な絶賛しかあがらない製品は非常にキナ臭い印象を持ちますが、何件か「微妙だった」という評価が後から出てくると安心してその製品に対する興味も湧いてきます。こういう感覚を持っているのは私だけなのでしょうか。

最近色々と窮屈だなと思うことが増えているので私なりの考えを書かせてもらいました。私はこれからもポジティブな評価もネガティブな評価も、あくまで「私個人的な好みを前提として」書かせてもらおうと思っています。

まぁ、こんな記事書いてないで溜まってるレビュー書けって話ですけどね、、、w

LIZER LAB JIJU 耳珠(頭外定位イヤーピース)のレビュー

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LIZER LAB JIJU 耳珠という現在1ペア4280円で販売されている超高級イヤーピースのレビューです。去年末に購入していたのですが、そういえばTwitterで報告するだけしてレビューしていなかったので、せっかくなので今回レビューしたいと思います。

販売サイトはこちら  
良い点
・音の広がりが少し増す。
・構造の割には意外と音が曇らない
悪い点
・正直良い音とは思えない。頭外定位になったとも全く思わない
・内部の金属がイヤホンと接触してイヤホンを傷つけそうで怖い
・装着がかなりシビア、普段使っているイヤピの1サイズ下を買ったほうがいい
・付けられるイヤホンもシビアで付けられないものがかなりある
・正直値段に見合った商品とは思えない
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1、
頭外定位になったとは思わないが、音質は面白い。少し広がりのある音になる。
音質はまぁまぁ面白いです。構造を見たときに「これ相当音曇るでしょ、、、」と思ったのだが、以外とそんなことはなく、流石に普通のイヤピよりは曇りがちにはなるが、そこまで明瞭さは損なわれずに、通常より少し音場の広い音になる。ただ、本当に「このイヤーピースの音」にしてしまう印象で、全体的に音は遠めになるし、やはり音の質感的にもかなり異なったものになってしまうため、好みは相当分かれそう。正直個人的には常用する気はしなかったし、こういった広がりのある音が欲しいのであれば開放型であるインナーイヤーを別途購入したほうがより自然な音を簡単に手に入れられると思う。どうしてもカナルで音場の広い音を求めるのであればArtio CR-V1、CR-M1などを買ったほうがいい(あれも頭外定位を実現しているとは正直思わないが、少なくとも良い音で広がりのある音を実現してくれている。)
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2、構造はなかなか面白い、色々な方向に穴が開いていて音を適度に広げてくれる。
構造はなかなか面白いです。装着方法としては1枚目写真のように普通のイヤピとか逆につてつけます。そして先端に金属が付いていてその金属の先端に小さなな穴があります。また2枚目の画像のようにイヤーピースを裏返してめくってみると、軸の部分にも穴が4つ開けられており、適度に音を分散してくれるようになっているわけです。また、3枚目のように外側にも小さな穴があります。まぁ音的にはあまり良いと思えないのだが、、、
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3、装着できるイヤホンはかなりシビア、しかも内部の金属部とイヤホンが接触して傷つけそうで怖い。正直あまり使わないほうがいいのでは ?と思うレベル。
装着できるイヤホンの種類はかなりシビアです。まずイヤピを逆付けしないといけないのですが、このイヤピの装着穴は結構小さ目のため口径が少し大きめなだけでも付けられないイヤホンが沢山あります。またゴム部分から先端の金属部までの距離があまり無いため、1枚目の写真のようにカルダスイヤホンのようにイヤピをつける窪みから先端までが長めのものだと、その窪みの前の部分で止まりそれ以上は深く装着することができません。
また、このイヤーピースの最大の難点として、この金属部分がイヤホンと直接当たってしまうことがあり、正直少し使ってて「これ大丈夫なの??」という気持ちが凄く強くあります。イヤピの位置調整のために少しつけたままイヤピを回したりすると、、、大分怖いです。正直高めのイヤホンに付けることはおススメできませんね。
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4、正直全面的におススメしないイヤーピース
音も「面白い」とは思うものの、正直そこまで褒められたものだとは思わないし、装着もかなりシビアだし、イヤホン本体を傷つけそうで怖いと、まぁハッキリ言って全面的におススメできない製品です。装着感もかなりシビアですし、何より製品を見ていて「イヤピを逆付けするにしたって、もう少し工夫するとこいくらでもあるだろ」と思ってしまいますし、この造りが最適解だとは到底思えません。こういう広がりのある音のイヤホンが欲しいならインナーイヤーを買うか、ArtioのCR-M1、CR-V1を購入することをおススメします。

k's earphone Ti bell Onmyoji 30Ωのレビュー

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k'searphone Ti bell Onmyoji 30Ωという現在41,677円で販売されているインナーイヤーイヤホンのレビューです。このイヤホンは3.5mmの4極バランス端子となっており、大抵のアンバランスの機材でもそのまま鳴りますが、機材によってはアンバランスの環境では片側しか音が出ない場合があるのでご注意ください。
基本的には同社のti bell 120Ωとかなり似た音なので、そちらのレビューと一緒に見ていただけたらと思います

販売サイトはこちら  Earbuds Rankingはこちら k's earphone ti bell 120Ωのレビューはこちら
良い点
・音質が素晴らしい、ti bell 120Ωより少し中音域が強めでタイトさは減っているが、スッキリとした音の傾向はそのまま
・筐体が軽く装着感が良好
悪い点
・同社としてはk's earphone ti bell 120ΩよりこちらのOnmyoji 30Ωを主力としたいらしいのだが、価格差も8,000円ほどなので、それならk's earphone ti bell 120Ω買ったほうがいい
・3.5mm4極バランス端子なためアンバランスでの使用で機材によっては片側しか音が出ない(Chord MojoとFiio Q5S AM3Cはダメだった)
・あまり主張のある音では無く正直地味なタイプの音
・筐体が軽く正直全体的にとても4万もするイヤホンとは思えない高級感の無いデザイン
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特徴等
・3.5mmの4極バランス端子を採用、アンバランスでも大抵の機材でそのまま使えるが、機材によっては片側しか音が出ない(Chord MojoとFiio Q5S AM3Cはダメだった)
・筐体は金属筐体だが非常に軽く付け午後地が良い。正直軽すぎて高級感はあまり無いのだが、Moondropのイヤホンが重たくて落ちてしまうという人には、このイヤホンのほうが良いだろう。
・遮音性は当然インナーイヤーなので良くない

音質評価 94点
・音質はなかなか良い、Ti bell 120Ωと基本的な傾向は同じなのだが、全体的なタイトさが減り中音域の主張が強くなった音。
・音の大まかな傾向は「とてもスッキリとしたクセの無い音。全体的に解像度がとても高いのだが、音の分離感を強調することなく鳴らしてくれる。Ti bell 120Ωより中音域の主張が強く一聴した魅力を感じやすい音造りになっているが、Ti bell 120Ωの圧倒的と言えるタイトでスピード感のある音は再現できないのが少し残念。」
・音の傾向はフラット、少しだけ中音域が強めか
・音場は狭くも広くも無くといった印象
高音域はサッパリと明瞭で透き通った音を鳴らす。ドラムのシンバル音がシャキシャキと適度に煌びやかな音で主張をしてくるが、強すぎる主張ではなく煌びやかさ、鮮やかさを耳に届けながらスッと消えていくしつこさを感じないとても絶妙なバランスで鳴らしてくれる。Moondrop CHACONNEは絶妙な響きから伸びやかな音を鳴らしていたのに対し、このイヤホンは絶妙なサッパリとした収束の速い音を鳴らしてくれる。高音域の質感はTi bell 120Ωと殆ど変わらない。
中音域は少し広がりのある張りのある音を鳴らす。Ti bell 120Ωがあるがままの音を淡々と鳴らす傾向だったのに対し、Ti bell Onmyojiは少し広がりがありポカールの音を少しゆったりとした余韻の感じやすい音で鳴らしてくれる。Ti bell 120Ωより聴きやすいボーカルになっておりボーカル帯域の質感はTi bell Onmyojiのほうが好きという人が多そう、個人的にはTi bell 120Ωの淡々と鳴らす傾向のほうが好き
低音域はサッパリとした歯切れの良い音を鳴らす。Ti bell 120Ωより音のタイトさは無くなっているが、分離の良いスピード感のある音をこちらのイヤホンも再現してくれる。ただTi bell 120Ωで感じられた圧倒的と言えるほどのタイトでキレのある音は再現してくれないため、非常に良い音なのだが少し魅力が減ってしまっている印象がある。
・音の分離は非常に優れており、テクニカルデスメタルのような音源でも「聴いて確かめるまでもない」というレベルで余裕で分離してくれる。
・相性の良い音源はハードロック、JPOP、明るいアニソンなど。全体的に分離が良く、それでいてボーカルの主張が強めな音なためボーカルの主張が強めでアップテンポな曲と相性が良い。
・相性の悪い音源は、ジャズ、EDM、ドゥームメタルなど。全体的にかなりサッパリとした音なので、膨らみのある中低域を求める音源や、低音域の量感を求める音源はあまり相性が良くない。
Ti bell Onmyoji 30Ω
音のバランス
高音域□□□□
中音域□□□□■
低音域□□□□

オススメ度 82点
・音は文句なしに良いのだが、正直価格差が8,000円程度なので、そのくらいであれば同社のti bell 120Ωを買ったほうがいい。メーカーとしてはTi bell Onmyojiのほうをメイン機種として推したいらしいが、もしti bell 120Ωが何らかの理由でディスコンになって買えなくならない限りは基本はti bell 120Ωのほうをおススメしてしまうかなというのが本音。(120Ωといってもそこまで鳴らしにくい印象は無いし)
・ti bell 120Ωの存在を無視すればとても良いイヤホンと言えるイヤホンではある。ti bell 120Ωのタイトで冷たい音が苦手だという人はこちらのTi bell Onmyojiのほうが良いかもしれない。
・基本的にはti bell 120Ωのほうがおススメだが、タイトな音よりボーカルの主張がある音のほうが好きという人におススメしたいイヤホン。

k's earphone ti bell 120Ωのレビュー

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k's earphone ti bell 120Ωという現在50,964円で販売されているインナーイヤーイヤホンのレビューです。このイヤホンは3.5mmの4極バランス端子となっており、大抵のアンバランスの機材でもそのまま鳴りますが、機材によってはアンバランスの環境では片側しか音が出ない場合があるのでご注意ください。

販売サイトはこちら  Earbuds Rankingはこちら k's earphone Ti bell Onmyoji 30Ωのレビューはこちら
良い点
・音質が素晴らしい、とてもタイトでスッキリとしたいつまでも聴いていたい音
・筐体が軽く装着感が良好
悪い点
・3.5mm4極バランス端子なためアンバランスでの使用で機材によっては片側しか音が出ない(Chord MojoとFiio Q5S AM3Cはダメだった)
・あまり主張のある音では無く正直地味なタイプの音
・筐体が軽く正直全体的にとても5万もするイヤホンとは思えない高級感の無いデザイン
-------------------------------------------------------------
特徴等
・3.5mmの4極バランス端子を採用、アンバランスでも大抵の機材でそのまま使えるが、機材によっては片側しか音が出ない(Chord MojoとFiio Q5S AM3Cはダメだった)
・筐体は金属筐体だが非常に軽く付け午後地が良い。正直軽すぎて高級感はあまり無いのだが、Moondropのイヤホンが重たくて落ちてしまうという人には、このイヤホンのほうが良いだろう。
・遮音性は当然インナーイヤーなので良くない

音質評価 99点 
・音質は非常に素晴らしい、とても悩んだがMoondrop CHACONNE以上という評価をしていいと思っている。
・音の大まかな傾向は「とてもタイトでクセの無い音。全体的に解像度がとても高いのだが、音の分離感を強調することなくとてもタイトに音源を淡々とした音で、かつアクセントとして金属的な響きを少し乗せた絶妙なバランスで鳴らしてくれる。一聴するとつまらない味気の無い音だが、長時間聴いていると良さが分かってくるスルメタイプのイヤホン」
・音の傾向はかなりフラット
・音場は狭くも広くも無くといった印象
高音域はサッパリと明瞭で透き通った音を鳴らす。ドラムのシンバル音がシャキシャキと適度に煌びやかな音で主張をしてくるが、強すぎる主張ではなく煌びやかさ、鮮やかさを耳に届けながらスッと消えていくしつこさを感じないとても絶妙なバランスで鳴らしてくれる。Moondrop CHACONNEは絶妙な響きから伸びやかな音を鳴らしていたのに対し、このイヤホンは絶妙なサッパリとした収束の速い音を鳴らしてくれる。
中音域はクセの無いとしてもサッパリとした音を鳴らす。ボーカルは音に膨らみを持たせずボーカルが録音のまま淡々と良い音を鳴らしてくれる。中音域に膨らみを持たせたゆったりとした音のイヤホンと対照的で本当に淡々と素の音を耳に届けてくれる印象であるが、音の質感はとても良く音の伸びも十分なためバラードのようなボーカルが主体となる音源でも十分楽しむことができる。
低音域はとてもサッパリとした歯切れの良い音を鳴らす。とてもスラッシュメタルと相性の良いスピード感を演出できる音であり、1音1音のキレが良く、それでいて音の輪郭を強調しない、素晴らしいタイトで少し乾いた音を鳴らす。この乾いた感じの質感が好みが分かれると思うが、個人的にこういったタイトで淡々とした音は大好物なため好印象。重低音はそこまで強く無いもののしっかりと再現はされており、聴いていて低音の力感に不満を持つことも無い。
・音の分離は非常に優れており、テクニカルデスメタルのような音源でも「聴いて確かめるまでもない」というレベルで余裕で分離してくれる。
・相性の良い音源はスラッシュメタル、パワーメタル、メロディックデスメタル、JPOP、明るいアニソンなど。とてもタイトな音でスピード感を演出するのが上手いのでスラッシュメタルととても相性が良い、また意外なほどにボーカル帯域の再現度が高いのでJPOP、アニソンなども楽しく聞ける。
・相性の悪い音源は、ジャズ、EDM、ドゥームメタルなど。全体的にかなりサッパリとした音なので、膨らみのある中低域を求める音源や、低音域の量感を求める音源はあまり相性が良くない。
KS Earphone ti bell 120Ω

音のバランス
高音域□□□□■
中音域□□□□
低音域□□□□

オススメ度 89点
・音質は文句なしに素晴らしい。Moondrop CHACONNEと比較しても上と言っていい素晴らしい音質のイヤホンである。ただMoondrop CHACONNEと比較してこのイヤホンは1万円以上高く、またMoondrop CHACONNEとの比較でもどちらを上にするかをかなり悩んだレベルであるので、コストパフォーマンスを考えるとおススメ度ととしては89点くらいが妥当かなと思っている。
・音質は本当に素晴らしい、正直同社のLingという15,000円ほどのイヤホンがかなり酷い出来だったのでこのイヤホンも敬遠していたのだが、手を出して良かったと文句なしで言える素晴らしい製品である。
・音質は間違いなく素晴らしいと自信を持って言えるが、ただ同時に「間違いなく一般ウケしない音だろうなぁ」という思いもある。本当にタイトで淡々とした音を鳴らすため一聴するとつまらない音に感じてしまうし、良さに気づくまで時間のかかるスルメタイプのイヤホンである。
・タイトな音のイヤホンを探している人、最上級のインナーイヤー、いや最上級のイヤホンの音をなるべく安く求める人におススメしたいイヤホンである。面白みのある音では無いが最上級の質感の良い音を鳴らしてくれる傑作である。
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