メタラーのヘッドホンブログ

ヘッドホンやイヤホン集めが趣味のメタラーのブログです。

2019年05月

SMSL M300のレビュー

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SMSL M300という現在28,400円にて販売されている小型DACのレビューです。ちょっと前にブログの更新をサボるという記事を挙げましたが、別に引退するとは言っていないのでまたチマチマと更新していこうと思います、、、w
販売サイトはこちら 

最初に良い点と悪い点を簡単にまとめておきます。

良い点
・USBバスパワーで動くお手軽仕様。
・非常に小型でありながら、RCAとXLR出力、USBと光と同軸入力と全部入り構成
・DACチップには旭化成のAK4497を採用
・DSDネイティブ再生対応
・黒、赤、青のカラーバリエーションがあり、小型であることも相まってデザインは中々かわいらしい
・音質はなかなか良い。小型でバスパワー駆動ということでどうかなと思ったが、なかなか解像度が高く聞きやすい音を鳴らす。
悪い点 
・3万近い価格でUSBバスパワー駆動のみというのは
敬遠する人は少なくないだろう(同価格帯のDACを所持していないので比較は出来ないがあくまで「省スペースで可能な限り良い音を」という用途の製品だと思っている。)

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 1、音質はなかなか良い。バスパワー駆動のみというのが少し気になるが、そうは思えないしっかりとした音を奏でる。
音は中々良い。正直私も「据え置きでバスパワーのみってどうなん?」という気持ちは本音としてあったが、なかなか解像度の高いスッキリとした音を鳴らしてくれる。同価格帯のDACを他に持っていないので比較は出来ないが、この価格でこれだけの音が出るのであれば十分良くできていると言っていいのではないだろうか。
音質は細かく言えば惜しい点はある、普段使っているのが同社のSMSL D1 VMVという10万円以上するDACなのでそれと比べると「低音域は軽めである」「全体的に綺麗な音ではあるが高音域の鮮やかさは一歩及ばない」等流石に価格差分の差は感じるのだが、全体的に解像度の高いスッキリとして明瞭な傾向な音で、メタル、ロック音源を聴くうえでの音の分離感はなかなか優れているし、
AK4497を積んだ製品に多い「音の輪郭を強調する」ような変な派手さは無い、とてもモニターライクでバランスの取れた音になっている。個人的にDACやCDプレーヤーはなるべく味付けの少ない音の物を使い、音のチューニングはケーブルやアンプ部でやりたい派なので、この音質傾向は非常に好感が持てる。
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2、何といっても小型で机に乗せても邪魔にならない利便性の高さが魅力
このDACの魅力は何といっても「小型」「手軽」の2点でだろう。正直やはりバスパワー駆動で、かつ小型ということもあり同価格帯で音質だけでもっと良いものを探せば無くはないと思う。しかし、この作業机の上に置きっぱなしにしても邪魔にならない、XLR出力まで出せる本格的なDACというのはなかなか希少な存在ではないだろうか。写真は当方主催のオフ会で据え置き試聴スペースを作ったときの環境だが、クリーン電源、DAC、ノートパソコン、ヘッドホンアンプの据え置きヘッドホン構成全部乗せ構成を作ってもこれだけのスペースで収まるのはかなり魅力的ではないだろうか。メインでも十分使える音質を持ったDACをサブ環境や省スペース環境として展開できるので「場所の制約はあるものの妥協はなるべくしたくない」という人にはうってつけな製品である。
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3、LOXJIE P20と組み合わせると、非常にコンパクトで本格的な音の出るシステムが完成  
要望があったので
LOXJIE P20という約1万円程度の真空管(ハイブリッド)ヘッドホンアンプと繋げてみたところ、S.M.S.L M300のモニターライクな癖の少ないスッキリした音と、LOXJIE P20の強調しすぎない良い塩梅の真空管の厚みのある音が非常に上手くマッチして「聴きごたえはあるものの、違和感は無い」上手いバランスの音造りの環境が完成した。LOXJIE P20自体が価格の割に非常に良くできたアンプだが、「せっかくLOXJIE P20を買ったのであればXLR入力は使いたい」「せっかくLOXJIE P20が小型なのだから、コンパクトで手軽な構成が組みたい」と考える人は多いと思うのでSMSL M300との組み合わせはかなり最適解に近いのではないかと思う(もっと安く組み合わせたいのならSMSL M100という廉価モデルもある)

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4、省スペースオーディオの一つの最適解かもしれない良品
正直最初のほうで述べたように使用用途は限られる製品ではある。据え置きDACをある程度試したことのある人であれば、据え置きであれば電源環境はある程度揃えたいと考える人も多いだろうし、USBバスパワー駆動のDACというと「それってどうなの?」と
思う人は少なくないだろう。ただ、この製品はそういったスペースや環境に余裕を持てる人をターゲットとした製品ではない。あくまで「省スペース」で「手軽」に使える環境として最適解を求める人向けの製品である。実際省スペースお手軽環境として組み合わせたSMSL M300+LOXJIE P20の環境は机の隅に置きっぱなしにしても邪魔にならない大きさでありながら「本格的なヘッドホンオーディオシステム」と言っても全く恥ずかしくないクオリティの音を奏でてくれた。色々と気合を入れ過ぎず、「使い勝手の良い据え置き環境が欲しい人」、「省スペース環境でも妥協はしたくない人」におススメできる製品である。
こういったお気軽だがしっかりとしたオーディオ製品っていうのはもっと増えてもいいと思っているのだが、なかなか浸透していないのが現状であるように感じる。今回のSMSL M300のように手軽でありながら、かつ本格的な趣味として十分成り立つような「コンパクトオーディオ」の良品が今後も増えていくことに期待したい。

ブログを暫くサボります 雑記

私生活の色々な変化によりブログの更新を暫くサボりたいと思います。
といっても既に受けている依頼が何件かあるので5月は頑張ってあと何回かは更新したいと思いますが、そのあとはちょっと未定です。あんまり時間取れないようなら本格的にブログの管理権移譲とか共同執筆者みたいなのも含め色々考えようかなと思っています。まぁ、とりあえず今色々今後を考え中ですというお知らせになります。

正直ブログのレビューに少し疲れてきたというのは本音としてあります。元々このブログは無名な個人ブログであり「私がどんなレビューを書こうが誰も気にすることは無いだろう」という好き勝手に気楽な気持ちでやれる完全な暇つぶしの場であったのですが。ある程度レビューに対して需要が生まれ、この評価はおかしい、この評価は間違っている、いくら金をもらったんだ、などなど色々と言われること。また良く分からない輩に流されたデマを否定したりする労力。そして、レビューを書く前からレビューの点数を求められたりと、レビューに対して私ごときのレビューの高評価をやたらと企業からも求められることにも正直疲れました。いくら高評価を前提としたレビュー依頼は全部断っているとはいっても、明らかにそれを求められているのが見え隠れする状態で低評価をつけるというのは結構神経を使います。

おかげさまでこのブログも閲覧者数が昔と比べると格段に多くなりました。その中で私としても、還元できるようなオフ会やらプレゼント企画やら、色々私として考えられるようなことをいくつかやってきましたし、それに賛同してくださる方が多く居てくれたことにも感謝しています。

それでも、規模が大きくなるにつれて、私の評価を鵜呑みにする人が増えてきたことに正直気味の悪さを覚えることが増えてきました。ハッキリといえば全てのレビューを全肯定されるよりは「ヤンネはクソ耳だからアテにするな」なんて言われているほうが全然気は楽なんです。私は自身の書いたレビューは自身の感じたことを書いているだけであり、またその情報を誰かに有償で与えているわけでもありません。だから、私は自身のレビューを見て影響を受ける人に対して何の責任もとりません。とれるはずが無いのです。そのうえで自身のレビューの価値を過大に評価されること、私が褒めたり、低く評価することでどこかで言い争いが起きること。そういったことに気持ち悪さを覚えることが多々あり少し嫌気がさすことが増えてきました。

まぁ少し疲れたので愚痴ですね、あまり心が強いほうでは無いので定期的に吐き出す機会が無いと潰れてしまいます(苦笑)。更新頻度が今より下がる可能性が高いことは事実ですが、多分今後もちまちまとは続けていると思います。むしろストレスで更新頻度増えたりしてね(苦笑)
今後ともよろしくお願いします。
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最近全然出来てなかった購入報告です。もうレビュー書くだけで手いっぱいなんですよね本音として

LEAR BAMDAS5をAmazonの新品で
NuraphoneをEイヤの中古で
COWON PLENUE Sをヤフオクの中古で
Final ANT20をEイヤから新品で購入しました。

LEAR BAMDAS5はなかなか良いですね。正直鳴らし始めは失敗したかなと思いましたが、ある程度エージングしてみたところ5D構成とは思えない自然な音で、かつ濃密でありながらハリのある低音域が出ることが非常に好印象です。amazonで5万円台で投げ売りしてたから買ってみましたが予想外のアタリでした。
Nuraphoneはなかなか面白いです。正直ヘッドホンなのにカナルのように耳栓もする装着感はかなり慣れが必要ですが、低音が肌に響くほどの極端な音も作れたり自由度が高く結構楽しめるヘッドホンですね。
COWON PLENUE Sはたまたまヤフオクで安かったから買ってみました。最近の高解像度系とは違ってPCMのDACを使ってるおかげか、非常の力感があり線の太いオーディオ的な上手い鳴らし方をしてくれるDAPです。R2R2000を買ってからバーブラウン系のDAPにまた関心が出てきたんですよね。
Final ANT20は正直標準ケーブルではあまり印象良くなかったですが、Finalのシルバーコートケーブルを使い始めてからはなかなか良い感じです。音はボーカルが少し前に来るゆったりサウンドで、聴いていて心地の良いタイプの音だと思います。

レビューは色々落ち着いたらするかもです。

HIFIMAN R2R2000 REDとR2R2000 Blackの音質比較

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HIFIMAN R2R2000 REDが発売になるということで、R2R2000 Blackとの聴き比べをしてみました。操作性等の基本的な部分はどちらも同様ですので音以外のレビューに関してはR2R2000のレビューにてご覧ください。R2R2000 REDはただの色違い機種ではなくDACチップが変更された弟分的立ち位置の機種となり、R2R2000 BlackはPCM1704KデュアルでR2R2000 REDはPCM1702デュアルとなっています。価格はR2R2000が2500ドル、R2R2000 REDが1200ドル前後を予定と約半額程度の価格になる予定です。

R2R2000のレビューはこちら 
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R2R2000の音質はREDに比べて落ち着いた音色です。派手さは無いものの非常に綺麗な聴かせどころをわかっている音という印象で、高音域は主張は強くないものの非常に繊細で伸びやかな嫌味の無い音を鳴らし、中低域は非常に自然で適度な広がりを持たせた音で普通に聴いている分には非常に癖の少ない音を鳴らしつつ、要所要所でボーカル帯域の艶やかさ、スネアドラムの音の抜けの良さといった音の聴きどころの1つ1つの質の高さを感じられる、非常に良い意味で音楽的な魅力の高い音になっています。

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R2R2000 REDは少しだけBlackより音量が取れません。ゲインを統一した状態でも体感でR2R2000よりボリュームを3くらい上げて同等の音量になるようです。音質はBlackと比べて少し音の輪郭がハッキリとした元気な音が鳴る印象です。元気な音といっても最近のDAPに多い輪郭を強調するほどのハッキリした音ではなく、Blackのような自然で聴きやすい傾向の音は受け継ぎつつも全体的に少し音のアタック感が強く出る音といった印象で、メタル音源なんかではこちらのほうが迫力がある音で楽しめる場面もある気がします。ただ空間表現や音の実像感はBlackのほうが上という印象があり、唯一無二感があるのはBlackの音という気もしますね。
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結局HIFIMAN R2R2000 REDは買いなのか?というところですが、まず最初にこの機種は操作性とかで色々難のある機種なのでその点は予め承知しておいてください。そのうえでR2R2000 Blackと聴き比べた印象としては「音の方向性が大分違うので、REDはBLACKの代替にはならないが、非常的に魅力的な機種である」と言えます。BlackはPCM1704Kデュアルを積んだおかげなのか、非常に音楽的で空間表現の上手さや音の抜けの良さが魅力的であり、地味でありながらも非常に上品な音を鳴らしてくれます。それに対しREDは全体的な音の上品さではBlackに少し劣りますが、Blackよりハッキリとした元気のある音造りです。スピード感のある音源や輪郭のハッキリとした電子音等が多く入った音源ではBlack以上に魅力のある音を鳴らしてくれる場面があり、本当に弟分機種という先入観を捨て自分の好きなほうを買ってほしいと思えます。どちらも方向性は違いますが、それぞれ魅力的な音を鳴らしてくれますね。

これで操作性とかの面がもう少ししっかりしていたら本当におススメできる良いDAPなんだけどなぁ、、、(苦笑)という思いはありますが、何より音質が第一という過分に理解のある方には非常に魅力のある音を鳴らしてくれるDAPだと思いますので、是非1度試してみてほしい製品です。こういう最新DACを積まず、あくまで音造りとして古いDACチップを採用して魅力ある音楽的な音を実現するという「非常にオーディオメーカーらしいアプローチ」は個人的にかなり好感を持っていますので、HIFIMANにはこういうちょっと癖のある製品の路線を突き進んでほしいなと思いますね。

BlackもREDも色々難はありますが非常に魅力あるDAPであることには間違いありませんので、是非操作性等も含めて試してみてください。一聴の価値アリですよ。

NICEHCK F3のレビュー

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NICEHCK F3という現在183ドルで販売されている1平面駆動、1BA、1ダイナミック構成のイヤホンのレビューです。今回もいつも通りの合言葉の「Metal」を伝えていただくと割引にて購入することが出来ます。

まず1点最初に謝罪ですが、このイヤホンは試作機の段階で音についての意見を求められ当方から「高音域が曇っている」「閉塞感があるので音抜け穴を増やしてほしい」という要望を出した結果出来たモデルなため、販売モデルのF3の音が苦手だった人は、元凶は私の助言かもしれませんので予め謝罪をしておきます。ちなみに音のアドバイスは1度したのみで、製品版の音がどうなるのかは発売して届くまで私も知らなかったので、私が製品版の音でゴーサインを出したわけではありません。

販売サイトは
こちら 割引方法はこちら  In-Canal Earbuds Rankingはこちら 
特徴等
・1平面駆動、1BA、1ダイナミックというテンコ盛り構成
・2Pinでのリケーブル可能
・装着感はなかなか良好、長時間の使用も特に問題はなさそう。
・ケーブルは8芯銀メッキ銅ケーブルで、柔らかく取り回しの良いものが付属する。
・遮音性、音漏れ防止は一般的なカナルより少し悪め、電車等での使用でそこまで気になる印象はなかったが、地下鉄等での使用では本来の音の魅力がそがれる印象がある。

音質評価 85点
・音は非常に良いのだが、かなり好みはハッキリ分かれるタイプのイヤホンである。RHA CL1が苦手な人はやめておいたほうが良いと言えば、どんな音のイヤホンかわかりやすいだろう。
・音の大まかな印象は「非常に高音域の主張が強めのシャッキリサウンド。高音域の透き通った煌びやかな質感が非常に気持ち良い反面、主張の強い高音域なため音の刺さりを気にする人には合わない。また高音域の主張こそ強いものの、他帯域のそれぞれの質感が自然な良い音で鳴っていて全体的なバランスは意外なほど悪くないのはポイント高い」
・音の傾向は高音域寄り
・音場は平均より広め。響きを強調するタイプではないのでパッと聴いた印象では音場の広さは感じないが、ゆっくり聴いていくと制限の無い広く伸びていく音場感の気持ちよさが伝わってくる印象。
・高音域はかなり主張が強く、煌びやかでハッキリとした音が鳴る。ドラムのハイハット音のような煌びやかで刺さりやすい音の帯域が強めの主張で鳴るので、私は好印象だが刺さりが気になる人には合わなそう。ただ高音域の伸び自体は非常に良いので主張の強さの割には耳障りになるほどの刺さり方はしない印象。
・中音域は伸びやかで自然な音を鳴らす。ボーカルの伸びが非常に気持ちよく音の余韻、消え際の音までしっかりと感じられるリアリティのある音を鳴らす。これだけ全体的な音が非常にハッキリとした煌びやかな音なので、ボーカル帯域がピーキーな音になりそうなものだが、音の癖は少なく、非常に音像のしっかりとした誇張感の無い音で鳴ってくれることが非常に好印象。(何種類ものドライバを使っているものはボーカル帯域が違和感のある音になりがちな印象があるので)
・低音域は少し軽めではあるものの、スピード感のある質の良い音を鳴らしてくれる。正直音のバランス的には少な目なので重低音をガツンと響かせたい音源では物足りなさがあるが、音の質じたいは良くしっかりと重低音の音域も再現してくれるているので音のバランスの割には聴いていて不満は少ない。非常にスピード感のある分離に優れた音となっており、テクニカルデスメタルのような音源でも問題なく分離してくれるのだが、これは低音域の量感が少ないことが有利になっているせいというのもあると思う。非常に輪郭がハッキリしつつ、それでいて強調感の無い、純粋に解像度の高い音を鳴らしてくれる。
・相性の良い音源はメロディックデスメタル、明るいアニソン、JPOP、ロック等。全体的に高音域にアクセントのある明るい音の音源と相性が良い印象
・相性の悪い音源はテクニカルデスメタル、ハードロック、EDM等。重低音の量感を求める音源はあまり合わないのと、テクニカルデスメタルではシンバル音の連打が明瞭に聞こえすぎてしまい流石に少し過剰に感じた。
NICEHCK F3

音のバランス
高音域□□□□■
中音域□□□■
低音域□□□

オススメ度 80点
・個人的に好きな傾向の音のイヤホンではあるが、相当好みが分かれる音であるのは間違いないことと、低音域の量感がもう少し欲しかったなという思いからこの点数。
・RHA CL1やTINHIFI T2PROの高音域が苦手だったなら間違いなくやめておいたほうが良い機種、逆に言えばこれらの高音域を「刺激的で楽しい音」と思った私のような人にはお勧めできる逸品。
・本音を言えば、試作機はこれよりかなり低音が出ていて、その代わりに全体的にモヤモヤとした音だったので、製品版の音が全く違う高域寄りの音で出てきたことには驚いた。正直ここまで高音に振らなくても良かったのにという思いはある。
・相当人を選ぶ機種ではあるが、個人的には結構好きな機種である。煌びやかな高音域が好きな人、明るく元気でスッキリとした音のイヤホンを探されている人におススメしたい一台

TRN V30のレビュー

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TRN V30という現在3,000円にて販売されている1DD+2BA構成のイヤホンのレビューです。Ali expressのほうだと20ドルを切るくらいの金額で購入出来ます。
販売サイトこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら 

特徴等
・1DD+2BA構成
・2pinでまリケーブル可能
・筐体は非常に安っぽい、KZのデザインを真似ているが随所にクオリティの差が見えてしまう安っぽさがある
・ノズルの先の耳垢混入防止のためのフィルタが非常にハズレやすい、イヤーピースを外したときに両方外れてしまい、あまりにアッサリと外れたので最初からフィルタ無しなのかと思ったほど(TLでも同様の症状を数件確認。
・装着感は悪くない、筐体がそこまで大きさは無いので長時間つけていても不快感を持つことはない。
・遮音性は一般的なカナルとして平均的で良くも悪くもなくといった印象

音質評価 58点 
・音質はこの価格で考えれば極端に悪いとまでは言わないが、同価格帯のイヤホンは最近出来の良いものが多いだけに「良いとは言い難い」というのが本音。
・音の大まかな印象は「全体的に曇り気味のもやっとしたドンシャリ音。ボーカルが遠めのドンシャリ音なのに、全帯域に少し靄がかかったような曇った音、籠った音が鳴り正直聴いていて楽しくない」
・音の傾向は少し低音寄り
・音場は広くも狭くもなくといった印象
・高音域は少し曇った音を鳴らす。出音自体は明瞭な綺麗な音を出しており随所に感じられる音の質自体は悪くないのだが、筐体での響かせ方が悪いのか、他音域が邪魔しているのか、どうもモヤっと曇りを感じる場面が多い。
・中音域は少し遠め。音量自体はしっかり出ているのだが、低音域の量感に押されて遠目の音を鳴らす。また、この帯域でも全体的な音の曇り感、スッキリしなさは同様であり、聴いていてどうもモヤモヤモとした気持ちになる。
・低音域は少し広がりのある音で全体的にモヤッとしている。個人的にこのイヤホンの音が苦手な一番の理由は低音域の質感である。全体的に広がりのある音ではあるのだが、その広がりが収束しない飽和気味の音になっており、とてもモヤっとした音となってしまっている。また、この帯域の音が多帯域も邪魔している印象が強く、音全体をスッキリとしない印象にしてしまう。
・相性の良い音源は、ロック、ポップスなどだろうか?
・相性の悪い音源は、曇りを感じたくない音源は基本的に全般
TRN V30
音のバランス
高音域□□□
中音域□□□□
低音域□□□□□

オススメ度30点
・かなり厳しめの評価をしたが、2~3年前までは低価格のイヤホンというとこういった音の製品が結構多くあった印象で、ここ数年で低価格帯イヤホンの全体的なレベルがかなり上がっている状況ではキビシイだろうという思いからの点数であり、そこまで極端に音の悪いイヤホンというわけではない。
・また、KZのデザインを真似しているにも関わらず、価格面、音質面、ビルドクオリティ面、全てにおいてKZに勝っているところが見当たらないというのも大きな減点ポイントである。ならKZ買えばいいじゃんっていうね(苦笑)
・あまりお勧めしないイヤホンの1つである。
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レビュー依頼等も受け付けておりますが、高評価を前提とするものは予めお断りします
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