HiFiHear HiF4827現在の5150円にて販売されているケーブルのレビューです。久しぶりのケーブルレビューですが、ケーブル自体はネタが色々あるのでちょくちょくあげていこうと思います(正直イヤホンレビューより手間かかるから少し避けてた)ちょくちょく出てて来る〇クラスというのはAクラスが最高、最低がEクラスくらいで考えています。
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特徴等
・16芯
・線材は銀メッキ+高純度銅線のハイブリッド
・柔らかさのグレードはAクラス。16芯ではあるがケーブル自体は非常に柔らかく取り回しが良い。
・タッチノイズの多さはBクラス。ケーブルが柔らかいのでタッチノイズは16芯の割にはかなり少ないほうだが、耳掛け以外で使うには多少気になるだろう。
・イヤーフックは無し、ケーブル自体が柔らかいので耳掛けの場合も全く問題なく快適に使える。
音質傾向
・音質傾向はかなり明瞭でハッキリとした筋肉質な音になる印象。
・音の傾向は曇り気味のイヤホンの音をハッキリと再生してくれる明るめの音の傾向で前回レビューをしたKinboofi KBF4746と音の傾向はかなり近い。違いとしてはHiF4827はより音の輪郭がハッキリと筋肉質な音になり少し派手な音で鳴るが、KBF4746はもう少し自然で派手さを抑えた聴きやすい音になっている。、ただ今回は4.4mmでR2R2000接続で聴いており、前回は2.5mmでQP2Rにて試聴していたため、それによる印象の違いが一番大きいようにも思える。(毎回同じ仕様のケーブルを買うわけではないのでここらへんの違い等は今後どうレビューで書いていくか考え中)
・音の傾向として一番変化が大きいのが高音域で、非常に明瞭なスッキリとした音になるがイヤホンによっては派手になりすぎて少し刺さり気味になる印象もある、全体的に中低域の厚みがあるイヤホン、高音域に物足りなさを感じるイヤホンと合わせてあげると相性は良いように思う。
・低音域の変化も顕著であり、特に七福神商事の丸七のようなハイブリッドの機種ではダイナミックドライバの本来の力感のある音を引き立ててくれる印象で、重低音の力強さがしっかりと演出されるように感じる。
相性の良さそうな傾向のイヤホン
・全体的に明瞭で派手めな音の傾向に持っていく印象があるので、高音域に少し物足りなさを感じるものや、全体的に少し音の分離に不満を持つイヤホンと組み合わせてあげると効果的に思える。ただ、高音域はかなり派手になる場合があるので、高音域の刺さりを気にする人には合わないかもしれない。
相性が良かったイヤホン
〇七福神商事 丸七・・・全体的にグッと締まった筋肉質な音になり、低音域の力感のある音が非常に引き立つ音になる。ただ高音域は派手になり少し刺さり気味
〇ZhiYin QT5・・・高音域の見通しが良くなり、全体的にスッキリとした明るい音に変化。ただノーマルの暗めの音の印象が薄れて全然違う音になってくるので好みは分かれそう
〇SEMKARCH SKC-CNT1・・・元々の力感のある低音域が締まった音になり非常に色々なジャンルに対応しやすい音になるが、高音域は派手な傾向で刺さりやすくなる印象。
相性が悪かったイヤホン
〇LZ-A6・・・音の分離は非常に良くなるのだが、本来のまとまりのある音が損なわれ、ドライバごとにバラバラに鳴っている帯域ごとの繋がりの悪い音になった。
〇UE900・・・音の分離は非常に良くなるのだが、本来のまとまりのある音が損なわれ、ドライバごとにバラバラに鳴っている帯域ごとの繋がりの悪い音になった。また、少し高音域の伸びの足りない音に