




RHA CL1 Ceramicという現在51,000円にて販売されているダイナミックドライバとセラミックプレートドライバのデュアルトランスデューサー構成イヤホンです(書いてる私もイマイチわかってないw)
販売サイトはこちら In-Canal Earbuds Rankingはこちら
特徴等
・ダイナミック+セラミックプレートのデュアルトランスデューサー構成
・ジルコニアセラミック筐体
・ケーブルは着脱可能だが、ロック式のsMMCX端子という特殊な物なため基本的にはメーカーの物を使うしかない。
・ケーブルは予めシルバーコアケーブル(4ピン ミニXLR)とOFC(3.5mm/6.25mm)ケーブルの2本が付属する
・装着感は悪く無い、ケーブルは少し太めだがしなやかで取り回しが良くタッチノイズも少ない
・装着感は悪く無い、ケーブルは少し太めだがしなやかで取り回しが良くタッチノイズも少ない
・音漏れ防止、遮音性は一般的なカナルと同程度で良くも悪くもない印象。
音質評価 □□□□□ 94点
・音質はかなり良いが相当好みの分かれる突き抜けた音のチューニングである。
・音の大まかな印象は「高音域寄りのチューニングでドラムのシンバル音等シャリシャリ音が目立つ非常にエッジの際立つ音。物凄く解像度が高く音の明瞭さは随一と言える、特に高音域のドラムのハイハット音等はこれ以上鮮やかに聴かせるイヤホンは無いだろうとすら思えるが非常に聞き疲れはする。」
・音の傾向は高音域寄り。このイヤホンはメーカーが専用アンプを作ってくるだけあって非常に鳴らしにくく、駆動力の低いDAP等で鳴らすと低音域が減り更に高音域がシャリシャリしてしまう。
・全体的に物凄い解像度の高い音で、よくある表現ではあるが今まで気が付かなかった音が聴こえてくる。ただしこの情報量も良し悪しであり、今まで気が付かなかった音源に残った雑音等をどんどんと気が付かせてしまうので、録音の悪い音源を聴くと粗ばかり目立ってしまうような神経質さがある。
・よく「音の粒立ちが」という表現を使う人が居るが、そういった感覚が理解できるような音。変な表現だが音の分離が良すぎて逆に違和感を覚えるほどの解像度の高さがある。
・音の大まかな印象は「高音域寄りのチューニングでドラムのシンバル音等シャリシャリ音が目立つ非常にエッジの際立つ音。物凄く解像度が高く音の明瞭さは随一と言える、特に高音域のドラムのハイハット音等はこれ以上鮮やかに聴かせるイヤホンは無いだろうとすら思えるが非常に聞き疲れはする。」
・音の傾向は高音域寄り。このイヤホンはメーカーが専用アンプを作ってくるだけあって非常に鳴らしにくく、駆動力の低いDAP等で鳴らすと低音域が減り更に高音域がシャリシャリしてしまう。
・全体的に物凄い解像度の高い音で、よくある表現ではあるが今まで気が付かなかった音が聴こえてくる。ただしこの情報量も良し悪しであり、今まで気が付かなかった音源に残った雑音等をどんどんと気が付かせてしまうので、録音の悪い音源を聴くと粗ばかり目立ってしまうような神経質さがある。
・よく「音の粒立ちが」という表現を使う人が居るが、そういった感覚が理解できるような音。変な表現だが音の分離が良すぎて逆に違和感を覚えるほどの解像度の高さがある。
・高音域は非常に明瞭でエッジの際立つ音が鳴る。一聴してドラムのシンバル音等耳に刺さりやすい音が「これでもかっ」と言うほど鋭利な音で刺激的な音が鳴るのがとても印象に残る。音の伸びはなかなか良いので音の鋭利さの割に嫌な音の刺さり方はしないのだが、それでもやはり高音域の刺激が強く聴き疲れのする音が苦手な人にはまずお勧めできない。
・中音域は特に凹むこと無く鳴る。ボーカル帯域は伸びやかで声の高い女性ボーカル等の音源を聴いても音のエッジは際立つものの刺さりを感じる事なく、綺麗でスッと伸びていくような自然な音を鳴らしてくれる。この帯域は少しエッジは際立つものの他の帯域よりも神経質さが少なく、少し広がりのあり自然で聴きごたえのある音を鳴らしてくれる。
・低音域は量感は少な目だが、やりすぎなくらい鋭利で分離の良い音を鳴らす。低音域はしっかりと重低音も再現してくれているため、量感は少な目でも音に軽さは感じない。低音域も本当にエッジの際立つ音でベースやドラムの1音1音が不思議なくらい分離して聴こえる。ここは本当に好みの分かれるところで、ここまで極端に音が分離してしまうとよくいう「分析的」に聴こえしまい違和感を感じる面もあるのだが、私のように音楽はなるべく分離させて聴きたい人には本当に楽しく聴ける。
・相性の良い音源はメロディックデスメタル、パワーメタル、プログレッシブメタル等。とにかく高音域のキラキラと主張する音が気持ち良いので、高音域にアクセントのある音源と相性がよく、特にメロディックデスメタルのようなキラキラとしたキーボードの入る音源とは非常に相性がいい。
・相性の悪い音源はクラシック、オーケストラ音源やしっとりしたバラード音源や低音の量感を必要とする音源等。オーケストラは聴けない事は無いのだが、あまりに分離し過ぎて1つ1つの楽器が別々に聴こえすぎてしまうので1つの演奏としては微妙に感じてしまう。指揮者の小澤征爾氏が[指揮者は音を融合しようとしているのに、オーディオマニアはその音を分離させたがる]みたいな事を言われていましたが、その体現となるような音を鳴らしてしまうように思う。(私はこういうのも好きだけどね)
音のバランス
高音域□□□□■
中音域□□□□
低音域□□□■
オススメ度□□□□ 92点
・ハッキリ言って音の癖は強く、人に勧め易い音ではないのだが間違いなく唯一無二な音を鳴らし、音の明瞭さという面では突出したものがある。私のように高音域のキラキラ、シャリシャリとした音が好きな人であれば本当に替えの効かない圧倒的な音を鳴らしてくれる。間違いなく好みの極端に分かれる音のためオススメ度はこの点数をつけたが、私の個人的な好みで言えば満点は付けられる。
・メーカーも駆動力のある機材で鳴らすことを前提としていると記載しているだけあり、非常に鳴らしにくいイヤホンである。駆動力の低い機材だと本当に低音域が出ず高音域のキンキンさばかり強調されてしまうため、試聴の際に違和感を持ったらポタアン等を接続して聴きなおしてみてほしい。
・本当に良くも悪くも「やりすぎ」なチューニングのイヤホンであり、相当好みの分かれるイヤホンであるが、個人的には現行のイヤホンの中でも最高峰の物であると思っている。