メタラーのヘッドホンブログ〈PR〉

うちも含めレビュアーなんてクソですよクソ。

2014年11月

Aune M1しばらく使ってみて

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しばらく使ってみた感想としては「操作性以外はかなり良い」という評価になってきました。
音は間違いなく良いですね、M1が来るまではQA360をメイン、サブにHM-601を使っていたのですが、HM-601も悪いDAPでは無いのですが流石にQA360と比べるとかなり劣る印象がありサブ以上になる事はまず無かったのですが、このAune M1は使い分けできるくらいの音質だと思います。
音の傾向はファーストインプレッションでは広がりのある音楽的な音と表現しましたが、もう少しダイナミックな音になってきました。音の広がりは最初の印象と同じで損なわれていませんが解像度が最初の頃より増し、高音域の抜けがとても良くなりましたね。この音で200ドルは素直に凄いと言って良いと思います。
あと最近気が付きましたが、このDAPはホワイトノイズがかなり少ないです。QA360ではPianoForteⅨのような能率のイヤホンですと起動時に「サー」っという音が少し聴こえるのですが、M1ではほぼ全くといってありません。
日本語さえ、日本語さえ対応すればなぁ、、、本当惜しい

秋のヘッドホン祭2014に行ってきました。

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秋のヘッドホン祭2014に行ってきました。
前回の春のヘッドホン祭では係員の不手際で会場内はガラガラなのに入場制限をかけて、 入場に1時間以上待たされたのに中はガラガラなんてアホなことをやっていたので心配していたのですが、今回はちゃんと対策されており入場もスムーズで大変良かったです。青山の時よりもイベント会場全体としては広くなったので人口密度も下がり快適でした。今後も中野開催がいいな!

さて、ここからはヘッドホン祭で試聴したものの感想をあげて行きます。
毎回のことですが、あくまで試聴、しかも短時間かつイベント会場の騒音化での試聴ということで、基本的にアテにならない物と思って見てください。
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ultrasoneの新作Performanceシリーズ
ゾネ(ウルトラゾーン)っぽい癖が少なく聴きやすい音でした。ただ昔のゾネの音が好きな人からすれば大分物足りなそうなイメージ「悪くはないんだけど、何か、何か期待してたのと違う。。。」とか思いながら聴いていましたwまたエージングが進んだら聴きなおしてみたいな。
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ultrasoneの新作edition5 unlimited
もう感想としては「最初からこれだせよ」 の一言w
音としては正直限定版editon5の音とどこが違うの?と言いたくなるような音で限定のedition5が発売してから1年も経たないでこういうモデルが出てきて「ファン待望の量産モデル」とか言われても、正直何言ってんだオメーくらいの気持ちがw
音としては普通に良かったですし、価格としても30万くらいの実売になるようなので、なら充分アリな機種かなと思いました。正直デザインも量産版のほうがずっと好きですね。
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 TEACのDAPのHA-P90SDです。
ここは今回のイベントでは結構注目度の高かったブースで、なかなか混雑していましたね。
手持ちのマイクロSDカードで聴かせてもらおうと思ったのですが、何故か認識してくれなかったためメーカーの音源で聴かせてもらいました(何やらまだ不安定で認識しない人が続出してたとか)
音としてはなかなか良かった気がしましたが(ただでさえ試聴レベルの感想なのに、知らない音源での試聴なのでサッパリアテになりませんが)ちょっと音以外に問題がありすぎましたね
まず動作が重いし、何より操作キーの場所が悪すぎる、メインの操作は前面のボタンではなく 横のジョグダイヤルで行うので、選曲時は全部ジョグダイヤル、これがまー使い難いwしかもこのジョグダイヤルを弄るように持つと本体の下のダンパー部分が手に刺さって痛いww
話を聞いたところ、操作性はこれからもっと直していくとの事でしたが、ジョグダイヤルの操作がメインになることは変わらなそうな喋り方をしていたので、本当にそうなら流石に厳しすぎるだろうと思いましたね。
12月に発売予定らしいけど、本当に発売するのかしらと正直思ってしまいました。
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RHAのT10iです。
このメーカーば前作のMA750がなかなか良い音でしたので期待して聴いたのですが、正直なところ標準フィルタの音は低音増し増し、いや増し増し増しくらいの低音量で正直苦手でしたね、メーカーの方にお願いして高音域重視のフィルタに交換してもらったところ、大分好みに近い音になりましたが、それでもやつぱり低音は多め。MA750の音のまま上位機種みたいなものを想像して聞いた人が多かったでしょうから、大分予想とは違う音でしたね。高音域寄りのフィルタを付けた時の音は、良くも悪くも元気な、少し荒っぽいドンシャリのイヤホンで、それぞれの音の質はなかなか良く嫌いでは無い音でした。
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参考出品という形で出ていたCayinのC5というポータブルアンプです。
個人的には今回のイベントで一番のダークホースでしたね。正直全く期待していなかったのですが、これがかなり良い音でした。少し膨らみのある優しい音で、真空管は使っていないアンプなんですが、真空管のポターブルアンプを聴いているような心地よい音。価格も200ドルを下回るようで、本当にそんな値段なのコレ?と言いたくなってしまいました。薄くて使いやすそうですし、これの音は本当に驚いきましたねぇ、、、
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こちらも参考出品でていたFORRESTのFLC8です。CayinのC5と同じブースですね。
この代理店のブースは「よくそんなもん入れたな!」みたいなマイナーな製品が沢山置いてあり、知り合いとやけに高いテンションで試聴してしまいました。ブースの人も感じの良い方で凄く楽しかったなぁ。。。
このFLC8も本当にマイナーなイヤホンでメーカーサイトも見つからないし、輸入するにも扱っているサイトが殆ど無いものです。まさか聴けるとは思っていなかったので見つけたときは本当に驚きました。
音としては予想以上に良く、楽しく聴けるドンシャリイヤホンでしたね。ただこのイヤホンの売りは交換パーツが大量にあって色々なチューニングを楽しめるのがウリなので、フラットな音になるチューニングとかもあるのかもしれません。値段としては400ドル近辺のイヤホンなので、その値段ならかなり面白い候補だなと思いました。
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Kuradaの響ですね。
前回の祭での展示の時よりは大分音良くなってるなという印象でしたが、それでも正直値段を聞いちゃうと大分厳しいんではないかなと思ってしまいました。ですが、ここはオーダーメイドで色々な仕様に変えられたりしますし、そういうのを込みで考えれば悪くないのかな、ちょっと私の好みとはハズレてましたね。
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Phononの新作ヘッドホンです。
今回はポータブル向けということで折り畳みも出来るコンパクトなもの。音としては正直今後の改良に期待かなという印象でしたね。私はこのメーカーのSMB-02の音はとても気に入っているので、この大きさで02に近い方向性の音が出るヘッドホンが出ればとは前々から思っていたので期待したいところ。
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Calyx Mです。
正直あまり期待はしていなかったのですが、これが中々良かったです。試聴の感想では値段を抜きにはAK240より好きな音かもしれないなと。とてもクッキリとした解像感のある音で高音域の見通しがとても良く本当に明瞭な音を聴かせてくれました。画面も正直DAPにそんなに良い画面使わなくて良いよと言いたくなるくらい綺麗な発色をしていましたし、予想以上に完成度は高そうでしたね。少なくとも最近の高級DAPのなかでは一番価格に納得出来そうな製品でした。
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ビクターのFXT200と100です。
FXT90より大分まとまりのある音になっていて良かったですね、個人的には200よりも100のほうが音にまとまりある感じで好きでした。
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aurisonics rocketsとASG-2.5です。
aurisonics rocketsはかなり耐久性に優れたイヤホンで思いっきりケーブルを引っ張っても断線しないのとこと。音も至って自然な音でなかなかでした。
ASG-2.5は値段は74,000円くらいとのことでしたが、個人的にはかなり好きな音でしたね、カスタムの延長線上にあるユニバーサルの機種としては一番好きかもしれないくらいの音。なかなかに解像度が高く、軽めのドンシャリで楽しく聴けるタイプのイヤホンでした。正直なことを言えばaurisonicsが日本に入ってきた第一弾のイヤホンは全部苦手な音だったので、あまり期待してなかったのですが、この2.5は欲しくなりましたね。
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IHIFI-960です。
いつもtwitter等でお世話になっている方に試聴させて貰いました。こういうブースに無いマイナーな製品を個人経由で聞かさせて貰えるのも、このヘッドホン祭の楽しみの一つですねw
音はなかなか良く、少し地味な音かなとは思いましたが全体的なポテンシャルは高そうな音でした。何よりIHIFI-812を持っていた身としては、造りとかファームが大分まともになっていてそそこに驚いてしまったw
400ドルを切るくらいの値段なので候補として悪く無さそうなDAPでしたね。

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オーディオテクニカのATH-ESW9LTDとATH-W1000Zです。
ESW9LTDは型番的にESW9とあんま変わらないのかなと思ったら全然違っていて、なかなか抜けが良い音でありながら音の響きを感じられる良い塩梅に仕上がっているなと思えるヘッドホンでした。 メーカーの方に聴いてみたところドライバも違う物を使っているとのことで、ならESW9LTDじゃなくてもっと違う型番を付ければ良いのにと(笑)
ATH-W1000Zのほうは、こちらも音は良いですね。ただ最近のウイングサポート機はどうも頭に合わず、こめかみの部分が浮きそうになってあまり落ち着いて聴けないw昔のウイングサポートの装着感は嫌いじゃなかったんですけどねぇ。

他にも色々試聴したのですが、とりあえずこんなところで一旦切ります。
気が向いたら追加でレポ書くかもしれません。

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また関係ありませんがヘッドホン祭会場周辺で食べた昼食を。
いつもお世話になっている方のお勧めでバーンヤティカーさんというお店に行ってきました。
普段タイ料理屋にはあまり行かないのですが、値段お味共に、なかなか満足度の高いお店でした。 
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あと、こっちは別のいつもお世話になっている方(ややこしいなw)に連れられて行ってもらったカフェ・ドゥ・スゥヴニールさん。
なかなかオシャレな雰囲気のあるお店で会場内の人ごみで疲れた後のんびりとしていました。コーヒーもチーズケーキも美味しく、ちょっと隠れ家的?な雰囲気で良いお店でしたね。

最近あんまネタもないし、こういうご飯ネタとかも挟んでいこうかななんて思っていたり、いなかったりw

Brainwavz S0のレビュー

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Brainwavz S0です。価格は現在mp4nationで49ドルで売られてまいます。S5、S1と続くSシリーズの3作品目で一番安い価格のモデルです。メーカーサイトはこちら
特徴等
・S5、S1はShureかけが前提の機種でしたが、今回はケーブルを下に垂らすオーソドックスなタイプな装着方法になっています。Shureかけではなくなったのでタッチノイズ対策でS5、S1には付属しなかった服に留めるクリップが付属してきます。
・付属品は豪華で5枚目の写真のように通常のゴムのイヤーピースとコンプライ、そしてケースが付属します。このケースがなかなか造りが良く大きさも使いやすくて良いです(よく49ドルのイヤホンにもつけたなと)
・装着感は特に問題無く付けていて疲れる事もありません。S1、S5よりもShureかけタイプで無い分とっつき易いかと思います。ただし平型ケーブルで通常の装着方法なためタッチノイズは大き目、気になる場合は付属のクリップで対処しましょう。
・遮音性、音漏れはそこそこ、カナル型イヤホンとしては平均程度だと思います、音漏れは相当大きな音を出さなければ気にすることは無いでしょう。

音質評価 □□□□
・音質は価格より良いと思います、49ドルのイヤホンでこれだけの音が出るのは素直に凄いかなと。
・音の傾向は少し高音域寄りで軽めのドンシャリか
・S5、S1よりもずっと癖は少なくモニターライクな音と言って良いと思います、聞き疲れもしにくい聞きやい音です。
・高音域は49ドルイヤホンとは思えないほどかなり綺麗に再生されます。音の曇り、篭り感は無くどんなジャンルでも特に不満無く聴ける高音域かなと思います。ただS5、S1のような刺激的な音では無くサラッとした音。
・中音域は軽めのドンシャリと書きましたが殆ど凹むことは無く再生されます。
・低音域は少し軽めです。ドラムの音等も凄くよく分離し、テクニカルデスメタル等の音源でも容易に音数に追いつくことが出来るのですが、あまり深みのある低音域やしっかりとした重低音が出るわけではなく、サラッと再生してしまうためクラブミュージック等では少し物足りなさを感じる場面もあるかなと思います。
・相性の良さそうなジャンルはポップスやロック、音数にも対応できるという麺でテクニカルデスメタル等、正直癖がかなり少ないイヤホンのため大体のジャンルは鳴らせると思います。ただし「このイヤホンならこのジャンルが最高だよね!」と言えるような物も特にありません、本当に良くも悪くも優等生なタイプですね。
・相性の悪そうなジャンルは低音域の軽さがからクラブ系ミュージックやラップ等でしょうか、聴けない事は無いですが面白みに欠けると思います。

高音域□□□□
中音域□□□■
低音域□□□■

オススメ度□□□□□
・49ドルのイヤホンとしてはかなり出来が良いイヤホンではないかと思います。この値段で大体どのジャンルでも不満無く聴けてしまうイヤホンは少ないかと思います。
・S5とS1は比較すると、S1はS5の下位互換のような音で「正直S5を持っていればS1を持っている意味はあまりない」と言えるものでしたが、このS0は全く別の方向でレベルの高いイヤホンですので充分使い分けが可能に思います。正直私はS1よりこのS0のほうが好きです。
・正直こういう特徴の少ない音のイヤホンはレビューを書くのが難しいんですよね、癖の少ないイヤホンの良さを伝えるには、私の文才が大分足りない、、、 このイヤホンの感想を一言でいうと「全てが普通だけど良い」という感じでしょうか。
・大体どんなジャンルの音源を鳴らしても、価格以上の音を鳴らしてくれる機種であり、誰が聴いてもそこまで不満の出ない、人にお勧めしやすい機種だと思います。これがヨドバシ等の量販店に売っていれば、イヤホンのお勧めを聞かれたときの返事が楽だろうなと思います。
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